ナルトの巻   作:村椿征

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どうも、カス(征)でございます。
さて、冒頭からこの様な汚い言葉でお目をお汚ししたことを、ここで謝罪させていただきます。
今、上記された言葉に二重尊敬が混じっているという指摘が飛んできそうではございますが、構わず進めて(すいません、嘘です)いきたいと思います。

さて、言い訳としましては、まさかの大学生活に困窮を呈したと言いますか、なんと言いますか…………。どう考えてもいいわけです本当にありがとうございました。

まぁ、こんな調子ではございますが、頑張っていきたいと思う所存です。
前書きからお時間を取らせてしまいました。
これより本編へ、レッツらゴーでございます!


鬼の巻

口上を言い放ち、カカシ先生は優位に立ってみせた。

俺的にはもう少しスムーズに戦って欲しかったわけだが、人に自分の思ったことをやれと言った方が無理である。

カカシ先生の写輪眼の影響で、大きく戦況が変化する。やはり、写輪眼が血継限界の中で最強なのではないだろうか、とも思うが白眼も最強の一つだと考えている。

そうこう考えている内に、霧が晴れの最初の口撃が繰り広げられる。

 

「ちっ!その厄介な写輪眼さえなければてめぇみてぇな三下なんて、簡単に消し飛ばせんのによぉ!」

 

「写輪眼さえなければ……?じゃあ、写輪眼を解除してやろう」

 

そう言うと、カカシ先生は写輪眼を解除し猛犬の方に向く。

相当腹に据えかねたようで、今にも猛犬は襲ってきそうだ。

カカシ先生は尚、あの猛犬のことを嘲る表情で見つめている。

まさに一触即発、いつ戦いが起きてもおかしくはない。

 

「…………ッ!!!こっちからいくぞぉ!!「水遁・水流弾の術!!」」

 

なんと、カカシ先生は写輪眼抜きで相手の術をコピーしてしまった。

流石の猛犬もこれには驚いたようで、顔は驚愕の色に染まっている。

どう言うことだ。カカシ先生は写輪眼を使って術をコピーしているんじゃないのか。

そんな疑問は尽きないがしかし、今はどうでもいい。ただただ強いの一言に尽きる。

 

「何故写輪眼を使っていないお前が俺の術をコピーできるんだ……!?クソッ!テメェはこの術で「地獄に送ってやる」…………!?」

 

最後の台詞、被った?

嗚呼、成る程。そう言うことだったか。

既にここにいる者に幻術がかかっている。桃地再不斬含めた俺ら全員だ。

サクラちゃん、うちはくんも同様に気づいたらしい。

中々の着眼だ。俺ほどではないにしろ、二人とも流石にキレがいい。

原理はこうだ。カカシ先生は写輪眼を解いてなどいない。写輪眼を解いたことこそが幻術の手の中に入り込む瞬間になっていたのだ。

流石に俺でなければ見落としていたと言っても過言ではないほどの巧妙な手口。鮮やかと言っても差し支えのない頭脳。流石は年少時期に上忍になっただけはある。

 

「水遁・水神龍の術」

 

カカシ先生はただ一言その術を用いて、猛獣を水へ沈めた。

彼は内心こう思っているだろう。何故、発動する前に俺の術が使われる?と。理由は簡単だ。もう既に幻術にはまっているからだ。

最初から最後までカカシ先生は写輪眼を解いていない、という話を前提に進めていく。

やはり、稀代の天才カカシは格が違うということであろう。

あの猛犬と言わざるを得ない桃地再不斬の目を欺くなど、並みの忍では到底できない。

寧ろ、幻術のほとんどは無駄になるというのだ。

 

「いやぁ再不斬くん、君は喧嘩を売る相手を間違えた様だネ。まぁ、間違えてなかったとしても、割とこんな状態にしてたとは思うが、それでもやりすぎって言うわけでもないしね。……さて、そこにいる仮面の女の子に、こいつの死体を持って行って貰おうカナ……?」

 

そこの物陰に隠れていた女(もしくは男)が身じろぎ、つまりは動揺して出てくる。

動揺したと言うことは、何か事情でもあるというのだろう。

まぁ、俺には関係のないことだが、全て完璧にしたいと言うのは、まぎれもない俺自身の忍道ではある。

だが、これから何かがあると思うと、その先にある何かを知りたくなるのもまた事実。のであれば、その忍道と事実入り混じる感情の中に彷徨うのもまた一興ではないだろうか?これが自身の怠惰だとしても、傲慢だとしても、これを俺から抜いてしまえばただの喋る木偶の坊に成り果てる。

それを回避するためには、やはり自分自身に褒美をくれてやるというのは常識ではないだろうか。

全て、俺の持論ではあるが、当てはまるものも少なからずいるのではないだろうか?

 

「…………えぇ。そうさせていただくわ。どうも、ご協力感謝いたします」

 

こう短く切り出して、再不斬の死体と思しきものを回収し、霧の中に消えていく。

彼女(もしくは彼)がしていた仮面には確りと霧隠れの里の模様が刻まれていた。

こうして、"一回目"の襲撃が終わったわけであるが、今の俺たちは二回目があるということを知らないでいる。しかし、俺はこの戦いが終わった瞬間にまだあるなと、直感が働いたのである。

そうであれば、より完璧により正確に、自身の力をつけるために、修行といこうじゃないか。

カカシ先生は多分6日〜8日ぐらい動けないだろう。それぐらい力が戻っていなかったということだ。

しかし、これで自覚するだろう。まだまだ自身には溢れんばかりの力があるということを。

 

 

 

 

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