ワンパンマンにトラウマ格ゲーボスの力はどこまで通用するのだろうか? 作:三角定規の角
さて、怪人も倒して商品券も貰いましたし今日は何か美味しいものでも食べましょう!
普段は余り良い物は食べられませんからね、今日ぐらいは良いでしょう。
うーん、ラーメンでも食べましょうか…ちょっと高いパックのヤツ。
アレは、確かかなり美味しかったと前世では記憶しています。
「〜♪〜♫♪〜♬」
「ちょっとそこのアナタ、こっち向きなさい!」
いきなり声をかけられた私が振り返ると…そこには、小柄な女の子が立っていました。
髪色は緑色で天然パーマがかかっています。
はて、私の知り合い…では無いですね。
誰かと間違えた?いや、その確率は低いでしょう。間違いなら私が振り向いた瞬間に何か反応があるはず。
ならば何故?
「あの、私に何か御用ですか?」
取り敢えず、私は失礼の無いようにそう言っておきました。
すると彼女は得意そうな顔をしてこう言ったのです。
「さっきの戦い、見てたわよ。さっきのあの風…超能力?」
コレが噂に語られる二人のヒーローの初めての出会いである。
後の【吹き荒ぶ風】と【戦慄】の二人のS級ヒーローが初めて言葉を交わしたのはこの時である。
最も、この時は超能力の使えるそこそこの小娘とその日の生活にも困る貧乏転生者という身分であったが。
「ええ、まあ…超能力の様なものですね。ところで、何故風を見ただけで超能力だと思ったのですか?」
「それは…その…何でも良いでしょ!それよりも、アナタ名前は?」
「その怒りは理不尽です…それから私の名前は、、ゲーニッツ。アルバート·ゲーニッツです。貴女のお名前は?」
「…タツマキよ、で。その…ほら、アナタ友達は?」
友達…とは、共に遊んだり、時には喧嘩したりするアレでしょうか?
流石に精神年齢的にも、今の生活的にも友達は居ませんね。
ですが[友達なんて居ません]と言うのは少し恥ずかしいような気もしますが。
…仕方ありません、正直にいいましょう。
「いえ、正直友人作りは苦手な上に現在生活が苦しいもので…」
「…な、ならさ。私と…と、、とと、友達にっい、ならない?」
うわぁ、顔が真っ赤ですね…恥ずかしかったんですねきっと。
ここまで女の子に言わせてしまったら断れないでしょう。
顔も目をギュッと瞑ったままですし、余程緊張したんでしょうか?
「…私で良ければ、よろしくお願いします」
返答した瞬間、顔がパァァって効果音がつきそうな程明るくなった。
何ですかこの可愛い生き物。
「…アナタ携帯は?」
携帯…自作の違法スレスレの携帯はありますけど、正規のヤツとメールや電話できるんでしょうか?
そこが問題ですね、まぁ…大丈夫だとは思いますが。
「…これです」
「ありがと……ピッ……はい返す」
アレが世にゆう赤外線通信!!
科学の力って素晴らしいですな。
「…また今度連絡するわ」
そう言い残して彼女は消えてしまいました、やはり彼女…超能力持ちなんですね。
私の力を超能力だと言い始めた時点で…何となくわかりましたけど。
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