俺は小説の中で生きていたことを知ってしまった。 作:眠たい狐
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「俺は『東京エリアの救世主』だぞ。信用出来ないのか?」
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「ありがとう連太郎。私の孤独を埋めてくれて。私に生きる意味を教えてくれて」
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「ありがとう火垂。俺を信じてくれて。俺と一緒にたたかってくれて」
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「さあ、今度は決着をつけるぞ。巳継悠河」
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『君の眼にはリミッター回路が搭載されていて、ある一定の回転数まで行かないようになっている』
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「馬鹿な......」
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「こんな流れで出会っていなければ、友達になれたかもしれねぇな」
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「これは戦争、です......よ。僕たちと、君たちの。ガストレア戦争は、ま、まだ......終わってなど......」
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「延珠!ティナ!」
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「お馬鹿」
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「もう、全部終わったのか?」
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「みんな道を空けろ。東京エリアの救世主が通られるぞ」
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「...面白い展開だな...」
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2018年???...
「んあ...」
連太郎はよく寝たのか目が覚め、寝惚けながら延珠の方を向く。
「...延珠は?」
延珠がいた場所が布団ごとなくなっていた...
「延珠?おい、延珠いるか?」
大声で呼んでも家に響くだけで返事は返ってこない。
*
それから部屋の中にいるかもしれないと、探したがいない。
「どうなってるんだ!クソっ!」
突然居なくなった延珠を探すため外に飛び出したが...
「ど、何処だよここ!?」
全然知らない場所だった...
色んな場所にビルが並び、人も多く賑わってる。
そしてモノリスらしき壁も見えない。この賑わい、発展している状況でとてもガストレアに支配されていた場所と思えない。
「どうなってるんだよ!?」
里見 連太郎は叫び、走りながら、ここが東京エリアなのかをパニックになりながら証拠になるもの探ってたが、全然見つからない。
「そ、そうだ人に聞けばいいのか‼︎」
連太郎はそう考え、すぐに近くの男性に聞いた。
「あの、すみません、聞きたいことがあるんですが...」
「え?はい、なんでしょうか...」
「ここは東京エリアなんでしょうか?モノリスも見つからなくて...」
「え?東京エリア?モノリス?あー、小説の話だな!なんでそんなこと聞いているのかが分からないが俺がオタクで良かったな!」
「え?小説?」
そして、連太郎は小説の中で生きていたことを知ってしまった。
書きかた下手ですいません。
初めて書くのって難しいですね。