Fate/apocrypha La Divina Commedia 作:K-15
銃をホルスターに戻すダンテ。今までの霧で包まれた空間が嘘みたいに空からは太陽が燦々と降り注ぐ。けれども微かに聞こえるのは女のすすり泣く声。それを合図にしたのか、太陽は雲に隠れてしまった。
「死なずに済んだ……殺さずとも良かった……汝、ダンテと言ったな! どうして撃った!」
「またその話か? 死んだ人間の事をいつまで思っていても何にもならない。蘇る訳でもない」
「聖杯が……聖杯さえあれば救えるのだ! あの子ども達を、この世界を変える事ができる!」
「英霊様って言うのは物事を考えるスケールがデカイな。世界を変えると来たか」
ヘラヘラした態度を崩さないダンテにアーチャーは青筋を立て矢尻を突き付ける。小さな口から出るのは張り裂けんばかりの怒号。
「何がおかしい……何がおかしいッ! 子どもの事を願って何が悪い! 私は父と母の愛に恵まれなかった。同じように辛い思いをする子どもは世界中に居る。その全てを救うのは魔法でも使わねば……奇跡を起こさねば無理だ。だから私は聖杯を手にする為にこの聖杯戦争で戦う! 汝にこの思いを否定される謂われなどない!」
「誰に頼まれたでもないのに大層な願いを思うもんだ。蘇ってまで願う思いがそれか」
「黙れェェェッ!」
限界まで引かれた弦が指から離れ二本の黄金の矢が放たれる。再びホルスターに手を伸ばすダンテだが、間に入る騎士が大剣で弾き飛ばす。
その光景にアーチャーは涙に濡れる目を見開き、彼女に対しても殺意を向ける。
「セイバー!? 汝も私の邪魔をするのか? この男は殺さなくてはならん! このような大人が居るせいで不幸な子どもが生まれる! 因果は断たなくてはならない!」
「別に止めはしねぇ。俺だってコイツには借りがあるからな。ぶち殺してやりたいさ。でも今じゃねぇ。人払いの結界の効果が失くなりかけてる。これを仕掛けたのはお前のマスターなんじゃないか?」
「くっ!?」
「ここでおっ始めたら確実に人目に付く。それはお前のマスターにとっても厄介だと思うけどな。ここは一度引いとけ」
歯が砕けんばかりに食い縛るアーチャーはセイバーの忠告を受け入れてか弓を引いた。しかし溢れ出る憎悪と憎しみが止まる事はない。殺意を込めた視線でダンテを睨み付ける。
「ダンテ! 貴様の事は決して忘れん! 貴様など人間の皮を被った悪魔だ! 次に出会えば確実に殺す!」
最後の言葉を残しアーチャーは地面を蹴ると人間離れした跳躍で屋根の上を飛んで行く。飛び跳ねながら次第に遠ざかる背中、完全に警戒心を解いたセイバーは鎧を外し元の赤いレザージャケット姿へと戻る。
「やれやれ……随分と嫌われちまったな」
「相変わらず緊張感のない野郎だ。アーチャーに限らず、相手を挑発するような事は止めろ。本当に殺されるぞ」
「ほぅ、やっぱり心配してくれんじゃねぇか。お優しい事で」
「だ、誰がテメェの心配なんかするか!」
「それにしても人間の皮を被った悪魔か……」
「あの精神攻撃は黒のアサシンの宝具だ。放っておけばこちらが殺られていた。アーチャーの願いを成就させる為にも、あそこは殺すしかなかったんだ。今は頭に血が登ってその矛盾に気が付いてないけどな」
そう語るセイバーの瞳もどこか寂しそうに見える。
人払いの結界の効果が失われた事で街に人々の姿が戻って来た。その中には安全の為に逃したセイバーのマスタである獅子劫界離と、放ったらかしにしていたレティシアの姿もある。
「セイバー、終わったのか?」
「ダンテさん! どこに行ってたのですか?」
「言ったろ、ちょっとした用事だよ。そうだ、デンジャラスガール。別れる前に一つ聞きたい事を忘れてた」
女扱いされる事に怒りを覚えるセイバーだが、この場で大剣を引き抜いたりはしなかった。それでも鋭い視線で睨み付けるくらいはするが。
「何だよ?」
「あの猫耳娘、赤のアーチャーとか言ってたよな? って事は……」
「俺は赤のセイバーだ。それがどうした?」
「赤の陣営は味方なんだろ? 少し前、赤のランサーって野郎にお嬢ちゃんが狙われた。何か知ってるか?」
獅子劫に視線を向けるセイバー。しかし彼もこの事に関しては何も関知しておらず静かに首を横に振る。
「そうか、ならしょうがないか」
「お前と共闘するのも今回限りだ。精々アーチャーに殺されないように隠れてろ。行こうぜ、マスター」
サーヴァントも居なくなりこの場を後にしようとするセイバーと獅子劫界離。ダンテとレティシアに背を向けて歩きだすが、魔力の気配を探知すると歩を止め振り返った。それはダンテとレティシアも同じで、四人が見つめる先は空だ。
「何だ、アレは?」
「マスター、どう思う?」
「間違いなく宝具だろ。最低限の認識阻害と魔力遮断はしてるが……ったく、神秘の隠匿もなにもあったもんじゃない」
「大きい……速度は遅いですが、この方角の先は黒の陣営……ユグドミレニア城があります」
見上げる先にあるのは空に浮かぶ巨大な要塞。いや、要塞と呼ぶにしてもデザインが整い過ぎている。
要塞にも関わらず緑豊かな木々が立ち並び、床や壁、柱は大理石で作られ、要塞全体にあらゆる種の植物が絡んでおり、更に要塞の周囲を囲むように二十メートルを超える漆黒のプレートが設置されていた。
空中要塞、空中庭園とも呼べる巨大は建造物は今、上空七五〇〇メートルをゆっくりと飛んでいる。
「で、どうする? お嬢ちゃんは監視が目的なんだろ?」
「そうではありますが……」
「まぁ、思った以上に動きは鈍いし、空爆でもしてこないなら気にしなくても良いだろ。行き先もわかってるしな」
「ですね。では私達はあの要塞の後に続いて動くと言う事で。ルーラーの召喚の儀式にもまだ時間が必要なので、以前のように襲われでもしない限りは戦わず、離れた所で監視しましょう」
「そう言う事だ、デンジャラスガール。お前らは戦いに行くんだろ?」
「だからその呼び方を止めろって言ってんだろ! そうだな……あんなのが来たんじゃ黒の陣営だって黙ってねぇ。サーヴァント同士の正面からのぶつかり合いになる。戦場に遅参なんて騎士として恥ずべき行為だ。急ぐぞマスター!」
やる気を出すセイバーはこの場から走り出す中で獅子劫界離はダンテの元に歩み寄る。サングラスに隠された表情は読み取れないが、その言葉には悲壮が漂う。
「ダンテ、お前が何者なのかはもう聞かない。だが一つだけ頼みがある。アンタの腕を見込んでだ」
「内容によるな。それと依頼料は高いぜ」
「都合の良い話と感じるだろうが、もしもできるなら俺の体に取り付いた悪魔の呪いを払って欲しい」
「ほぅ……それは良いが、呪いを掛けた悪魔を見付けない事にはな。それに数も多い。親切に見つかりに来てくれる程間抜けなら簡単だがな」
「そうか……無理にとは言わない」
「マスター、何やってるんだよ!」
「わかってる、じゃあなダンテ。アンタなら大丈夫だとは思うが死ぬなよ」
獅子劫界離とセイバーは次の戦場に向かうべくこの街を離れて行く。しかし、あくまでもレティシアのボディーガードとして動いているダンテは事の成り行きを見守るだけ。
そんな彼の存在を遠くから眺めるサーヴァントの存在が一人。
空中庭園の中央に備えられた玉座へ背を預けるのは黒髪の女帝、赤のアサシン。漆黒のドレス、横長に伸びた耳、彼女の瞳から漂う高飛車な雰囲気。
「黒のアサシンを倒したか。しかし何者なのだ、あの男は? ダンテと言っていたな。マスターはどう思う?」
アサシンの呼び掛けに振り返るのは黒い修道服に身を包む若き神父。名をシロウ・コトミネ。
聖堂教会から派遣された身であり、この聖杯対戦の監督役であると共にアサシンのマスターでもある。
褐色の肌に白く染まった髪の毛。物腰柔らかな素振りでアサシンの問い掛けに答えた。
「今はまだ我々の脅威となる相手ではないでしょう。ですが私の願いを成就させるにはルーラーの存在は邪魔になります」
「ならばどうする? もう一度ランサーでも送り付けるか?」
「いいえ、様子を見る限り彼女はまだ召喚に成功していない。私の計画の支障にならないのであれば問題ありません。これから大聖杯を奪いに行くのです。余計な事はしない方が得策でしょう」
「そうか……お前がそう言うのなら手は出さん。だが我の庭園に土足で踏み込む不届き者は始末せねばならぬなぁ」
アサシンはおもむろに人差し指を突き出すと指先に魔力が集中し、赤いレーザーのように強力な魔力が発射された。空気を焼き尽くし目標を仕留めんと突き進む赤い魔力。しかし相手はするりと攻撃を避けると石で作られた壁が破壊される。
「気配は掴んだ。諦めて我の前に現れよ。さすれば一撃で息の根を止めてやるぞ?」
「うきゃきゃきゃキャキャキャァッ! その願いを叶えてやる」
聞こえるのは地の底から響き渡る暗く冷たい声。耳にしただけで心臓を鷲掴みにされるような、おぞましく恐怖を抱く存在。
何もない空間から現れる漆黒の両腕。その爪先は獣の鉤爪と変わらない。黒いローブを身に纏い、隙間から覗かせる顔は山羊の頭蓋骨の形をしている。音もなく現れる悪魔はアサシンではなくマスターのシロウの元へと這い寄った。
「お前の願いを叶えてやるぞ。一人の人間が抱えるにはあまりにも大きく、そして純粋で眩しい願い……」
「アナタは……悪魔ですね?」
「その願い……俺が叶えてやる。悪魔は代償を必要とする代わりにどんな願いでも叶える。貴様の願いも俺の――」
剣の切っ先がギラリと光る。レイピア状の剣が三本投げられるとドス黒い血が吹き出し悪魔の悲鳴が響き渡った。
「グギャあ゛ァァァァツ!?」
「生憎と異端者の言葉を聞く耳は持ちませんね。それに悪魔になど頼まなくても私の願いは聖杯で叶えてみせる」
「うキャキャキャキャキャ! お前の願いは俺が叶えてやる。そしてその時こそ我ら一族の悲願が達成される! あひゃひゃひゃヒャヒャヒャぁぁぁ!」
突き刺された剣が音を立てて地面に落ちる。シロウの前に現れた悪魔は再び影へと消えて行った。何事もなかったかのように平然と剣を拾うシロウの表情には微かな笑みが浮かんでいる。
「大聖杯を手にする時は近い。悪魔などに手出しはさせません。それよりも彼……ダンテと言いましたね?」
「それがどうした? 他人に興味を持ったか?」
「いいえ、違いますよ。ですが彼、まだまだ災難が続きそうですね」
「災難? フフッ、そうだな」
二人は感じ取っていた。黒の陣営のサーヴァントが一人、この地へ向かっている事に。
第五話 シャルルマーニュのパラディン
獅子劫界離らと別れたダンテとレティシア、そしてアサシンのマスターであった六導玲霞はトゥリファスから離れたのビジネスホテルの一室に滞在していた。
日も沈み、三人は夕食を食べ終えると束の間の休息で体を休めている。
シャワーを浴びたダンテは上半身裸のままタオルで髪の毛を吹きながら我が物顔で室内をうろついているが、頬を赤らめるレティシアは気が気でない。
「ダンテさん! 早く服を着て下さい!」
「そんなに怒る事ないだろ? つい店に居る時の癖が出ちまった」
「アナタを信用してボディーガードの依頼をしましたが、女性が二人も居るのですからわきまえて下さい!」
「わかったって言ったろ? それより本なんて広げて何してるんだ?」
レティシアに睨みを利かされながら袖を通すダンテ。露出した肌が黒皮の服に隠される。
「数学の勉強です。聖杯大戦の最中とは言え時間があるのならやらないと」
「俺に緊張感がないとか言ってなかったか? こんな時にお勉強か」
「数学……苦手なんです。それに本来なら私の体はジャンヌ・ダルクに授ける筈でした。そうでない期間が増えると途端に不安になって……」
「バッグの中にわざわざ入れて来たってか? マジメなんだか融通がきかないんだかわかんねぇな」
椅子に腰を下ろすダンテは備え付けのテーブルに高々と上げた足を降ろす。が、レティシアからの鋭い視線を感じるとゆっくり床へ戻した。
「で、アンタはこれからどうするんだ?」
「私は……」
か細い声で答えるのはうつむき加減にベッドに腰掛ける六導玲霞。アサシンとの戦闘が終わってからと言うものの、食事も取っていなければ水一滴さえも口にしていない。部屋に入ってからもまともに言葉さえ発さず、只々落ち込んでいた。
「サーヴァントが居なくなったらこの戦いに参加する必要もなくなったんだろ? どこかは知らねぇがお家に帰んな」
「帰るような場所なんて……ないわ……」
「どう言う意味だ?」
「私は元々生贄だった、サーヴァントを喚び出す為の。死ぬ筈だった……でもあの娘は、ジャックは私を助けてくれた。死ぬ筈だった私を……アイツから助けてくれた」
「アイツ? 生贄になる予定だったって事はアサシンの本来のマスターか?」
コクリと頷く玲霞。感情が希薄な彼女に対してもダンテはいつものようにポジティブに接する。
「アンタが昔何があったかなんて詳しく聞くつもりはない。でも今はもう自由だ。人生は楽しく生きなきゃ損だぜ」
「じんせい? 何をどう楽しめば良いの? 自分の子ども同然に過ごして来た……短い時間だけど幸せをくれたあの娘はもう居ないの。それなのに……」
「あぁ~、人生相談なんて柄じゃねぇ。お嬢ちゃん、変わってくれ」
教科書とにらめっこをしているレティシアは突然の事に握っていたシャープペンシルを落としてしまう程に動揺した。
「わ、私ですか!? それは……えぇっと……そうだ! ジャンヌ・ダルクにお伺いを立たましょう! 彼女の言葉ならきっとアナタを導いてくれます!」
「悪いが長ったらしい説教は隣で聞くのも御免だ」
「ダンテさんが言い出したんじゃないですか! それにそれくらい我慢して下さい!」
「やれやれ、取り敢えず俺みたいにイケてる男でも捕まえるんだな。アンタは良い女だ、すぐに見つかるさ。子どもならソイツと作れ」
「子ども……」
「その第一歩として辛気臭い顔は止めろ。甘い物でも食えば気分も晴れるさ。もうそろそろルームサービスが届く筈だ」
言った傍から入り口の扉がノックされる。聞こえて来るのは少女のように可憐な声。
「ルームサービスをお持ちしましたぁ!」
「来たか。風呂上がりにストロベリーサンデーを頼んどいた。美味いぞ」
立ち上がるダンテは軽快に歩を進めると入り口の扉を開けた。しかし目の前に居るのはホテルのボーイではない。ぱっちりとした瞳、ローズピンクの髪の毛は三つ編みにされて腰まで伸びている。黒い防具に白いマント。
目の前の人物は女のようにも見える。
更に用意されたカートに置かれているのは空になった三つの器。内側にはクリームとイチゴジャムの痕が残っている。
「オイオイ、食ったのか?」
「うん! 見てたらお腹すいちゃって。えへへ~」
「良いね、ストロベリーサンデーは確かに美味いもんな」
「美味しくて全部食べちゃった!」
「折角だ、チップも払ってやるよ。受け取りな!」
銃声が響いた。ホルスターから引き抜いたエボニーから発射される一発の弾丸。
一メートルと離れていない至近距離からの発泡、普通なら額を撃ち抜かれて死ぬ。が、俊敏に反応すると向かって来る弾丸をつまみ着弾を防いだ。
「ふぅ、危ない危ない。酷いな、いきなり攻撃するなんて」
「知らないか? 食い物の恨みは恐ろしいんだ」
「何度かやった事があるから良く知ってるよ。君がダンテだね? そっちが黒のアサシンの元マスターの六導玲霞。そしてルーラーの依り代であるレティシア」
「お前、サーヴァントだな。直接乗り込んで来るなんて中々根性あるじゃねぇか」
「違う違う、ただバカなだけだよ。コソコソ隠れたりするの面倒だし。それよりも相談なんだけど、彼女……レティシアをこっちに譲ってくれないかな? 大丈夫、痛い事は絶対にしないよ!」
銃をホルスターに戻すダンテだが、向ける視線はまだ警戒心を解いていない。
「はいわかりましたってなると本気で思ってるのか? 悪いがお嬢ちゃんは依頼人でね。途中でほっぽり出したら店の看板にも傷が付く」
「そこをなんとか! ね、ね、ねぇ!」
「ダメだね。それにストロベリーサンデーを食われた恨みもある」
「あッ!? じゃあもう三つ……いや六つ持って来るから! それなら良いよね?」
「ダメだ、俺は風呂上がりに食いたかったんだよ。待ってたら体が冷えちまう」
「そっか、ダメかぁ~。できれば話し合いで解決したかったんだけどね」
「だったらどうする? やるか?」
ダンテの問い掛けに目の前の人物も視線を鋭くして答える。互いに覚悟を決めた。戦いの火蓋が切られようとしている。
「ボクの名前はアストルフォ。シャルルマーニュ十二勇姿が一人」
「へぇ、英雄様は自分の名前も言わないくらい秘密主義かと思ってたがお前は違うみたいだな。俺の名前はダンテだ」
「ダンテ……良い名前だね」
名乗り合う両者、さっきまでの会話はどこに行ったのかピリピリとした緊張感が漂う。部屋の中から様子を伺っていたレティシアは素早くダンテの背中に回ると、アストルフォに悟られまいとしながら囁く。
「ダンテさん、アストルフォが真名だとすれば相手は魔法の槍を持っている筈です。触れた相手を必ず落馬させる槍、あらゆる魔法を打ち消す本、吹くだけで相手を打ち倒す角笛」
「なるほど、良く知ってるなお嬢ちゃん。数学は苦手でも世界史は得意なのか?」
「ま、まぁそんな所です」
さっとレティシアは淡く光る端末をポケットの中に隠す。
真名を知られると言う事は自らの歴史を知られると言う事。それは得意とする武術や戦術、弱点さえも知られてしまう。故に聖杯戦争に参加するマスター、そしてサーヴァント自らも敵に真名を明かす事はない。
けれども目の前の人物はそれをあっさりと明かした。しかしそれが本当かどうかと言う保証はまだ持てない。
「お嬢ちゃんはアイツと一緒に部屋に隠れてな。コイツの相手は俺がする。なぁ、アストルフォ?」
「そうだね。行くよ、ダンテ!」
遂に! ようやく! ボクの真名が開放されました!
はい、拍手! パチパチパチィ! アストルフォ、アストルフォを今後ともご贔屓にお願いしまぁ~す!
そんなこんなで次回、食べると集中力の上がる食べ物ってなぁ~んだ?
答えはぁぁぁ……か~に~!