さらっと新キャラが初っ端でます。
どうぞ。
Prologue 宇田川公大
「お兄ちゃんおはよう。」
「おはよう、あこ。朝ご飯できてるぞ。」
「いつもありがとうね、お兄ちゃん。」
「兄ちゃんはあこのためなら何でもやるぞ?」
「お兄ちゃん大好き。」
「妹最高かよ!」
「朝から妹とイチャイチャする兄貴とかどうなんだ?」
「おう、巴おはよう。」
「おはよう兄貴。」
俺の名前は宇田川公大(うたがわこうだい)。
高校3年生、宇田川家の長男だ。
妹達を紹介しよう。
赤髪でストレートがクールで可愛い俺の妹、宇田川巴。
高校1年生だ。
紫髪でツインテールがキュートで可愛い俺の妹、宇田川あこ。
おっと可愛いからって妹達は渡さんぞ?
両親は基本的に仕事で家にいない。
宇田川家の家事をこなすのは基本的に俺だ。
可愛い妹達のためならこのくらい喜んでやるけどな。
「お兄ちゃん、そろそろ学校行こうよ。」
「そろそろ行くか。巴も準備いいか?」
「ああ、大丈夫だ。」
俺達は学校が違うが毎日途中までは一緒に登校している。
これが俺、宇田川公大の日常だ。
学校は終わり部活に入っていない俺はすぐに学校を出る。
向かう先はいつも練習しているスタジオだ。
俺はドラムをやっている。
ちなみに妹2人もドラマーだ。
ドラムを始めたきっかけは巴だ。
3年前、巴が幼馴染とバンドを組んだ。
その時に巴にドラムを教えてくれと頼まれたのだ。
もちろんドラムを叩けるはずもなかった俺だが
可愛い妹の頼みだ、断らないはずなかろう。
妹に教えるためにもうそれはそれは練習した。
ただ想定外だったのはドラムがとてもおもしろかったということだ。
すっかり今となってはドラムに夢中だ。
だからこうして学校終わり毎日1時間練習している。
ただバンドは組んでいない。
バンドを組むと家事をする時間がなくなるからだ。
俺の大好きな曲…Lamplightの曲を叩く。
本当はバンドがやりたい。
そんな思いを隠しながら俺はドラムを叩く。
「ただいまー!」
「お帰り。飯できてるぞ。」
「わーい!!」
「ただいま。」
「巴もお帰り。さっさと2人とも手洗いうがいしてこい。」
3人は食卓を囲んで食事を始める。
「やっぱり兄貴の作る飯は美味しいな!」
「だろ?それは隠し味にお前らにたっぷりの愛情が入ってるからだ!」
「それはキモいからやめてくれ…」
「キモいは酷くないか…お兄ちゃん泣いちゃう…」
「おいおい本当に泣きそうになってるのやめろよな」
「そういえばお兄ちゃん最近こういう噂があるんだけど…」
「どういう話だ?」
「スタジオで練習してるとお人形さんみたいな女の子が“勝負しろや”って乗り込んでくるらしいの。」
「なんだよその話…」
「その話モカからあたしも聞いた。」
「なんだ?その話はマジなのか?」
「お前らスタジオ入るときは気をつけろよ?
そういうやつは何するか分からないからな。
それより乗り込んできてどうなるんだ?」
「さあ?あこもその先は分からない。」
「どんな噂だよ…オチのない噂か?」
「モカもその先は知らないって言ってたな。」
俺はこの出会いが奇跡につながるなんて思ってなかったんだ。
どうだったでしょうか?
曲作り忙しくてなかなかこっちに手をつけられなくて申し訳ないですが今後もよろしくお願いします。