天才の憂鬱   作:なつ(*>△<)

9 / 12
バンドリ5thライブ当選しました。

両日参加確定です。

落選した人がほとんどいなかったみたいな噂もちらほらありますがね…

今日のコールド◯インの武道館行きたかったな〜って思いながら書きました。(特に関係はない)

それではどうぞ。


Track 8 練習

1週間後のスタジオ、パスパレのメンバー5人は練習していた。

 

5人は話し合いの末、練習して1ヶ月後のライブに生演奏で出ることを選んだ。

 

「はい。今日のレッスンはここまでお疲れ様。また、明日。」

 

レッスンの指導が終わりトレーナーはスタジオから出ていく。

 

「提案なんだけど次のライブは絶対に失敗できないし自主練していかないかな?」

 

彩が提案する。

 

「自分もそう思ってました!パスパレのドラマとして支えると決めたので。」

 

「いいね〜。るんってきたよ!」

 

「練習こそ武士道の歩む道です!!」

 

しかし千聖は

 

「ごめんなさい。私は個人の仕事が残ってるの。その分全体練習はしっかり参加するし、時間が合えば参加させてもらうわ。」

 

「それはしょうがないですね。千聖さんもお仕事頑張ってください。」

 

「ありがとう麻弥ちゃん。それではお先に失礼するわね。」

 

そう言って千聖は去っていった。

 

「じゃあ4人で練習しようか。」

 

4人は練習を始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくした後練習スタジオに来訪者が訪れる。

 

「お疲れ様。」

 

「十花くん!どうしてここに?」

 

「自分が師匠を呼んでいたんです。」

 

「麻弥ちゃんが?」

 

「ああ、次のライブは絶対に失敗できないからってそこのバカ弟子から頼まれてな。」

 

「といいつつあっさり承諾してくれたじゃないですか〜。」

 

「うるさい、黙ってろ。」

 

「そんな酷いっすよ、師匠〜。」

 

「ぶ、ぶしどー。」

 

「すごい、一式十花が目の前に…私初めて見たよ。」

 

「ん?初めまして、一式十花っていいます。これからよろしくね。」

 

イヴと日菜と会うのは初めてなので十花があいさつする。

 

「なにそれ、私と初めて会った時と全然対応違うじゃん…」

 

むぅと膨れて彩は十花に言う。

 

「いやいや、そんなことはないだろ?いつだってこんな感じだよ。」

 

「私は鮮明に覚えてるもん!」

 

ジト目で十花を見ながら彩は言う。

 

そんな感じでしばらく談笑した後本題に入る。

 

「じゃあ早速やってみて。ベースは同期で。」

 

「了解であります。」

 

4人の演奏を聞き終えた十花。

 

どうしたものかと考えこむ。

 

「師匠どうです?」

 

「ん〜。ええとな。」

 

「はっきり言ってよ十花くん。それじゃあ分かんないよ。」

 

「まあ、思ってたよりは良かった。」

 

「思ってたよりですか、形になってきてはいますよね?」

 

「まあ、そうだな。イヴ、お前はキーボード初心者か?」

 

「はい、そうです。」

 

「まあそんなもんか。そのままとにかく練習しろ。とにかくだ。経験が物を言うからな楽器は。」

 

「了解しました。」

 

「麻弥はしっかりリズムキープ出来てたな。」

 

「へへ、そうでしたか。師匠に言ってもらえると嬉しいです。」

 

「彩は安定感がないな。もっと練習して曲を体に焼き付けろ。」

 

「うん、分かった。」

 

「日菜はギター経験者か?リズムキープはバッチリだったぞ。」

 

「ギターは初めて2ヶ月ぐらいかなー。ギターって凄い簡単じゃない?おねーちゃんが必死に練習してる意味がわからないもん。」

 

それにはさすがの十花も驚く。

 

「日菜、このフレーズ弾けるか?」

 

十花がギターを弾いてみる。

 

「こう?こんなの簡単じゃん♪ちょっとやればなんでもできるよ私は。」

 

十花は確信する。

 

日菜はこっち側であると。

 

「弟子に頼まれて見に来たつもりが凄いものを見つけたな。」

 

その言葉に4人はクエスチョンマークを浮かべる。

 

「日菜、お前俺のサポートに入れ。」

 

「「「「え?」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、彩と麻弥、イヴの3人は十花のライブを見に来ていた。

 

十花が見に来いと関係者席を用意したのだ。

 

「はぁ〜私はしっかりこの公演のチケット取ってたのにな〜。」

 

「彩さんマジですか?彩さんがアイドル以外の音楽を聞くとは思ってなかったです。」

 

「たしかに普段こういう音楽は聞かないけど…十花くんは別だよ?」

 

麻弥は思った。

 

彩は彼氏の趣味にすぐ影響されるタイプだと。

 

「むぅ…麻弥ちゃんも今失礼なこと考えたー!十花くんは実質アイドルみたいなものだから!!」

 

「分かりましたよ…それよりこのステージに日菜さんが出るんですよね。」

 

「そうだね。日菜ちゃんは凄いよ。十花くんに認められるなんて。」

 

麻弥は内心悔しくて仕方がない。

 

自分ですら師匠である十花のライブではサポートで叩いたことはない。

 

レコーディングでは何回か参加したことはあるが、レコーディングのため一緒に演奏したことはない。もちろんライブに参加したことはない。

 

それをギターを初めて2ヶ月の日菜に抜かされたのだ。

 

嫉妬してないと言えば嘘になる。

 

「あ、始まるみたいですよ。」

 

イヴの言葉と同時にライブが始まる。

 

『お前ら準備は出来てるか!!』

 

その瞬間会場の熱が一気に上がる。

 

会場から悲鳴にも似た歓声とともに曲が始まる。

 

「きゃあああああ十花くーーん!!」

 

そして麻弥の隣にも絶叫しているものが1人。

 

「彩さん、関係者席で盛り上がりすぎですよ。まずいですって。」

 

「麻弥ちゃん。ここは戦場なんだよ。関係者席とか関係ないよ!!」

 

こいつはダメだと麻弥は思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブも終盤に差し掛かった。

 

『みんなはさ知ってる?この前ウチの事務所の後輩バンドがライブでやらかした話。』

 

「知ってるよー!」

 

「Pastel*Palettesでしょー?」

 

「あの子達結局演奏できないんでしょ?」

 

『おうおう、酷い言われようだな。ウチの後輩そんなにいじめないでくれよ。』

 

会場から笑いが起こる。

 

『実はね、あれは本当にトラブルで本当は演奏できるんだよあいつら。』

 

『だから今日は一曲そのPastel*Palettesからギターで参加!氷川日菜だ!!』

 

『お前ら準備はいいかぁ!日菜のギターに酔いしれろ!』

 

十花の呼びかけと同時に日菜が登場し曲が始まる。

 

 

 

 

 

 

「日菜ちゃん凄い…。」

 

彩は素直にそう思った。

 

十花と一緒にステージに立ってるのにその存在は霞むことなくギターが響き渡る。

 

それは麻弥も感じた。

 

麻弥は拳を握りしめる。

 

自分もあのステージで師匠である十花と一緒に演奏する決意を込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んん〜ちーちゃんから呼び出しなんて珍しいね〜どうしたの〜?」

 

「あなたにお願いがあるの。」

 

 

 

 

 

 

「私にベースを教えて欲しいの。」

 

 

 

 

 

 

パスパレ再お披露目ライブまであと2週間。

 




どうだったでしょうか?

バンドリキャラで蘭が1番好きなんです。(唐突)

理由は大好きな4人バンドのとある曲をカバーしたのがきっかけなんですよねー。

十花の音楽性とルックス、カリスマ性イメージはそのバンドのボーカルから来てます。

まあ誰でも知ってるあの方です。笑

次回もよろしくお願いします。
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