IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。   作:アラセイトウ

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この話は時間/忘れてはいけないを合わせた話になっています。
とりあえず、毎日更新はこれで終わりです。
これからは不定期更新になります。


時間/忘れてはいけない

 

 

 

……………月日は巡り、新たに元師府では、オーベルシュタイン、ルッツ、ワーレンを迎えた。

 

はあ、胃が痛い。

ジークの奴、オーベルシュタイン(あいつ)が嫌いだからと言って全てこっちに投げやがって………。

おかげで三徹してしまった。

それにどうやら同盟の叛徒達が攻めてくるらしい。

種まいてからの時間が少なすぎる………。

きちんと成功すれば良いが………。

不安だな。

一応、将校に仕込んでは置いたが。

 

まあ、それは置いといて同盟の叛徒達が引っかかってくれると1番良いのだが。

特にヤン・ウェンリーには。

まあ、無理だろうけど。

ラインハルトやクラウディアのような奴(主人公)みたいな奴は殺しても死ななそうだしな。

それにしても………クラウディアの残した資料と同盟の資料はどこか似ているな。

面白いことに。

民主主義とやらは。

 

俺的には、こっちをずっと調べていたい。

将官達の相手は本当に疲れる。

特にオーベルシュタイン対ロイエンタール(オスカー殿)の争いというか諍いは。

嗚呼、めんどくさい。

 

ジーク、本当に少しで良いから手伝ってくれ。

ラインハルトに頼むと余計ややこしくなるからラインハルトは最終手段なんだよな。

でも、ジークは被占領地の民衆を餓えさしたことに怒っているだろうし、でも、これが1番犠牲が少ないんだよな。

さて、いろいろとまた、仕込むか。

時間が無いが。

貴族達が煩くなってきたしな。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

光が、………。

暖かい。ふわふわする。

誰かの声が聞こえる。

誰の声?

わからない。

やらなければいけない事があったはずなのに思い出せない。

やらなければいけない事とは何だろう?

わからない。頭が痛い。

でも、これだけは決して忘れてはいけない思い出さなければいけない人達の事。

好きな人の事。18になったら告白しようと思った。

いつも、ニヒルに笑っているけど、本当は優しい人の事。

心友の事。

優雅で綺麗な誇り高くてだけど、ちょっぴりさみしやがりな彼女の事。

双子の兄の事。

喧嘩ばかりだけど、ここぞという時にはとてもかっこいい兄の事。

大切な友人三人の事。

挑戦的に笑って勝負を仕掛けてくる癖に優しいあの子の事。

腹黒に見せかけてとても面倒見の良いあいつの事。

良い人過ぎて時々心配になる彼の事。

姉の事。

優しくて美人でいつも、私たちの事を優先してしまう姉の事。

父の事。

お酒に溺れてしまっていたけど、もうすっかり更生して、かっこいい父の事。

あれ、また、だ。

意識が………。

一体、何の事?

思い出せない。

ああ、また、だ。

引き込まれる。

深く暗き深淵に。

嫌なのに。

………私は一体………誰なの?……

 

誰か、助けて。お願い。

 

 

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