IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。   作:アラセイトウ

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お久しぶりです!
今回はクラウディアsideとなっています。


ダレカ

………本当に此処どこなんだろう?

 

目覚めてからはなんというか、真綿に包まれる生活?という感じでものすご〜く、暇!

いくら一年くらい寝ていたからと言ってそんなに大事にする事ないのに。

知りたいのに何も知れない。

お世話してくれる人達は全く喋らないし、身なりも良い。

何処かの貴族の屋敷かな?

この部屋広さだけで地球で言うと縦横二十五メートルぐらい寝室だけで。

綺麗なお庭も見えるし、うん。

これは完全に貴族の屋敷ですよね!

庭眺めるくらいしかやる事が無い!

でも、唯一分かったのは憶測かもしれない多分、フェザーンが手を引いていると言う事。

本当になんとなくだけど。

でも、それだと前提が間違ってしまう。

私が寝ていたのは1年どころではなくおそらく10年単位。

ラインハルト兄上が皇帝とか、上の地位に上り詰めている事。

そうでなければ、私に価値は無い。

私に(クラウディア)にあったのは寵妃の妹と言う立場。

公爵令嬢(ティアナ)の親友であった事。

オスカー殿(ロイエンタール)の婚約者であった事。

それぐらいしか価値は無い。

そこから導き出せるのは、3人にとって価値があるから敵対者に監禁されているという事。

私の(クラウディア)の味方の誰かに保護されているという事。

私が知ってはいけないという情報を知っていたから監禁したという事。

上から確信が持てる理由。

でも、わからない。

ちなみになぜフェザーンが関わっているか分かったのは貴族の屋敷にしては妙にフェザーン製の物とか同盟製の物とかが多かったから。

確か、父上が貿易していて品物を何回か見せてもらったから良く覚えている。

最悪な予想が頭をよぎる。

だから、

………………会いたいなぁー。

わがままかもしれない。

でも、ね、

私の体感時間では、もう一ヶ月近く経っているし、誰とも話せない。

一応、お礼とか言っているけれど全く反応が返って来ないまるで機械を相手にしているように。

だから、あの日から会う回数は減ったけどやっぱり会いたい。

ラインハルト兄上に会いたい。

アンネローゼ姉上に会いたい。

ティアナに会いたい。

父上に会いたい。

ヒルダに会いたい。

オスカー殿に逢いたい。

ジークに会いたい。

レオンに会いたい。

役所のみんな会いたい。

やっぱり、1人は嫌だよ。

寂しいよ。

私は、夢を叶えたいのに。

こんなところにいる場合じゃあないのに。

此処から逃げ出さなきゃ、情報を集めなきゃと思うのに脚が震えて動かない。

ただ涙だけが溢れてくる。

誰か、だれか、ダレカ、助けて。

1人は嫌だよぅ。

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