主のogiharaです。
また新たな小説を作ってしまいました。
毎度の事の転移やら謎設定ですがよろしくお願いします。
それでは本編、どぞっ!
第壱話 転移、またもや
ヴィル「………。何だここ?」
今回の主人公ヴィル。また転移してきた。
今度はどの世界であろうか。
(恐らく船の上。艦種は判らないけど…。)
と、先代
。
ヴィル「まさかまた転移、って事は……ない……よな?」
(あるかもね。取り敢えず歩きましょう。さぁさぁ。)
ヴィル「……と言うか横にある戦車は?」
(んー……知らないけど。)
ヴィル「動きそうか?」
(動きそうだわ。歩くよりは楽ですから乗りましょ。)
横にあった戦車はイギリス陸軍巡航戦車「cromwell」。
本編の拘束制御術式とは無関係なのでご注意。
カタカタカタ………。
ヴィル「そもそも何で身近に戦車があるんだ?」
(そうね……。明らかに前の世界とは違う……?)
ヴィル「また転移か……。何度転移させたら気が済むんだ……。」
(……?ちょっと待って。何かあそこに高い建造物があるけど。行ってみる?)
ヴィル「そうだな。行ってみるか!」
そんなこんなで謎に戦車道に飲み込まれていくヴィルと先代であったが今は知る余地もない……。そして、謎の艦娘消失事件と関係があることも。
~謎の建造物前~
ヴィル「来たけど……。何だこれ。まるで赤城さんの艦
橋じゃないか……。」
(じゃあこの船は空母?)
ヴィル「そういう訳じゃ無さそうだな。明らかに発艦するスペースが無い。」
(んじゃ、中で探索するわよ。)
ヴィル「お前探索出来ないじゃん。」
(…なっ。出来るわよ!独立できる!)
ヴィル「じゃあよろしく。」
ヴィル「ここは……展望台か……。中々いい眺めじゃないか。」
ヴィル「(人がいる……。何か情報ありそうだから話かけてみるか。)」
ヴィル「すみませーん。」
みほ「何…ですか?」
ヴィル「ここ……どこでしょうか?」
みほ「……?学園艦ですけど…。」
そしてそこに先代さんが走ってくる。
先代さん「おーい!ヴィル!情報見つけたわよ!」
ヴィル「そうか。……それでは。そう言えば名前を聞いていませんでしたね。私はヴィルベルヴィント。ヴィルでよろしいですぞ。」
みほ「私は……みほです。」
ヴィル「そうか。グッバイ、みほさん。」
みほ「……そっちは危ないですよ!」
ヴィル「行けるか?先代さん。」
先代「何とか。取り敢えず拘束制御術式6号だけ解放して。それなら行けるわ。」
みほ「!?……行っちゃった……。」
ヴィル「ふぅ……。なんやかんやで無事に降りれたな。」
ダイナミックドロンしたヴィル。
さすが艦娘である。かけ離れた肉体能力である。
先代さん「何とか……ね。早く拘束制御術式閉まって……。怪しまれたくないからね。それと私の収納、よろしくね。」
ヴィル「全部分かっておる。んじゃ早くこの腕の上に……。」
そういうと先代は光と共にヴィル収容されていった。
オーバーテクノロジーにも程があるぞ。
これからどうなるのか!?
みほとの関係はどうなっていくのか!?
お楽しみに。
ヴィル「どうする?夜……。」
(車中泊でいいんじゃないの?私は何でもいいけど……。)
ヴィル「あんたは私の中だからそうだけど……。寒いぞ?」
(そこは艦娘の力で……ね?)
ヴィル「アッ…ハイ。」
※11月20日、前書き及び後書き追加
同日、ちょっと内容を追加
はい。
いつもの感じの第一話ですね。
恐らくしばらくこちらがメインになる可能性があります。
本編の方も気長にお待ちいただけると有りがたいです。