そんなこんなで亥の戦士も来てしまった。
が、ここから先一体どうしてしまおうか。ここから先の問題を並べると。
まず憂城。いろんな理由があるが、此奴はどうしても殺さなきゃならない。
二つ目に失井。ただ単純に強すぎる。
三つ目は妬良。失井となんかあったはずなので、こいつは失井に当てたい。
四つ目に砂粒。最悪こいつが優勝すれば生き返ることもあるかもしれない。
五つ目は寝住。正直チート過ぎるので最後まで後回しにしたい。
そして最後は...弟だ。正直いつ裏切るのか分からないので不安でしかない。こうゆうのは言いたくもやりたくも無いんだが、適度に使って適度に捨てるか。悪いな、元々の兄ならともかく俺はお前の兄じゃないからな。だから遠慮なく俺が生き残る為に死んでくれ。俺が助かるのであればなるべく殺さないようにするがな。
そしてドゥデキャプルが現れ話し始める。正直言ってコイツは何かヤバイ気がする。この身体に憑依して実際に体感する。そもそも漫画では宝石を腹から掻っ捌いても生きてるようなやつだ。仮にいくら処置したところでかなりきついはずなのにすぐに元気になるなど頭がおかしいレベルだ。.....もしかしてこいつ、十二大戦で優勝した経験があるとか?
.......流石に考え過ぎか。そもそも闘わない奴を気にしてどうする。
そんな事を延々と考えていると話が終わり、毒の宝石を食べなきゃいけないらしい。誤魔化そうとも思ったが....流石に無理みたいだ。この数の戦士を欺くことなんて出来ないみたいだ。なので正直に飲み込む。
飲み込んだ後に砂粒が和平提案する。でもやはり憂城が挙げるとみんなさげるな。当たり前か。なに考えているのか分からないやつとは組めないからな。なんて考えた瞬間、床が崩れる。 砂粒の仕業だ!なんて思うけど、やってくれなきゃ必爺の爆弾でやられてたけどな。
「おい!さっさと逃げるぞ!」
と言い、弟を引っ張りながら自分の能力で空を飛ぶ。初めて使ったけど上手く使えたようだ。精神や魂が俺だから使えないとかなくてよかった。なら、能力は身体に宿るのだろうか?そもそもこの能力を技能だとかで片付けて良いのだろうか?明らかに人間業じゃ無いのに。
.......これ、もしかしてめだかボックスと同じ世界観なのかなぁ?技能はスキルで良いのかな?分からん。
と思っていると、そろそろ会場から離れたの建物の上に降りる。
「なぁ、兄貴。あのイカれた憂城から殺してやろうぜ?」
「まぁ、まて。あの爆発では誰も死なないだろうが、その後で殺し合いが起きたかもしれねぇだろ?もし、兎の戦士が誰かを殺したら数の利を活かせなくなるだろうが。それに誰かが殺してるかもしれねぇ」
原作では既に仲間が居たから亥の戦士に勝てただろうが、一人じゃ無理だろ。
「それもそうか、牛の奴も知ってる事だし率先して殺してそうだな?」
「いや、どうだろうな?案外放置じゃねぇのか?どーせ、『何人でも構わないのだがね』なんて思ってるんだろうぜ?そこで足元救われてぶっ殺されるとおもしれぇンだがな。そうもいかねぇのが牛の旦那だろ?」
「そりゃそうだ」
「最初は肩慣らしで、犬、鶏ぐらいから狙って行くか」
「おいおい、兄貴にしちゃあ、随分と弱気だな?」
「うっせ、弱い奴がいたところで、強い奴らと同士討ちしてくれるわけじゃないんだ。雑魚はさっさと死んだ方がいいだろ?それに毒の時間ことも考えねぇとな?」
「 そうだな。十二時間以内にしっかり殺さないとなぁ?」
なんか、俺の方見て言うと超怖いわ‼︎ヒヤヒヤするから止めろや!なんて心の声も虚しく更にギラつく。
「なんてな、今はやらねぇからな。兄貴」
そう言って後ろを見張る弟。はぁ、と内心ため息をつきながら警戒する俺だった。