ハイスクールD×D−正義の味方−   作:蒼月無銘

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どうも蒼月無銘です。
プロローグを読んでいただいた皆様ありがとうございます。

文才が無いですが今後も頑張ってアップしていきますのでよろしくお願いします。


【第0章】錬鉄ノ兵士
第1話 駒王学園入学


リアスとの出会いから数ヶ月後。

季節は春

 

新入生が入る季節にこの時期に異例の編入生が一人。

衛宮士郎である。

職員室に行きこれから一年お世話になる担任教師に挨拶をし、士郎は担任の挨拶が終わったタイミングで転入の挨拶をする段取りを話される。

時間になり担任教師の案内で自分のクラスの前に待機する。

 

担任教師が先に入り丁度朝礼のチャイムがなる。

 

「おはよう。私がこれから一年間君たちの担任を務める。三年生は受験だったりで大変だけど高校生活最後の一年を楽しく過ごして欲しい。」

 

扉越しに担任教師の挨拶が終わり士郎は教室に入る心構えをするが、担任教師はそのまま出欠を取り始めてしまう。

 

「あっ…今日からこのクラスに編入してきた生徒がいる。衛宮くん入ってきて。」

 

出欠を取り終えたタイミングで気づいたのかちょっと焦り気味に士郎を呼ぶ。呼ばれたタイミングで教室内は少し騒めき始める。

士郎は呼ばれないのではと思っていた為、内心ホッと一息を着くと教室に入り教壇にいる担任教師の横に立ち綺麗な字で黒板にフルネームを書き、他の生徒達の方を向く。

 

「俺は衛宮士郎です。最近こちらに引っ越してきたばかりで右往左往してるんで色々迷惑かけると思うけど、これから一年間よろしく。」

 

「それじゃあ衛宮の席はあそこ、紅髪の子の隣ね。リアスさん面倒見てあげてね。」

 

士郎は礼儀正しくお辞儀をして挨拶を終え担任教師の指したリアスの隣の席に座わる。

 

「シロウよろしくね。これから楽しそうになるわ。」

 

「ほどほどに頼むよ。リアスさん。」

 

リアスが笑みを向け士郎に話しかけると、士郎はこれから大変なことが起こりそうだと心の中で思い、これに苦笑いで答える。

 

 

それから数時間後の昼休み

 

 

衛宮士郎は自分の席から立てないでいた。

昼休みになると同時にクラスの女子に囲まれてしまっていたからである。

原因はいくつか存在し、一つは三年という時期に転入してきた事。二つ目は、明らかにリアスと親しげにしていたのをクラス全員が見ていた事(この内の会話の一つにオカ研に誘われた事も含まれる)。三つ目は、昼休みになって広げた弁当の存在である。

以上の三つから囲まれているのであるが、士郎には一つ目の理由しか心当たりがあらず少し戸惑った状態に陥っている。

 

また、学園内では二大お姉様と親しくしている謎の転入生徒言われ始めるのだが、それはまた別の話。

 

話に戻ろう。

 

この状況を作った原因の一人であるリアスは面白そうに微笑んでおり、士郎に救いの手を差し伸べる気はまだないらしい。

 

「衛宮くんなんでこんな時期に転入したの?」

「リアスさんとはどんな関係?」

「そのお弁当、美味しそうだね。自分で作ったの?」

 

など様々な質問責めにあっている始末。

 

「転入に関しては家の都合かな。家事は割と得意だからこれも自分で作ったんだ。リアスさんとの関係はなんて答えたらいいだろう?前に少し付き合いがあって話しやすいから友人かな。」

 

士郎もお人好しの為、聞かれた質問を一から十まで全て答えており、士郎を囲む女子達が少なくなるどころか増えていく一方であった。

 

「部活とかはやってたの?」

 

「部活か…二年の途中まで弓道をやってたかな。あと剣道も少しならかじってたよ。」

 

色々な質問に受け答えしている内に昼休みの終了の鐘がなってしまう。受け答えに集中していた為弁当箱の中身は殆ど残ったままであった。

 

 

 

時間が過ぎ放課後

 

現在、士郎は昼休みと違った注目の中にいる。なぜなら駒王学園の二大お姉様2人と校内を歩いているからだ。

一人は同じクラスで士郎の主人であるリアス・グレモリー。もう一人はクラスは違うが同じ三年の姫島朱乃。実は士郎と同じリアスの眷属である。

こんな有名人二人と歩いていては注目を浴びるのは至極当然のことだ。

 

なお士郎はリアスの眷属達とは既に顔合わせを済ませており多少ならず信頼関係を構築出来ている。

 

「士郎さん学園初日はどうでしたか?」

 

「大変だったよ。昼休みなんかは女子に囲まれて弁当食べれなかったから。」

 

「昼はモテモテだったわね。見てて面白かったわ。」

 

楽しく和気あいあいと話しながら廊下を歩いていると、士郎に嫉妬の眼差しを向ける生徒が多くいた為、内心ため息を吐いてしまうのであった。

 

何だかんだ会話をしていると目的のオカ研の部室のある旧校舎に到着した。

中には既に二年の木場祐斗と一年の塔城子猫が待っていた。士郎は二人に近づき

 

「よう。一週間ぶり…元気にしてたか祐斗、塔城?」

 

「元気にしてましたよ士郎さん。」

 

「先輩お久しぶりです。あの…何で何時も会うと頭撫でるんです?」

 

士郎は祐斗と子猫に挨拶をしながら、自然な流れで塔城のあたまをなでる。それを祐斗、朱乃、リアスは微笑ましく見ており、撫でられている子猫は俯き少し嬉しいのを我慢しながら淡々と話している。

 

「すまない。いつもの癖で…嫌だったか?嫌なら気をつけるが。」

 

「別に構わないです。…先輩だったら」

 

「あらあら…春休みの三週間のうちに、そこまで仲良くなるなんて士郎君もやりますわね。」

 

なぜこのように他の眷属達と仲が良いかというと、

グレモリーの眷属になったあの晩から三日間で親戚友人との別れを済ませたあと、士郎は魔界のグレモリー邸に世話になっていた。その間グレモリー家の使用人として、一家族として編入までの期間を過ごした。基本的には勉強と仕事、そして修行だった。

3月の間、春休みとのことでリアスと眷属達が三週間グレモリー邸に滞在していたのだ。その間は基本的にコミュニケーションの場としてリアスが用意したもので、一人の眷属を除く全員とある程度の関係になっていた。

 

話は戻り数時間後

 

部室内に居る士郎以外のメンバーは皆ソファや椅子にすわっていた。士郎が皆へ紅茶を淹れ終えると、自身も空いている席に座る。

 

「そろそろいい時間だし今日の本題を片付けましょうか。」

 

リアスが和気あいあいとした表情から真剣な瞳をして話し始める。それと同時に全員の表情が変わる。

 

「今日はぐれ悪魔の討伐を指示されたわ。これ以上、野放しにしていたらこの町に悪影響が出るわ。早速討伐に向かう。今回はシロウの実力を見る場でもあるから皆んなはシロウが危なくなるまで手を出さない事。シロウは構わないわね。」

 

「構わないが生かすのか?それとも…」

 

「生かす必要は無いわ。存分に行いなさい。」

 

士郎が悪魔になって初の実戦が今始まる…

正義の味方を目指す彼の踏み出す一歩はいったい何処へ向かうのか…

 

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