ほのぼの八色   作:ポテカルゴ

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Part2☆

 

 

「せんぱい...朝ですよ...」

 

「起きてくださいよ。せんぱい。」

 

「いつまで寝てるんですか?」

 

「この...起きろー!」

 

布団を思いっきり捲られ朝の寒さから目が覚めた。日中はあったかくなってるけどまだ寒い。

 

「寒い...もう少し寝かせてくれ...」

 

そういって俺は布団を頭まで被った。

 

「この...ダメ人間め...」

 

「そうですか、分かりました。なら、小町ちゃんにはせんぱいに泣かされたとメールしときます。」

 

「いや、待て。はやまるな。それだけはやめろ!」

 

「せんぱいが起きないのが悪いんです!」

 

「この小悪魔め。」

 

「はるさん先輩よりマシでしょ。ほら、朝ごはん出来てますよ。食べましょ?」

重たい体をあげ、ベットから降り、寝室からリビングに出ると食欲をそそられる匂いがしていた。

 

「「いただきます。」」

 

まず、卵焼きを食べる。美味い。個人的には朝ごはんの卵焼きは甘くない方がいい。醤油かケチャップで食べたい。

 

次に豆腐と油揚げが入った味噌汁を啜る。美味い。

 

こいつの食事に完全に胃袋を掴まれている。

 

すると納豆混ぜてた一色が話しかけてきた。

 

「せんぱいってほんと、朝弱いですよね。」

 

「昨日は材木座のせいで小説を添削してやってたんだ。寝たのが3時でな...ふぁ〜、眠い。」

 

「いやいや、今、何時と思ってるんですか?9時ですよ?ちゃんと6時間は寝てるからいいじゃないですか。」

 

「俺は休日、10時間寝ないと活動できないの。そりゃ...今日が休日だから...朝方に寝ることもあるけど...」

 

「朝に寝るとか不健康すぎます。やっぱり一緒に住んでせんぱいの世話をしてあげないとです。」

 

「一緒に住むってか、お前家、となりだろ?やっぱり自分の部屋があった方がいいと思うのだが。」

 

「自分の部屋も必要ですけど...やっぱりせんぱいと四六時中一緒にいたいです。最近、ヤってないですし...」

 

「こらこら、年頃の娘が朝からそんなこと言わないの。」

 

「でも、せんぱい、やめてって言ってもやめてくれないじゃないですか!」

 

「それは一色よ反応が可愛いから...って朝にする話じゃありません!いいから、飯、食べようぜ。」

 

「誰のせいですか...」

 

いや、君から始めたんだよ?分かってる?一色さん。

 

 

「「ごちそうさまでした。」」

 

「今日も美味しかったわ。」

 

「それはよかったです。」

 

2人で食器を台所に持っていき2人で食器を洗う。

って言っても一色が洗ったのを俺がふきんで拭き取るだけなのだが...

 

「今日はお掃除しますので手伝ってくださいね。」

 

「いや、お前の部屋はいいのかよ。」

 

「こっちに荷物を置いちゃおうかなと。」

 

「狭くなるわ。」

 

「せんぱいはわたしと一緒に住みたくないですか...?」

 

上目遣いで聞いてきた。このやろう...可愛いじゃねぇか...

 

「まぁ、住みたくないこともない...が。」

 

「あとは部屋を借りてるお金を別のことに回せてラッキーっていう気持ちもありますけどねっ!」

 

「このやろう。」

 

 

ここらへんで説明しておこう。なぜ、俺と一色がこんな関係になったのかを。3行で。

 

一色に告白される

断る。

俺が告白する

 

適当すぎだと?いいんだよ。そこらへんは別の話で語るんだから。たぶん。

 

 

というわけで一色と半同棲生活が始まってるのだ。

半同棲よりもほぼ同棲だな。毎日来るし。てか、一色がバイトない時は泊まるし。

 

おかげで食事はがっちり胃袋を掴まれてるし、朝も起こしてくれる。オシャレさせてくるし、めっちゃ助かってる。

 

あと、一色脳に毒されてきたようで一色との将来の家庭までもが頭に浮かんでくる。いいよな...

 

 

 

「せんぱい、本の山片付けてくれません?本棚買いましたよね?」

 

「あぁ、悪い。すぐに片付ける。」

 

床の至る所に本を積まれてるので掃除機かけるのに邪魔だったんだろう。

 

仕方ないだろ。一人暮らしって案外暇なんだから暇つぶしに本ばかり買って読んでたら増えてしまった。

 

一色とこうやって生活を始めてからは本を読む機会も前に比べたら減ったがまぁ、通常の人が本をを読むぐらいの時間は本を読んでいる。

一色と並んで読むことある。てか、だいたい横くる。

 

一色が部屋の掃除をやってくれているあいだ俺は風呂掃除でもトイレ掃除でもしておこう。

 

 

× × ×

 

 

「もう、動かない...」

 

「せんぱい、どうしたんですか?」

 

「お前のせいだ...」

 

あの後、ほんとに荷物を運びやがって...何往復したことか...文系男子をなめんなよ...

 

「え?記憶にないですー。てへっ」

 

「このやろう...」

 

「せんぱい、お茶入れましたよー。一息つきましょ?」

 

「おう、ありがとうな。」

 

一色は息を吸うように横に座ってきた。

二人で一緒のタイミングで飲む。

 

「「ふぅ...」」

 

「もう今日はなにもしたくないな...」

 

「ダメ人間ですねぇ...」

 

「説得力ないぞ...」

 

「だって、私も疲れたんですよ...」

 

「掃除ありがとな。」

 

「いえいえです...せんぱいも荷物運ぶのお疲れ様でした...」

 

「おう、疲れたわ。」

 

「そこは愛するいろはのために働けて良かったわ。って言うところじゃないんですかねー」

 

「そんなキャラじゃないだろ。まぁ、部屋が広くて良かったわー」

 

「そういえば、ずっと気になってたんですけど、なんで、部屋が広かったんですか?」

 

「理由はひとつ。小町がいつこっちに来ても大丈夫だろ!」

 

「うわっ、シスコン...私も手駒にしてるしやっぱり年下好きなんですねー」

 

「違うし!妹のために兄は生きてるのだ。妹のいない兄なんて苺のないショートケーキ?」

 

「なんで疑問形なんですか、てか、弟がいる兄はどーなるんですか?」

 

「それはまぁ、うん。弟できた時に考えるわ。」

 

「そういえば、私、弟いるんですよー」

 

「え?まじ?」

 

「だから、弟の義兄になった時、その答え教えてくださいねー」

 

「それって...」

 

「冗談ですよー。何を真に受けてるんですか?」

 

「冗談かよ。びっくりしたわ。」

 

急に一色が近づいて耳に囁いてきた。

 

「せんぱいと結婚というか...ずっと一緒にいたいのは本当ですよ?」

 

「だから...わたしをせんぱいがいないとダメにした責任とってくださいね」

 

そういって、一色の顔が離れた。

そして、一色の顔を見るといつか見たあざとい小悪魔だった。






なに、前回の俺、4000文字書いてたの?

でも、書いてると楽しいよね。

八色の妄想がとまらない。

タイトルが決まらない

たぶん、これから思い立ったら書き始めます。無事、大学生なれたので。友達とか知らないけど。
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