SCP財団Lobotomy支部   作:セキシキ

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明けましておめでとうございます(今更)

三体目のアブノーマリティは、「何でも変えて差し上げます」です。何故こいつにしたんだよ。かなりドマイナーな代物である。

分からない人は、是非wikiを見てネ!


SCP-085-Lo 「We Can Change Anything」

アイテム番号: SCP-085-Lo

 

オブジェクトクラス: Safe

 

特別収容プロトコル: SCP-085-Loは、サイト██内の電子ロックの施された標準的な保管室に蓋が開かれた状態で収容されています。SCP-085-Loを用いた実験は現在全面的に禁止されています。

 

SCP-085-Loの起動を防ぐため、職員はオブジェクト内部に決して入らないよう注意して下さい。

 

説明: SCP-085-Loは、人一人がちょうど収まる程度の大きさを持った容器のようなオブジェクトです。SCP-085-Loは白く塗装された鉄によって構成された人型であり、3つの蓋に分割するような構造をしています。また内部には鉄製の針によって覆われています。その形状から、中世に使用された拷問器具である鉄の処女[iron Maiden]をモデルに作成されたものと考えられています。

 

SCP-085-Loの異常性は、オブジェクト内部に人間が進入した際に発動します(内部に進入した人間をSCP-085-Lo-1と呼称します)。SCP-085-Loは動力の供給が一切無いにも関わらず蓋が閉まり内部にSCP-085-Lo-1を格納します。蓋が完全に閉じた時点で、SCP-085-Lo-1は内部から脱出することが出来ません。

 

蓋が完全に閉じると、SCP-085-Loの顔面及び胸部に当たる部分に電子的な目と心臓がそれぞれ表示されます。同時にSCP-085-Lo内部の針がSCP-085-Lo-1へと刺さり、その肉体を徐々に傷つけます。またこの際、肉体に与える損傷は時間経過と共に増えていき、最終的にSCP-085-Lo-1が死亡するまで継続します。SCP-085-Lo-1が死亡した場合、オブジェクトが開放され、内部から[削除済]のSCP-085-Lo-1が放出されます。

 

このオブジェクトが持つ最大の異常性は、SCP-085-Loが、内部のSCP-085-Lo-1に傷を負わせると、未解明のエネルギーを生産するという点です。SCP-085-Lo-1が負った傷の量や深さなどに比例して、生産速度が上昇していきます。このエネルギーは電力などの他エネルギーへと不可逆変換が可能です。

 

SCP-085-Loは、「所有者に死を齎すロボットがある」という噂を調査していた財団エージェントによって回収されました。最後の所有者である████氏を含め、██人に「家庭用ロボットの第二弾」という触れ込みでマーシャル・カーター&ダーク株式会社によって販売されてたことが確認されています。尚、回収したSCP-085-Loの購入履歴に不透明な期間が存在していることから、秘密裏に販売、もしくは貸与されていた可能性があり、追加調査が実施されています。

 

SCP-085-LoはSCP-041-Loと同様、[編集済]社によって製造されました。[編集済]社は、19██年に解散した株式会社プロメテウス研究所の後継会社のうちの一つであり、20██現在も活動を続けています。SCP-085-Loの生産は停止していますが、[編集済]社が大量生産企業であることから、同型のオブジェクトが複数存在するものと推測されます。

 

付録: 文書085-Lo-1

 

以外の文書は、販売されていたオブジェクトに付属していました。

 

貴方のお子様が問題を起こしていつも泣いてらっしゃいますか?変えて差し上げましょう!

貴方の体型がお気に召しませんか?太りすぎですか、それとも痩せすぎですか?変えて差し上げましょう!

貴方の家、お金がなくて電力に必要なエネルギーがないんですか?変えて差し上げましょう!

使い方はとても簡単。機械を開けて中に入り、 閉めるボタンを押すだけ。今すぐ全てが良くなるでしょう。

 

 

+レベル4相当のセキュリティクリアランスのみ閲覧可能

 

[ファイルアクセス]

 

 

付与されたセキュリティクリアランスを確認中…

 

 

クリアランスを確認、アクセスを承認します

 

 

補遺1: SCP-085-Loのエネルギー生産量は、電力に変換すると1人あたりサイト██の全施設を1~2日ほど稼動することが出来る程であることが判明しました。このデータを元に、健常な肉体を持つDクラス職員を常時3名選出し、非常時にSCP-085-Loへ投入するプロトコル085が作成されました。この情報はクリアランスレベル4以上の職員、及び上位クリアランスから一時的にアクセス権限を付与されたレベル4相当のクリアランスを持つ職員にのみ開示されています。

 

プロトコル085を実行する際は関与する全職員に対して「オブジェクトの実証実験」というカバーストーリーを公布し、作業を担当するスタッフは財団に忠実な職員のみを選出してください。決してSCP-085-Loが利用可能な状態にあることが知られないようにしなければなりません。

 

 

プロトコル085が適用されるのは、サイト全体への電力供給が停止し、大規模収容違反、引いてはK-シナリオ発生の危機が現実的になった場合のみである。その場合我々は、何の躊躇もなくScipの力を利用するだろう。しかしこのオブジェクトの力は決して知られてはならないものでもある。

確かにこのオブジェクトは、人間の命をエネルギーに変換するという、倫理に大きく背くだけの比較的無害な存在だ。だが考えても見て欲しい。専用の原子力発電所を稼動させることで完全に維持しているサイトの電力量をただ一人と引き換えに賄うことができるのだ。もしもこのオブジェクトが他の組織、団体の手に渡り使用されてしまえば、奴らの勢力はより強大になり、更に多くの犠牲者を出すことだろう。それを阻止するため、SCP-085-Loは我々が持ち続けなければならない。

大袈裟な措置だと思うかもしれないが、我々が守るべき世界と、無辜の人々のために。諸君らの健闘に期待するものである。ーサイト██管理官




今、すべてがうまく行くでしょう。

ぶっちゃけ、前回のあとがきで書いたとおり要注意団体を出したかっただけです。あとは高レベル職員を呑まれて、若干トラウマになっているのもある。

今回登場した団体は、株式会社プロメテウス研究所とマーシャル・カーター&ダーク株式会社です。株式会社しか出てきてねえな。

詳しいことはSCP財団wikiを参照して頂ければわかると思いますが、ざっくり言うと異常存在を研究・製作している多国籍企業(解散済)と、異常存在を富裕層に売る秘密クラブですね。活動内容と名前が好き。

あと、「リクエストが出来るように活動報告作って欲しい」と言われたので、リクエスト用の活動報告投稿しました。感想書くついでに好きなアブノーマリティ書いてって~程度の気持ちだったので、規約を失念していました。本当に申し訳ない。

次回が何時になるか分かりませんが、のんびりお待ち頂ければ幸いです。感想やリクエストお待ちしてます!
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