魔法ある世界での災難   作:濡鴉

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お久しぶりです。
三日ぐらいで書ける内容を二週間ぐらいかけたと思いますが、これが私の投稿スピードなんで、ご了承ください。

ではどうぞ


一話 日常生活:上

 

「ハァ............ハァ............」

  ここは森の奥にある岩が沢山ある場所。 そこで彼は、必死に素振りをしていた。

「ハァ............ハァ............」

  空を斬る音が、その場所を満たしていたのだった。

「お〜い■■■■。 お母さんが呼んでいるぞ」

  聞こえる方を見ると、■がいた。 今いる場所は家からさほど遠い訳ではないので、■が呼びに来たのだ。

「■さん、今から行くよ」

  彼は鞘に素振りしていた物を収めると、真っ直ぐ■の元へ向かった。

  直後目の前には、赤に濡れる母の姿だった。

 

 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「ハッ!!」

  少年は夢の途中で目が覚める。 彼の名前は、風早恭二(かざはや きょうじ)。 ごく普通の一般人ではない。

「また、この夢か......」

  彼は、物心着く頃からある男の記憶を視ていた。 それも哀しい記憶だった。 今回のようにその部分だけで途切れることが多かった。

「姉さんの言う通りなのか?」

  風早恭二は、転移によってこの世界に来たが、その影響で身体の退化と、断片的になった記憶、そして魂の変異。 これが彼を襲った出来事である。

  しかし彼は、それに押し潰さられずに生きていた。

「まあいい。 今は......6時か」

  彼は時計を確認し、 ベット身体を出すと、動き易い格好に着替えてから自室を後にする。

「おはようございます恭二。 今日もトレーニングですか?」

  恭二は、二階の自室から降りるとそこには、自身の身長を越えるほどの狼がそこにいた。

  狼の名前はシュトルツ。 魂の変異前の恭二が相棒として一緒にいた人の言語を話すことの出来る魔獣である。 この世界にある技術で使い魔と呼ばれる存在として、一個体として生を受け取ったのだった。 そして今彼は、恭二の師でもある。

「シュトルツか。 ああ、そのつもりだ」

「なら行こう。 日が登っていない方がこちらとしても都合の良い」

  彼らは短い会話をした後、海鳴市にある大きな山へ向かって行った。

 

  〜ここからはただのランニングタイムなので割愛させていただく〜

 

 

  恭二達は山を登りきった後は、軽いストレッチをする。

「最近はバテなくなったな恭二。 いい傾向だ」

  約8kmの山道のランニングをしたのに息がきれてなく余裕がある人型になったシュトルツがそう言った。 余談だが、シュトルツは黄金の短髪の髪に、10人中10人中が振り向くような美形の顔である。 非常に恨めしいことである。

「当たり前だ。 3年も付き合わされていれば自然とこうなる」

「それは良かった。 わかっていると思うが、君は人間とは遠い存在だ。 だから容赦無く出来る」

  サラッと恐ろしいことを真顔で言うシュトルツに対して、恭二は、呆れて物も言えないようになった。

  そう、まだ発展途上の小学生を3年間鍛え続けてきたのだ。 普通の小学生なら身体が壊れて嫌がるに違いがないのに対して恭二は違った。 壊れるどころか着実に成長していたのだったが、頭一つ出てる程度なのが、悲しい点であった。

「今回は何をするんだ?」

  すぐに平常心に戻した恭二が言った。 何も感情の無い顔に戻っていた。

「今日は武器を使った基礎練習をする」

「やっとか......素手の格闘訓練ばっかりだったから飽きてきた頃だった」

「やはりこういうところは変わらないのか」

  やれやれと溜め息をしながらシュトルツは言った。

  それに不満を持ったのか、恭二は不満の表情を浮かべた。 先程とは違い、人間味があった。

「しかしシュトルツ、武器はどこにあるんだ。 そんなものは何処にも見えないが」

「それは心配ない」

  そう言ってシュトルツはトレーナーのポケットからある物を投げた。

  恭二はそれを受け取って見ると、黒い六本の脚を持つ馬に剣と槍がクロスしたチェーン月のアクセサリーが付いたネックレスだった。

「シュトルツ、 これはなんだ」

  巫山戯ているのかとあからさまに表情に出す恭二に、眉一つ動かさず、シュトルツは言った。

「話が長くなるため、詳しいことは後で話す。 それはデバイスという機械だ」

「機械だと。 そんなことがありはずないだろう」

  恭二は、あり得ないと思った。 なぜなら彼は、頭は良くないが、記憶力だけはある方であるアクセサリーサイズまで小型化した機械の技術を恭二は聞いたことがなかったからだ。

「 それはこの世界ものでは無いが、それは帰りに話そう。 まずは登録を済ませてくれ」

「登録か......どうやってするんだ」

「そこに書いてある」

  恭二は彼の指摘通りネックレスについているアクセサリーの部分には以下の通りの文章が、空中に浮かんでいた。

『音声認識です。 マスターの名前と、デバイスの名前をお願いします』

「名前は風早恭二。 デバイス名は............ネロ? そう、ネロだ」

  恭二は何と無く頭に浮かんだ単語を発した。 勿論何故その単語が浮かんだかは分からない。

 〈認証確認......

 初めましてマスター。 素晴らしい名前をありがとうございます〉

「気にするなネロ」

  と恭二は照れながら言った。

「彼女から聞いた話では、剣と槍になるらしい 」

「それは前身なにか関係あるのか?」

「そうだ」

  了解と恭二は返事した。 こうして、恭二の武器の訓練が始まった。

 

 

  To Be Continued

 

 




どうでしょうか?
こんな感じでゆっくりとやって行きます。
誤字脱字があったらご指摘ください
次回、日常生活中(仮)
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