転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
第19話→白き絨毯!儚き異変は本当なのか---!?
「さて、今日も見回り行ってきまーす!」
私はタケノコ。現在は幻想郷でチルノ様の世話をすることになっている。
「うん。いってらっしゃーい!」
そして、彼女がチルノ。小さな妖精で、友達の大妖精ともはぐれ、今は代わりに私が手助けしているところだ。
「もう、いつ異変が来てもおかしくないや---。」
彼女は、博麗神社の経営者であり、幻想郷の異変解決をしている博麗霊夢。それと、
「そうだなー。まあ、個人的には異変が起きた方が楽しいんだけどな!」
彼女が霧雨魔理沙。博麗霊夢の幼なじみである。今まで、私は幻想郷でこれだけの人や妖精に出会った。
「それはともかく、まだ幻想郷のほんの一部しか知らないのは痛いんだよなー。」
そこで私は考えた。
「幻想郷ってどんなところか、少しくらい見回ってみよう。」
そう、探検である。その事をチルノに伝えた。
「今探検するの?今は危ないよー。だいたいあんたは自分の能力を信じすぎ!気を付けて。」
「あ、はい。申し訳ないです---。」
「それにしても、最近雪が多いなー。あたいにとっては嬉しいけど、きっと霊夢やあんたは辛いだろうなー。」
「天気が良くなりませんよね---何かの異変だったりして---?」
「いや、それはないと思うよ---。」
「そうですかね---意外と私の勘は当たると思いますよ?」
「じゃあ今あたいが一番食べたいと思ってるものは?」
「え?それは---蛙ですか?」
「誰が蛙を好んで食べるんだよ!」
「まあ、それもそうですね---。」
チルノの部屋での会話はゆっくりと進んでいく。一方、博麗神社では---。
「あー。また雪かー。こんなんじゃ外に出るのも面倒だよー。」
「そりゃそうだよなー。サボりたがりの霊夢にとって、雪は最大の言い訳の1つだからねー!」
「な、な、な、ななな!言ったわね!じゃ今から見張りしてくるよ!」
「じゃあってなんだよ---まあ、今日大雪になるかもしれないから気を付けなよ。」
「ねぇ、そういう自分はほったらかし?」
「え?」
「あんたも一緒に来るんだよ!」
「わぁぁぁあ!!!」
霊夢と魔理沙は、元気がある。氷風呂に入って、いつも疲れてる私とは違って---。
「降り裂ける 心と光 白き夢 事故起こらぬと 言えぬものかな---。」
「何かっこつけてるの?」
「雪を眺めてると、こうなりました。」
「ふぅん。」
静かな雪は、わがままに降っていく。たとえそれが後で水へと消える悲しきものだとはしても---。
「さて、私が異変を見つけて、あなたをギャフンと言わせてやります!!!」
「あっそ。まあ、無理だとは思うよ!だってたまたま雪が多いことって普通にあるからね!」
「そうですかね?」
「うん!」
もちろん、この雪地獄を異変と考えている魔理沙は---。
「へっへー!俺が一番最初にこの異変を解決してやる!」
「結局私まで連れてこられて--。別に異変だったら良いけど、これ異変じゃなかったらどうしてくれんの?」
「え?そのときはそのときだよ!」
「え?そのときは夢想封印だよ!」
「あ!真似したな!」
「真似してどこが悪いのー?」
「くーっ!どこで異変が起きているんだ!?」
「多分こっちの世界にこういう異変を起こせるのはいないと思うよ。」
「じゃあ、三途の川の先ってことか?」
「そうなるんじゃない?これが異変ならね。」
「よっしゃ!三途の川へいくぞー!」
「ねぇ、三途の川へ行くのは良いけど、方角逆だよ---。」
「え?あー!こっちか。」
「あんたねぇ、幻想郷なんにも知らない訳じゃないし、三途の川の位置くらいはわからないの?」
「忘れただけー。なんにせよ最近向かってないからねー。」
「普通は向かう場所ではないけどね。」
「うん!」
「まあ、そんなのはどーでもいいんだよ。」
「なになになになになぁに?」
「なになになになになぁにって---鬱陶しいわー。」
「だって暇じゃーん。」
そのころ、私は。
「この世界で雪を降らす奴とかいるのかなー?別の世界だったりしてさ---。」
皆の勘を表してみると---
霊夢>>タケノコ>魔理沙>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>チルノとなる。意外と私の勘も当たらないわけではない。
「もしかしたら、あっちの世界から雪を降らしてるのかも!」
そう考えた私は、そこら辺をうろちょろしていると---。
「あれ?魔理沙と霊夢だ。なんか喧嘩してるなー。」
そこにいたのは、喧嘩中の魔理沙と霊夢だった。私は、何も言わず、物陰に隠れて様子を見ていた。
「あの2人、意外と普通に喧嘩してるんだなー。」
霊夢は、私が物陰に隠れていることに気づいた。
「ねぇ、何してるの?」
「うわぁ!ビックリしたー。」
急に後ろから霊夢が声をかけて来たことに驚いた。
「気付いてたよー。」
「ふぅ、てっきり気配を消したと思いましたが、流石です。」
「なんだ?いたのか?」
魔理沙もこっちにやって来る。
「はい、雪が止まらなくて、異変かなと思いました。」
「あんたも?」
「あんたも?ってことは---同じ考えのようですね。」
「まあ、私はあいつに強制的に連れてこられたんだけど---。」
「あら、それは大変ですね。」
「本当、折角の休みだったのに、あいつのせいで全部台無しよ!」
「まあ、異変を見つけたら休みどころか、おお手柄じゃないですか!」
「そうなんだけど、魔理沙との賭けに負けるからさー。」
「か、賭けですか?」
「うん、これが異変か異変じゃないかっていう賭けで、私が異変じゃないに賭けてて、魔理沙が異変っていうね。」
「まあ、私はこれから異変が起きてるかなっていう場所に向かいますので。」
「あんたはどこだと思うの?」
「私は、この世界ではなく、別の世界だと思います。つまり、三途の川の奥にある死の世界だと考えました。」
「こっちと意見は一緒。」
「まあ、チルノ様は異変ではないという風に---。」
「私と同じね。ただ、違うのはあんたは魔理沙とは違い強制的ってことをしない。」
「変な賭けは好きではないですからね。」
「ふぅん。因みに、だいぶ先に三途の川があるわ。」
「へぇ、やっぱりあるんですね。幻想郷には色々ありそうだなという判断は正しかったですね。」
「色々あるかと言われたらないけどな。」
「魔理沙っちは黙っててください!」
「なにーーーー!!!」
「あーもう、2人とも喧嘩は良くな---。」
「お前、よくもこんなことを!!!マスタースパーク!!!」
「いきなり打つのは良くないですよ!」
そんなマスタースパークを、軽々避けていった。
「あーもう!まだまだー!!!」
「ねぇ、魔理沙。私があんたのこと吹っ飛ばしていい?」
「お前まで!こうなったら2人まとめて倒して、更には霊夢には異変だったよって言って赤面かかせてやってやる!!!」
「霊夢さん、彼女はいつもあんな感じなんですか?」
「あの顔にももう慣れたものよ。」
「あー、なるほど。いつもはどうしてます?」
「吹っ飛ばす。」
「そのまんまー。」
「夢想封印!」
「うわぁぁぁあ!!!」
「---。俺、多分普通の状態であれくらったらあの世行きだな---。」
霊夢が魔理沙を吹っ飛ばしたところで、霊夢の強さを改めて知る私。三途の川までの道は、まだまだ続くのであった。 終
次回で第20話です!イヤー、長いようで短いですねー。では、次回もお楽しみにぃぃ!!!