転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
「とうとうまともなのは巫子。あなただけね!あとは1人!!」
「まあ、それもそうね。魔理沙はいつものように調子のるし、彼は能力上の限界だし---。」
「さて、西行妖の為にも、あなただけはしっかりと倒さなきゃいけないの。先に謝っておくわ、ごめんなさいね。」
「何よ。堂々とごめんなさいねって。」
先に攻撃を仕掛けたのは幽々子だった。
「フフフ。逃げてばかりじゃ話にならないわよ。もっと相手を楽しませることすら出来ないのかしら?」
「冗談を言わないでくれる---?」
それを見ている魔理沙と私は---。
「あれを避けるか~。霊夢、流石だが、逃げてばかりなのかよ---!くそぉ、こっちも体が自由に動いたら---!」
「ねぇ、魔理沙。私のホワイトスタート忘れてません?」
「あ、そうか、あれ?どんなやつにしたんだっけ?」
「ええっと、後30秒位で西行妖っていうあの木の成長が止まるの。」
「マジかよ。それまで霊夢、耐えてくれ!」
チルノに至っては---。
「もう!なんでずっと帰ってこないの---。まさか、やられちゃったの?あたいも行こう!」
そういって、三途の川を飛んで飛び越えた。
「本当に大丈夫なのかな?」
黒い雲が黄色い光を出している。その光は、徐々に姿を消していくのだった。
「階段がある---。」
チルノは、階段を見つけた。更には、その階段がずっと上まで続いていることにも気付いた。
「これであたいが敵討ちして、最強になるんだ!楽しみだなー!」
チルノが見たのは、敵ではなく、魔理沙だった。
「あれ?魔理沙---生きてたの?」
「当然!」
「あ、彼も生きてたんだ。」
「あれ?なーんだ。結局来たんですか---あれだけ危ないと言いましたのに---。それに、あれだけ怖がって。」
「ごめんなさい。」
「まあ、ここに来たからには、手伝ってもらいますよ。」
「何を?」
「残り10秒で西行妖の成長が止まるので、そこで一気に相手を取り囲み倒すんです。」
「西行妖って、あの木のこと?」
「おい、霊夢が押されてるぞ---!」
「えええ?能力3倍にしたはずなんだけどなー。」
「大丈夫なのかよ---!霊夢、まさかの不調か?」
「いや、挑発してるだけっすな。」
「え?」
そこで丁度西行妖の成長が止まった。
「ちょっと?あれ?」
「西行妖。成長を止めたんで、もう逃げ場はないね。」
「霊夢、一体何をしたのよ。」
「いやいや、これしたのは彼だよ。既に妖夢との対戦の時から彼はこう言ってた。」
始符、ホワイトスタート。10分後、あの木の成長が止まる!
「はぁ。まさか、これが目的で逃げてたの?」
「じゃなかったらなんで逃げるのよ!」
「まあ、木の成長は止まっても、私はあんたらを攻撃し続けるわ。」
「無駄よ。見て、既にあんたの周りには結界しかないわ。」
「ちょ、嘘---。」
「さて、そこに隠れてる3人とも、皆で行くよ!」
「はーい!っていっても、自分この状態で使える能力ないけどね---。」
「あたいの強化したアイシクルフォール。しっかりと受けてもらうんだぁ!」
「体力的にマスタースパークなら後1回は行けるかな?」
「私は勿論夢想封印で---。」
幽々子を完全に追い詰めた。
「フッ、ちょっと油断しちゃったわ。まあ、4vs1は難しいものね。特に霊夢。」
「ねぇ、ちょ、俺の能力ないじゃん!」
「あー、あんたは見てていいや、いくよ!」
せーのの合図で一気に攻撃した。虹色に光る西行妖。地上に春を取り戻してくれるようだ。
「やったぁ!」
「ふぅ、チルノ様、なかなか良いアイシクルフォールを打ちますね。まあ、まだまだこれからどんどん強くなりましょう!」
「早くあんたの本気に勝ちたいなー。」
「いつでも勝負は承ります。が、いまなら20秒で決着着きますよ。」
「20秒?あたい、そんなに弱かったのか---。」
「そんなわけはありませんし、もしそうだったとしたら、これから強くなれば良いだけですよ!」
「そ、そうね。」
こうして、白玉楼から外へ出た。三途の川を飛び越えて、やっと死の世界から生の世界へと戻った。
「ふぅ、到着ですね。」
「やったぁ!あたい、生きて帰れた!」
「当たり前っすね。チルノ様、これからは危ないことはしないでくださいね!こっちだって大変なんですから---!」
「そりゃそうだよ!」
「---怪しき---。」
「私も怪しいって思ったわ---。」
「なあなあ霊夢、神社まで競争な!」
「え?」
「よーい、スタート!!」
「はぁ?ズルい!」
「勝ったら良いんだもんねー。楽しいなぁ!」
霊夢と魔理沙は競争をすることになったが、魔理沙はいつも通りズルをする。
「あ~あ。あの2人、白玉楼内よりも盛り上がって~。」
「ねぇねぇ、こっちも競争だよ!」
「へぇ?私もやらなきゃいけないんですか?」
「よーい、スタート!!!」
相手が小さな妖精とはいえ、賭け事には本気で挑む。それがタケノコ流だった。
「ちょっと待って!流石に本気で走るのは良くないよ!あたいにわざと負けるとかないの?」
「そんなのないですよー。」
「こっちだって本気で行かなきゃ!っていうか、本気で行かなきゃ勝てない---!本気でも分からないもん!」
チルノがそう考えてるうちに、差は縮まってきた。
「チルノ様、まず走るときのフォームが違いますね。腕は横ではなく縦にフリフリですよ。」
「縦に?こう?」
「そうです。それと足をもっと使って、1歩1歩丁寧に、真っ直ぐ走るんです!」
「あ、ちょっとスピード上がったかも!」
一瞬だけチルノは、勝てるのではないかと思った。
「さてと、そろそろ先に部屋に戻らさせて頂きますね。」
「え?」
一気に15秒でチルノの部屋の前につく。チルノはどこに行ったか気が付いてない。
「あれ?どこかに消えた?まあ、一気にゴールしちゃえ!」
3分ほど経って。
「やったぁ!ゴールだぁ!あれ?」
「お、遅かったですねー。」
「なんで?まさか、あのとき消えたのは?」
「はい、あそこから十数秒でここに着きましたよ!」
「えええ。なんかあんたに勝てる競技ないの?」
「ええっと、氷風呂耐えましょう選手権なら。」
「あ、じゃあ今からそれやろう!」
「ちょっと待ってくださいな---私だって氷には弱いんですからね---?うん。大丈夫じゃないんですよ(^_^;)」
「だったら弱点の氷を克服すればいいだけ!」
「え?まさか?」
「あたいのアイシクルフォール2時間耐えてごらんなさい!!!」
「お待ちください!」
「いぇぇあ!」
キュイーン! 終
次回から第6章!お楽しみに!