転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
「幻想郷へ戻るには、何をすれば良いのですか?」
「2つ条件があるの---。」
「条件---。」
「一つ、能力を捨てる。二つ、死んでから1日経つ。」
「死んでから1日はともかく、能力を、捨てる?」
「安心して、キラーモードの事よ。あの能力が幻想郷の限界値を越えたの。それを捨てるだけ。」
「---なら、大丈夫です。あの能力がなかったら、私は数ヶ月で死なずに済みます。」
「そう、それなら良いわね。」
「ということは、楽勝じゃないですか!」
「みーんな、そう言っていたなー。」
「え?」
「問題は2つめなのよ。死んでから1日その体が残る確率はおよそ25%。」
「ということは---?」
「復活出来る確率は、圧倒的に低いの。」
「そんな---。」
「しかも、居場所が悪いからね---外でひなたぼっこしてるようじゃ到底復活はできない---。」
「なにか、希望はあるのですか?」
「残念だけど、あとは運に任せるしかないわ。それに、今チルノも危険だからね。」
「え!?」
「あなたが幻想郷に来て最初の方に、魔理沙と勝負したでしょ?」
「あー。そんなこともあったなー。」
「その続きってことで2人で勝負して、チルノが捕まったってこと。」
「と、いうことは---?」
「復活出来なかったら彼女も危険にさらされるわ。」
「嘘---。」
「それだけでなく、魔理沙は大妖精及びルーミアも捕まえようとしている。」
「えええ?」
「おそらく2人合わせても勝てないわ。ましてや1対1なんて。」
私は、それを聞いた瞬間気絶しそうになった。
「彼女たちは、このままにしておけば、もってあと3日程よ。」
「そんなことには---させません。もし復活できたら、また---。」
私は、少し下を向いた。それから、少し大きな声で---。
「一生、彼女を守りたい!」
「ええ。さて、別の客が来たから、そちらへ行ってきます。そこでしばらくお待ちください。」
そういって、映姫は別客の方へ向かった。向かっている頃に、魔理沙は大妖精を見つけた。
「やあ。大ちゃーん。」
「あ、魔理沙。なにー?」
「この写真見てよー。」
そういって、魔理沙はチルノが捕まった写真を見せた。
「え?なにこれ!?」
「さて、次は君の番だ---。フフフ!」
「うわぁぁぁぁぁあ!!!」
そうして、数十分後---。
「わぁっ!」
「だ、大ちゃん---。」
「チルノちゃん---やっぱり捕まってたのか---。」
「今日の魔理沙---魔理沙らしくないよ!」
「あたいもそう思った。一瞬は---。でもね、彼が来る前もこんな感じだった。だから---。おかしくないよ。」
「そうなの---。でも、ならなんでその数ヶ月は何もしなかったの?」
「そりゃ、彼が見張りをしてたから。」
「そうだよね---。でも、今は。」
「もう、何もすることがないよ。あたいたち、ここで死んじゃうの?そんなの、絶対に嫌だ!」
「私も---嫌だ!けど、抵抗できない。」
そうして、私が死んでから8時間が経過した。
「やっと1/3かー。」
そう、私が呟くと、仕事を終わらせた映姫がやって来た。
「あ、お疲れ様です---。」
「良かった。早い人だと既にこの時点で脱落してるからね---。」
「ここまで生き残る確率は---。」
「およそ9割。」
映姫は、私の質問を予測してたかのように早く答えた。
「9割---。割合の問題、ちょうど前にチルノ様に教えたなー。」
実は、算数もかなり進めていたのだ。
「やっぱり、頑張ったのね。因みに、12時間生き残れるのがおよそ8割よ。」
「8割---絶対に入ってる自信があります。」
「私もそうあって欲しいわ。」
「さて、私の体は---。」
そうやって、自分の体を見てみたら、やはり一ミリも動いてなかった。
「誰も、気づいていないのか?」
「そうみたいよ。なにせ、そこに人が来るなんて、5日に一人いるかいないかですからね。」
そこに、小町がやって来た。
「お疲れっす!あ!お前はこの前の!」
「ええ。そうよ。」
「絶対に有罪にしま---。」
「なぜ有罪にする必要が?」
「いや、それは---。」
「恨みを恨みで返したら、生まれるのはまた恨み。そんな負の連鎖を続けるつもり?」
「いや---。」
「ふぅ、やっと完全に納得させることができた---。」
「ごめんなさい---。」
「分かればいいのです。この仕事、好きでやってるよりかは、幻想郷を守るという気持ちでやってますから---。」
そうしているうちに、チルノの最新情報が来た。
「あ---大ちゃんと魔理沙に捕まってる。」
「はぁ---魔理沙。彼女も少し説教しなくてはなりませんね---。」
「た---大変ですね---。」
「ええ。それに、ここままだとルーミアまで捕まってしまうわ。」
「はぁ---。」
「私も明後日までは出れないし---。」
「生きているものは---いつまでも美しく、輝くべきなのに。」
「この---格好つけ---。」
「いつもこうですよ---w。」
「長所として受け止めておくわ。」
そうやってゆっくりしている間に、ルーミアも---。
「うわぁ!やめてー!」
「マスタースパーク!!!」
「ぶへっ---!!!」
映姫の予想は見事に的中し、皆捕まってしまった。それから、数十分して---。
「きゃぁ!」
「ルーミアちゃん!」
「さて、皆集まったことだし!これから私が世話をしていくぞー!」
「やめてよー!」
「さて、まずはマスタースパークに耐える練習だ!みんな、覚悟はいいな?」
「やめて!!!一言も世話されたいとは言ってないよ!」
「大ちゃん---。あたいだって---彼がいない世界なんて、つまらないよ---。でも、もう。」
「チルノちゃん---。」
実は、私はその様子を天から見ていた。
「チルノ様---。」
「なかなかいい妖精ね---。昔は対抗する意識さえ無かったのに、結構頑張ったのね---。」
「一から教え込んでおきましたから---。」
そうしている間に、15時間が経った。
「あと、9時間。私の体は持つのか!?」
「今のところ順調よ。ただ、やられるときは一気にやられるわ。キラーモードのように。」
「まあ---そりゃそうですよね---。」
「そうそう---。そろそろ伝えておくわ。」
「---ん?」
「一つ、生き返ってもここで何が起こったかは誰にも言わない。二つ、生き返っても数時間は魂がないから気を付けて。」
「なるほど、つまり、すぐに復活は出来ず、復活した経緯を話すなということですね。」
「そうよ---。」
「了解です。」
果てなく続くであろう幻想郷の歴史。名を更に残すため、私は生き返りを目指すのだ。 終
さて、重大発表---
このシリーズ。第40話を持ちまして、最終回!---シーズン1が---になります!つまり、シーズン2もありますよー!詳しくは次回!お楽しみにです!