転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
2人が驚いた理由は---。
「何この行列!」
時々チルノがここに来るらしいが、ここまでの行列は見た事がないとのこと。
「っていうか、何でチルノ様は時々ここに来るのですか?」
「それは聞いちゃダメ!」
「は、はぁ。」
そんなこんなあって、やっと順番が回ってきた。
「はぁ、やっと着きましたねぇ。」
「う、うん。何分待たされたことか---。」
「1時間56分20秒です。では、問題。1時間56分20秒を◯◯秒に直してください。」
「知らないわ!今あんたの為に並んでるの!そんなこと気にしてられないの!」
「あっ---ごめんなさい---。」
「もうっ。」
待ってる間も、チルノは私の悪夢のことしか考えてなかったようだ。そうして、永琳にこの事を話した。
「結論からすると、そのことに対する薬は作れません。」
「え?何で、ですか?」
「きっとそれはあなたの心の問題なのでは?何か不安とかが重なって、あまりの負担に変な夢を見るとか、よくあることよ。」
「ということは?」
「悩みとか、本当にないの?」
そこで、一瞬だけチルノの目を見た。
「え?え?え?---あたいの、せい?」
「私に、彼女を守りきれるか、ずっと心配してる、そんな悩みはありますね。」
「そう、そういえば、どんな夢か聞いてなかったわね。」
すぐに夢の内容を話そうとした。
「ええっと、簡単に説明すると---。」
「いいえ、その必要はないわ。その心配事と夢が一致してたら、どんな感じかは大体わかるわ。」
「え?」
「きっと、誰か強い敵に襲われて、自分も戦うけど、自分の体を守れず、誰かに助けてもらってる。そんな感じかしら。」
「強い敵?」
そこでパッと思い付いたのが---。
「レミリア、フラン?」
「そんな夢だったのね。フフフ。」
さすがの永琳も、私の夢の内容で少し笑ってしまった。
「自分も戦う?そういえば、赤い霧が出来てから、中国倒して、そこから霊夢や魔理沙に---。」
「一致したでしょ?って---。」
永琳は1つ、その夢の大まかな内容を聞いて、疑問に思ったようだ。
「ねぇ、それって、いつぐらいの話か覚えてる?」
「いつぐらいって?確かチルノと出会った頃---。」
「ルーミアに会った?」
「あぁ!そういえば!」
「すぐに悩みを解消させて!」
「え?」
次に永琳が話してきたのが、衝撃的な言葉だった。
「今日ね、人里に行って、あまりにも体調が悪い人間がたくさんいて、皆を助けたの。そしたら、皆悩みを抱えてて。」
「人里?」
まだいったことのない場所だった。
「今度行くといいわ。その話は置いておいて。」
「は、はぁ。」
「その悩みがたまたま似てたのよ。あなたと。」
「え?ということは、皆同じような夢を?」
「そうよ。」
そのあとの話が気になってきた。
「じゃあ。」
「どうせ次に聞きたいのって、その人たちがどうなったかでしょ?」
なんとなく想像ついてるのはわかった。
「まさか---。」
「半分位の人の息が、途絶えてしまったわ。しかも、夢の、スケールっていうか、悩みがデカイ人たち。」
「そんな---。」
「冗談よ。でもね、かなり疲れている顔をしていたわ。」
そこで、私の夢についてもう一度確認してみた。
「私の夢は?」
「あなたも、かなり疲れているんでしょう?」
「私が?」
守りたいものを守るために、かなりの力を使っているのであった。
「ねぇ、疲れてるの?」
いきなりチルノが話しかけてきた。
「いや、私は、大丈夫ですよ!」
「そうなの?ならいいんだけどさ。もし本当に疲れているなら言ってね!」
「はいはいはい!!!!めっちゃ疲れてます凄い疲れてます!!!」
「はぁ?頭大丈夫?」
痛いところを突かれたというよりは、自分で突いてもらおうとしたかまちょ及びドMプレイである。
「やっぱり、あたいのことばかり考えすぎなんじゃないの?」
「そりゃ、そうですよ---。」
「もう少し、自分の体にも気を付けなきゃ---。」
何故かチルノが永琳に見えてきた。
「そもそも今の夢を見る前は殆ど寝てないでしょ。あたい知ってるからね!寝ると一瞬の隙を突かれるとか考えているんでしょ?」
「イヤ、そ、そんなこと!」
いつものこの展開で終わると思っていた。
「確かに、彼の診察結果を見て、寝不足と言わざるを得ないわね。」
そこに、永琳が更に私を追い詰めた。
「うっ---。」
「ほーら!あたいの勝ちぃ!」
「いや、勝ち負けとかないですからね?」
「知ってるけど?」
それから、色々あって。
「それじゃあ、まずは健康のことから意識してみるといいわ。」
「りょ、了解です。ありがとうございましたー!」
なんとか悪夢から逃れられるかもしれない道を探した。
「ふぅ、これで終わりならいいんだけどなぁ。」
一つ目に見えているなかで怖かったのが---。
「さぁて!」
チルノが何を話しかけてくるかわからなくて、かなりドキドキしていた。
「ええっと、チルノ様。これはですね---。」
「知ってるよ。あたいがこれから何を言うかわからなくて怖いんでしょ。」
なぜか今日の彼女はひと味違う感じがした。
「長い付き合いだからね---それくらいわかるよ。」
「そ、そうですか?」
「うん。まぁ、特に酷いこと言うつもりはないよ。」
「助かったぁ。」
「ただ。」
「え?」
「これから1ヶ月あたいがあんたを守る!だから、しばらくの間は自分の体を休ませて!」
そう思いたいところであったが---。
「チルノ様。それだと今度はあなたが壊れてしまいますよ?私のネジはそう簡単には壊れませんから、安心してくださいよ。」
「でも---。」
「それに、もしあなたに何かあったら、これから私は何をしていけば良いんですか?」
「もしあたいがあんたを失ったら、これからあたいは何をしていけば良いの?」
似たような質問で返されたが、返答に困ることはなかった。
「大妖精ちゃん、思い出してください。あなたにとって大切な友達でしょ?」
「それは、そうだけど。」
「私にはあなたのように友達は多くありません。仲が良いのはいても5人位ですよ。」
「うん---わかった。ただ、自分の体のネジが壊れない程度でお願いね!」
「これからも、守りますよー!」
「うん!」
「さて、私は昼寝してきますー。疲れましたんでね---。」
「うん!あたいも昼寝するよ。昼寝って15分くらいがちょうど良いんだってさー。」
「そうなんですか?」
「美鈴から教わったよー。」
いかにも知っていそうな人だったので、それを否定はしなかった。
「美鈴は毎日寝てますからねぇ。仕事してるのか!っていうw。」
「うんうん!」
そうして、体が持たないことをチルノには伝えていない私は、昼寝を始めた。
「スヤー,スヤー---。」
「どこからちぎっちゃおうかなぁ?」
「や、やめてくださいよ!」 終
次回もお楽しみに!