転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
「暇ですねー。」
夢も終わりを迎えようとしていて、暇になってきた。
「うん---なんかさ、ちょっと遊び相手になってよ!」
「遊び?一体何を?」
よく考えてみれば、チルノと遊ぶのは久々な気がした。最近修行ばかりやっていたのだ。
「じゃあさ、大ちゃんやルーミアちゃん連れてくるね!」
「お、良いですねー。」
更には、その2妖精に会うのも久々であった。ずっとチルノと2人でいた気がしたから、少し緊張していたのかもしれない。
「あたいが1人で行ってくるから、留守番よろしくねー。」
「大丈夫なのですか?」
「安心してよ!あたいだってやる時はやるんだから!」
「では、道中お気をつけて。」
「うん!」
そうして、チルノは2妖精と遊びに行った。もちろん、分身の私も後ろからつけていった。え?ストーカー?何それ---タケノコ知らないよ。
「大ちゃーん!遊びに来たよー!」
「チルノちゃん!久しぶりー!ねぇねぇ、寺子屋復活するかもって聞いた?」
「うん!楽しみー!」
「チルノちゃんは頑張って算数覚えないとね!」
「フフフ、今度の算数の授業で絶対驚くよ!」
「そんなに勉強したの?」
「あたい一人で頑張ったんだ!」
完全な嘘である。私に教わったことを隠しているが、当然分身の私はそれを聞いていた。更に、本体は苦笑いしていた。
「へぇー、じゃあ、3+5は?」
「8でしょ?」
「お、凄いじゃん!」
「さいきょーであるあたいをなめたなー!一人でも努力できるんだぞ!」
やはり、どうしても一人でやったということを貫き通そうとした。
「でもさ、前にどっかであの人に教わったのを見たような見てないような---。それはどこ行っちゃったの?」
冷や汗をかき始めるチルノは必死の言い訳を即座に考えて---。
「確かに昔はそうだったよ。で、でもね---ええっと、今は自分で考えて解くようになったんだよ!」
「そうだったんだ!」
なんでも信じてしまう大妖精の心は、何とも言えない不思議な感情に包み込まれて---。
「チルノちゃん。もう私に冗談は通じないからね!」
「えええー。さいきょーのあたいがさいきょーの嘘をついたと思ったのにー。」
「確かにチルノちゃんは私よりは何倍も強いと思う。でも、守り神さんには勝てないよー。」
「じゃあ、今度勝負したときにあたいが勝ったら、さいきょーって呼んでね!」
「うん!」
なんだか仲が良い感じで分身の私も笑顔でいた。そこに---。
「あなたは食べてもいい人類?」
「え?」
いきなり後ろから、ルーミアの声がしたら、食べる気満々の表情をしていた。
「や、やめてくださいよ---。」
「いただきまーす!」
やはり食べる気でいたルーミアは、肩を掴みかじろうとした。が---。
「ルーミアちゃん。」
いつの間にか私の分身はルーミアの目の前から消え、後ろにいた。
「あ、あれ?」
もう勝ったと思い、わずかながら油断していた時に、こっそり逃げたのである。もちろん、ルーミアちゃん。と呼ぶまで逃げたことに気付かなかったようだ。
「そ、そんなー。今日の食べ物がー。」
「えええ?食べるものなかったんですか?」
「時々収穫ゼロなんだよー。」
即座にルーミアの手を掴んで、いつもの場所まで連れていった。
「え?いきなり、何するの?今度こそ食べちゃうよ!」
「まぁまぁ---落ち着いてくださいよ---。」
「なんで?なんかこっちに楽しいことがあるの?」
「楽しいこと---なのかは分かりませんが、まぁ、あなたの為にはなると思いますよ?」
そうして、自分の部屋まで連れていき、僅かながらご飯をつくってあげた。
「こんなもんですが、どうぞ---。」
「え?これ---良いの?」
「勿論ですよ!」
「わーい!ありがとう!」
「どういたしまして~。」
ルーミアが一人で食べている間、チルノ達を見張っている分身が消えていた。この間、何が起こったかはわからない。
「ふわぁ。美味しかったー!ありがとう!」
「良かったです~。では、この後どうしますか?まだ私を食べたいというなら、抵抗しますよ?フフフ。」
「もういいや。また今度食べに来るから---今度はご飯ではなくあなたを。」
「楽しみにしてますよ---。」
正直かなりめんどくさかったが、笑顔でいたルーミアにおされてしまった。
「ふぅ---。」
暫く休もうとしたが、やはりチルノと大妖精が心配だったから、今度は自分で行くことにした。
「大丈夫かな---というか、私も遊びに入れてほしいのに---。」
侘しさが顔に現れながら、ゆっくり歩いていった。変な妄想をしていたら、いつの間にかチルノと大妖精が遊んでいた。
「チルノちゃん、次何しようか~?」
「鬼ごっこだ!」
「でも、2人だと出来ないよー。」
「あー、そうか~。」
「2人でできる遊びって少ないよね~。」
そんな中でも笑顔の2人を木の後ろからゆったり見ていた。それから暫くして、遊びが終わったようで---。
「ふぅー、楽しかった~!」
「さいきょーであるあたいの本能が久々に活発になったよ!」
ちょっと何を言ってるかわからなかったが、そのまま一人で先に部屋に戻った。もちろん、既にルーミアは帰っていったようだ。
「ふぅ---。」
なんだか色々止まったり動いたりしたせいか、ちょっとだけ体が悲鳴をあげていた気がしたが、気にしなかった。いつの間にか顔を見上げれば夕焼けに染まる空が見える状態になっていた。
「なんか---色々寝たなぁ。」
最近の記憶では、寝た。寝た。妖精に会った。寝た。---等、頭の中が睡眠欲に負けていた。そこに---。
「ただいまんもすー!」
「ま、まんもす?」
「マンモスじゃあダメ?なら---。」
「い、いやぁ、別に良いですからね?」
おこちゃまな発言をして部屋に戻ってきたチルノのボケは、全く決まらなかった。
「あたい、疲れたから寝るー。」
どうやら、チルノの頭の中も睡眠欲に負けていたようである。暫くして、外から光が消え、いつの間にか2人とも寝ていた。
「スヤー,スヤー---。」
「夢想封印---!」
「助けて!うわぁぁぁぁぁぁあ!!!」
それから1分ほどして、フランは壁に寄り掛かって、目を閉じていた。
「ふぅ---これで、終わりかな?あぁぁぁぁあ。異変解決するって皆ポンポン言うけど大変なのよね~。」
めんどくさがりの霊夢は、その場をゆっくり後にして行った。その頃、私は---。
「ふぅ---これで、紅魔館を---脱出だぁぁぁぁぁあ!!!」 終
次回もお楽しみに!