転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
「はーい、私の授業2日目です!今日の一時間目は体育です!」
「わーーい!」
体育になると、寺子屋内が急に盛り上がるが、一つ疑問に思った。何故かこの日だけ皆に人気な教科だらけだと---。
「みんなー!外に出るぞ!」
「わーい!わーい!」
だがしかーし!今回の体育はそっち系ではなかった。
「皆さーん。誰が外へ出ると?」
「先生!でも体育なら外でランニングとか、そんなんじゃないんですか?」
「ざんねーん。ミスチーさん。今日やるのは---。」
実は、昨日の間に慧音先生から予定を知らされた。が、私の場合、大体が特別授業と書いてあった。
「今日やるのは、もしもの時に体を守る為、最低限の力をつけさせるものです!」
「最低限の力??」
「はい。では早速、一人ずつ私を全力で殴ってみてください!」
よくドMじゃねーかよ!と言われるが、本当は他人を思ってのことなのだ。決してドMではない---はずだ。
「じゃあ、あたいからやっちゃうよ!」
いきなりチルノが飛び出てきた。どうやら、私を倒したいようだ。
「ほぅ、では、どうぞ。ただし、1発だけですからね?」
「やぁぁぁあ!」
気合いの入った1発だった。が、正直ガチになりかけてたから、全く動かなかった。
「そ、そんなぁ!」
「チルノちゃん---チルノちゃんでも倒せないなら、私。」
「大丈夫、大妖精さん、私はなにもしませんから、安心してください!」
「ほ、本当ですか?」
今のを見て、皆が汗をかいてきたが、なんとか洗脳させてみた。
「じゃあ、いきます!」
「どうぞー。」
「えいっ!」
その一発は、じみに急所に当たろうとしたので、左手の親指1本で止めてみた。
「き、きいてない?」
「なかなか良い一発でしたねー。」
「あ、ありがとうございます!」
「では、次ー。」
どんどん殴ってきたが、私はびくともしなかった。
「はい、これで全員ですね!」
「なぁなぁ、なんでこんなことしたんだ?」
「チルノさん。あなたにいつも教えていることをするんですよ?」
「あたいに?」
「では、皆さんにも教えましょう。」
チルノ以外の皆、何いってんだこの人は---と考えていた。
「では、皆さん。やってる真似で良いので、ボールを投げる時の動作をやってみてください。」
全員が静かに、早く投げた。
「では、そこで手を握って。それでパンチすると、相手のどこに当たりますか?」
「顔の部分なのかー?」
ルーミアがこっそり私を攻撃しようとして、どこか確かめた。
「ルーミアさん、正解です。では、顔にパンチしたら、相手はどうなりますか?」
「怯むか倒れるのかー?」
「そうなりますねー。それを利用するんです!」
実は、チルノが私を攻撃した部分が顔の部分に近かった。
「ただし、皆さん方の力では、気絶させることは不可能に近いでしょう。では、相手を倒すには、どうすれば良いでしょうか?」
「力をつける!」
「リグルさん、それも一理ありますが、それだと私だって時間がかかってしまいます。もっと単純に---。」
「二発目をうつ!」
いきなり外から誰かがやって来た。
「あら?フランさん。お久しぶりです!」
結構久しぶりで、声だけで誰かは分からなかった。
「で、二発目をうつ!合ってるでしょ?」
「正解です。流石ですねー。ところで、なぜここに?」
「暇だから散歩してるのー!」
「そうでしたか?」
「じゃ、そろそろ行くねー!」
「道中お気をつけて。さようなら~。」
「うん!バイバーイ!」
少し驚いたが、すぐに授業を再開させた。
「さーて、偶々やって来たフランちゃんに答えられたので、二発目についてやっていきまーす。」
それから、その後の動作について教えた。ここで、練習相手になってもらう妖精がいた。
「では、チルノさん。いつものやつ、皆の前でやってみますか?」
「うん!待ってたよー!」
「では、これからチルノさんがお手本を見せてくれますよー。」
「わーい!わーい!」
「ちょ、あたいそんな強くないよ!」
皆が笑顔になった。チルノの努力の成果を知らず。
「それでは、どうぞ。ただし、私も本気で受け止めます---。」
笑顔でいたら、瞬間的にチルノの手が目の前にあって、少し怯んでしまった。
「うっ!」
「いまだ!頂き!」
さらに、腹の辺りに一発打ってきた。
「危ない危ない。」
「ええっ、今のでも決まらない?」
がっかりしているチルノだったが、よく見ると---。
「ふぅ---ふぅ---。なんとか、急所は避けましたが、痛いなぁ---。」
「あ、当たった?やったぁ!」
チルノの動きを捉えきれてる生徒たちは誰もいなかったようだ。
「流石です---。っていう風に皆さんも怯ませる→攻撃するという姿勢を忘れずに!」
皆がチルノの方に向かっていった。
「凄いよチルノちゃん!私にも教えて!」
「教えるのかー?」
それを一人で孤独に見ていた私だが、チルノが強くなっていて、少しだけ嬉しかった。少しだけーねw。
「では、1時間目はここまで!次の授業は道徳です!」
「はーい!」
皆が休み時間に入ってすぐ、その場に倒れ込んだ。実は、チルノの攻撃がめっちゃ痛かったのだ。
「はぅぁ。これで二時間目出来るかなぁ---。」
そこに、チルノがやって来た。
「あっ、チルノさん。なかなか良い攻撃でしたよ?」
「本当?でも、大丈夫?あたい、本気になりすぎて、凄い強く打っちゃった。」
「ふぃー。」
「---本当に、大丈夫?」
無傷で余裕の表情を見せたかったが、あまりにも痛く、しばらく立つことが出来なかったのだ。普段は4枚ほど着ているが、今は2枚しか来ていない。しかも、薄い服だけだ。
「意外と、冷たいですね---。ふわぁ。」
「そうかな?えへへー。」
「さて、2時間目いきますよー!」
「次勝負したとき、あたい、絶対勝つから。」
ちょっとドヤ顔で言ってきたが、笑顔で頭を撫でて、2時間目に入った。
「はい、二時間目は音楽です!前にけーね先生から自分の好きな歌を歌って発表するという課題が出てたようですが、皆さん、やってありますか?」
「もちろん!」
「頑張ったよー!」
やっぱり元気な寺子屋だった。
「で、それを皆の前で歌うみたいですが、誰から歌いますか?」
ただ、こういう時に限って静かになるのは普通だった。
「はい、じゃあ---席順にいきますか、それともー、名前順にいきますか?」
本日在籍者は、大妖精、チルノ、ミスチー、リグル、ルーミアの5妖精達。大妖精がすぐに席順といった。
「お、席順という人が多いですね!では、一番左の大妖精さんから行きましょう!」
「え?」
結局、どちらにせよ大妖精が一番だった。そのあと、チルノ、ルーミア、リグルと歌っていき、最後にミスチーの番になった。
「それでは、最後にミスチーさん!長い間お待たせしました---。では、どうぞ!」
「先生って人ですよね?歌聞いて大丈夫なんですか?」
いきなり訳のわからない質問をされた。
「もちろんですよー。私は歌が上手い下手とかではなく、皆さんの積極的な姿勢を求めているんですよ!」
「じゃあ、歌うね!」
「どうぞ!」
「ファーファーファー ファーゥファーゥ ---。」
ミスチーが歌いはじめてから、何故か頭がふらふらしてきた。
「う---ううぅ。なに---これ?」
ミスチーの隣で笑っているリグルを見て、膝を地面につけてしまった。
「体が、自由に動かない?」 終
さぁ、ミスチーの歌で倒れかけてきたタケノコ。果たして、どうなってしまうのか!?では、次回もお楽しみに!