転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
あれから、授業にも慣れてきた。しばらくの間色々教えまくって、先生の大変さも知った。
「はい、いよいよ、本日が最後の授業になります!明日から慧音先生が戻るそうですよー。」
「そーなのかー?」
「そうなんですよー。」
「先生、最後は何をするんですか?」
今日も普通にやろうと考えていたのだが、いきなりパッと思い浮かんだ良いアイデアがあった。
「実はですねー。今日は皆さんが今目標としていることを文にまとめ、それを1人1人発表して欲しいと思います!」
全員ざわつき始めた。もちろん、これも想定内である。
「まぁ、そんなわけで、目標なんて言われてもわからないと思う方。そんな時は皆さんが好きな事を思い浮かべてください。好きな人、物とかでもいいですよー。」
時間はあるため、皆にしっかり書いて欲しいと思っていた。数分たって、皆好きなことを書き終えた。
「では、次。今までやって来た事の中で、一番スケールがでかかった事を思い浮かべてください。それが成功していても、失敗していても、どちらでもいいですよ。」
さらに数分たって、皆書き終えた。何をしているか分からず、不思議に思っている顔をしていた。
「では、その2つと関連性が深い単語を思い浮かべてください。」
そこにチルノが。
「例はないのかー?」
「例ですか?---。」
クラスが静かだから、少し盛り上げようと、面白いことを考えようとしたが、無理だった。
「好きな人は、チルノさん。あなたですよ---。」
「それ言わないでよ---。恥ずかしいじゃん---。」
「あなたが例をと言いましたので---ね?で、スケールがでかいことは、あなたを守りつづけることです。」
大妖精の顔が真っ赤になっていた。怒ってるようには見えなかったが---。
「では、関連性が深い単語。例えば---氷、守る、妖精、勝負---とかですか?」
「なんで勝負が関連してるのかー?」
「ルーミアさん。守るために必要なものってわかりますか?」
しばらく考えたあとに---。
「強さなのかー?」
「そうですね。」
色々質問が飛んできそうだったから、ここで一度纏めてみた。
「まず、目標というものは、自分の好きなことを書くと分かりやすいですね。そこに体験談をいれると尚更良いので、先程のスケールでかいものをいれると良いんですよー。」
実は、完全に自分流だったのだが、妖精たちに分かりやすく、簡単に文章が書けるように伝えていった。
「因みに、字数は150字以上2000字以内でお願いしますー。」
皆が静かになって書いていく。眠くなってきたところで、発表の時間になった。
「では、発表の時間です!まずはミスチーさんからー。」
「わ、わたし!?一番最初なんて---。」
「リラックスすることです。」
そうして、ミスチーがゆっくりと原稿を読んでいった。
「私は、一度屋台の開店に間に合わず、大きな批判を喰らったり、最近売り上げが徐々に落ちてきています。これをなんとかしなくてはいけないと考え---。」
周りがいつも以上に静かなうちに、あっという間に原稿を読み終わっていた。
「終わりです!」
「とてもいい目標ですね!自営業の大変さにも負けず、頑張っている姿はとても良いと思います!」
皆が拍手をして、次の妖精になった。
「では、お次はルーミアさん!」
「そーなのかー?」
相変わらず口癖は変わらないが、原稿をゆっくり読むというしぐさは同じだった。
「前に人里で何者かに襲われたとき、対抗できなかったのだー。今回体を守るという授業を受けて、自分の身は自分で守り、闇を深めていくのだー!」
「なるほど、闇の世界が好きなのですね。確かに、いきなり襲われたら対抗なんて難しいものです。でも、もし今回同じことが起きて、対抗しなきゃいけないときに出来たら良いですね!」
ここでも拍手がうまれた。そうして、大妖精、リグルと話していって、もちろんチルノは最後に残しておいた。
「では、チルノさん。どうぞ!」
〔以下チルノの原稿〕
あたいの目標。チルノ
あたいは先生を倒して、何か危険が訪れたときに、ずっと守ってもらっていた先生と一緒にやっつけたいと思います!
1年前、あたいはまだ先生に会ってなくて、ルーミアちゃんに負けるくらい弱かったです。でも、あのとき彼に出会い、そこから強くなってきました。あたいだって強くなれる。彼の言葉を信じて修行をしてきて、今ここに立ってます。
確かに、今のあたいは先生よりずっとずっと弱く、先生が本気を出した瞬間、一瞬でやられてしまいます。だから、いつか勝てるように、あたいは強くなり続けたいです!
その為に何をするべきかというと、まずは修行を積み重ねて、昔勝負して負けた妖夢や魔理沙に勝つことが重要だと思ってます。因みに、先生は1分かからずに倒せると思います。
たとえどんなに弱く、才能がないとしても、努力するのが一番大切だと感じました。これからも色んなところで努力していきたいです。そして、算数のテストでいつか100点を取りたいです!
それと---。先生を倒したあと、倒れるまでつ---付き合いたいです。
最後の一言で、周りが静かになった。顔を赤くして。
「先生、どうでしたか?」
「とても---いい文章でしたね!ただ、恋の話は二人きりでしましょうよ---。」
「エヘヘ、ごめんなさい!」
皆が笑っていたところで、授業が終わった。
「はい、これで私の一週間の特別授業は終わりになります!皆さん、お疲れ様でしたー!」
「ありがとうございましたー!」
みんなの元気な声が寺子屋内に響き渡った。
「さて、では、気を付けてかえってくださいねー!」
「はーい!」
チルノ以外の全員がそれぞれ帰るべき場所へ帰っていった。
「ねぇねぇ、一緒に、帰ろ?」
「チルノ様---わかりました!」
その後、部屋の整理をして、2人でゆっくり帰っていった。笑顔で部屋に戻ったら、慧音先生が部屋の前に立っていた。
「あ、けーね先生だ!」
「あら、こんにちはー。」
「こんにちわー!」
「---25×11は?」
いきなり暗算で問題を出してきた。
「ええっと、275!」
「やっぱり。」
少し引きぎみで、私の方に声をかけてきた。
「1週間ありがとう、お陰で体も昔のように戻ったわ。それと、彼女の世話、大変だったでしょ?」
「最初は大変でした---でも、彼女の努力のお陰で今は逆に楽しいですよ!」
「それなら良かったわ。」
そうして、チルノの方に目を向けた。
「頑張ったのね---皆と仲良くやってる?」
「うん!」
「良かった。では、この辺で失礼するわね。」
「また明日ー!」
そうして、ゆっくり寺子屋の方に向かっていった。
「チルノ様。部屋に戻りましょう!」
「じゃあ、部屋に戻ったら特訓だ!」
いつも以上に笑顔で張り切っていた。 終
次回から第Ⅱ章、お楽しみに!