転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
「やっぱりいた~。」
いきなり鬼の姿で出てきた少女。他の皆は宴会に夢中になっていたが、正直自分は宴会をしに来たというより、異変解決しに来た為、そんなものに興味はあまりなかった。
「で、宴会の時に悪戯してるのは君なのね。」
「そうだよー、タケノコ君。」
「私の名前を、知ってる---のか。」
意外と幻想郷内で知られているなー---うへへ。って思ったが、そんなことを気にする余裕などなく---。
「さて、今すぐその変な妖気とか止めていただきましょうか?」
ここで、完全に戦闘モードになった。
「それはできないねー。だって---」
「グランドファイアインフェルノ。」
そんなどーでもいい理由など聞きたくもなく、チルノがいないのか、周りのことを気にせず攻め始めた。
「火炎玉っ!」
「おっと、危ない危ない。」
久々に打ってみたが、精度は落ちていなかったが、距離があり、当たらなかった。
「もうそっちが攻めたってことは、倒したって文句は言わないよね?符ノ壱、投擲の天岩戸!」
相手が鬼なだけに、鬼のような攻撃をどんどん打ってくる。
「危ないっ!」
いきなりかすりそうになり、シールドを張る場面もあった。
「へぇー、避けるのは得意なんだ。なら二つ目、符ノ弐、坤軸の大鬼!」
さらに力が増していったところで。
「おそらく、一方向にしか攻めることができないのか---。ならば、影分身!」
相手の弱点を突こうとするが、今度はいろんな方向に打ってきて、なにもできない。
「くっ---。どうすれば。」
最近、チルノとの修行の付き合いしかしてなくて、ここまで強い敵に出会い、色々苦労していた。が、次の瞬間を待っていた。
「あはは!もう力尽きたの?夜になっちゃったし、これからゆっくり食べていくことにするよっ!」
「---闇色ドラゴン、召喚っ!」
現在このドラゴンが幻想郷最強クラスの龍だった。
「なにっ?だったら符ノ参、追儺返しブラックホール!」
そんな漢字さえ読めなさそうで、見た目強そうな技でも、軽々避けていった。
「そんな---。」
ここで、ずっと使いたかったある技があった。
「チルノ様、お借りします---アイシクルフォール!」
「え?それはあの妖精の---。」
「1年間ちょいそばにいたのでね、なんとなく真似してみたんですよ?まぁ、今の威力は彼女の10倍、耐えきれますかねぇ?」
「はぅ---ぐっ---まだ、こんなところでは。折角の春を折りすぎのこの幻想郷に復讐を---!」
「ならば、今度は最近覚えた技で、死符、闇ノ夜!」
終わらない悪夢のように、大量の龍の分身を使い一気に攻める技だったが、かなりの体力を消耗するため、あまり使いたくなかった。しかし、長引くと面倒なので、早めに終わらせた。
「そんな、避けられ---ない。」
「じゃあ、闇色ドラゴン、相手に向かって目からビームでも打っちゃって~。」
既に余裕の表情で、決め手の一手を出してあげた。
「う、うそだっ。」
そういって、目の前に見える桜が風によって散っていった。
「ふぅ、やっとチェックメイト、早く帰ろっと。」
なにか忘れているようだったが、神社から少し離れたところで勝負していたので、完全に忘れていた。一方、博麗神社では。
「あら、妖気、消えたわね。」
何故か参加していたレミリアとパチュリーが静かに話していた。
「きっとたまたまだったのよー!」
もう止まらない霊夢が走り回りながら騒いでいた。
「そういえば、タケノコちゃんどこ行ったのか---。」
咲夜が私のことを探しに来た。疲れてゆっくり帰っていったので、すぐに見つかった。
「あ、いたいた。」
まだ完全に酒に溺れていない咲夜だったのか、私のもとにやって来た。
「あー!宴会忘れてたぁ!異変解決したからって帰ろうとしてたぁ!」
「異変、解決?」
「そこにいるちっちゃいのが主犯でしたよ。」
そういって、倒れている彼女をだっこして、ここまでつれてきた。そのとき、やっと目を覚ました。
「うっ、ううっ。」
「お早うございます。」
「ここは?---そうか、あの龍にやられて、意識、失ってたんだな。」
「一緒に宴会やります?あなたの目的って、宴会したかったから、じゃないんですか?」
明かりが少なく、静かな空間の中、それよりも静かにうなずいた。
「さ、行きますよ?」
「あのさ---ごめんなさい---。」
「私に謝らないでくださいよ---謝るなら今宴会している迷惑かけた他の皆さんに。」
そこに、咲夜が衝撃的な一言を話した。
「いいえ、きっとみんな、異変のこと気にしていないわ!」
「ええええ?そうなんですか?あの霊夢!今すぐにでも成敗してやりてぇ---!」
「んじゃ、霊夢に伝えておくわね!」
「うわぁ、待ってくださいよっ!流石に宴会楽しんでるところにそんなこと言うのは申し訳ないですから---。」
そうして、ゆっくり神社の中に入った。
「うわぁ、久しぶりだなぁ。」
ひょうたんだけはずっと握ったまま、静かに声を出していた。
「そういえば、名前すら聞いてなかったですね。」
「伊吹萃香だよ!タケノコ君、よろしくっ!」
「よろしくお願いします!」
そういって、宴会のところにいって目の前にあった物を飲んでいた。そんな宴会も皆で話していたらすぐに終わっていた。というか、来てから10分くらいで終わっていた。
「あっふー!終わったぜおわったぜ!んじゃ、帰るからっ!萃香ちゃん、バイバーイ!」
意識が朦朧としていたが、なんとかいつもの部屋まで帰っていった。
「チルノさまー。ただいまですー。ううふっ。」
「お帰り~!って、何があったの?今にも倒れそう!大変な異変だったのね、早く風呂はいってって---傷が殆どない?ってことは。」
しばらく、何をしたか見当すらつかなかった。
「うっへ!---あの水なんか変なあじしたなぁ。まぁ、霊夢のところだから、しょうがねぇかぁ!」
そのろれつが回りきってないのと、水という言葉で、パッと思い浮かんだ。
「ま---さ、か。あんた、酒飲んだでしょ!?!?」
「酒?あぁ!あれ酒でしたかぁ!苦味がよかったんですよねぇ!」
「あっ---。」
その場から静かにチルノが去っていった。それから、誰かを呼んでいる気がした。
「何してるんですか~?」
「え?すぐ来るから、待っててね!」
何を言ってるかわからなかったが、そこに誰かがやって来た。
「ふっふっ---遂にあなたの弱点を見つけてしまったぁ!今日は説教しがいがありそうですねぇ!」
「げっ---。」
目の前に、緑の髪の毛で冠を被っている裁判長、四季映姫が現れた。
「ニゲヨーっ---。」
「待ちなさいっ!今逃げたら、あなたを地獄に落としますが、ここで座っていれば今回は説教だけで済ませてあげますよ!?」
「はぃ、すみませんでしたっ---。」
それから、100回くらい未成年なんだから酒は飲むなっ!と聞かされた気がしたが、魂が抜けかけていて、最後の方はなにも覚えていなかった。
「さて、明日はもっと良い日になるかな~?」
チルノは、私が説教を受けている間に、熟睡していた。 終
次回から第Ⅲ章、お楽しみに!