転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
第59話→怪しい少女!山のトップに潜む影!
「ううっ---ここは?」
昨日の説教を受けて、いつの間にかその場で寝ていた。
「はっ---チルノ様。」
既に目の前に立っていた。
「あのさっ---もう、変な行動とらないでよね?昨日はちょっと怖かったから。」
「あっ---そのー、ごめんなさい。」
「良いんだよ---もうしないならね。」
そうして、そのあとのんびりしていた2人、それから、長い月日がたった。
「チルノさまー!今日も元気にやっていきましょう!」
「あんたさ---まだ子供っぽいけど、大丈夫なの?」
始めて酒を飲んでから、いつの間にか半年が経っていた。
「まぁ、あれから特訓してきたし、そろそろあんたを倒したいな~。」
「多分、もう通常の姿なら倒せると思いますよ?あっ、もちろん龍を連れていたら別ですけどね---。」
「その龍を倒したいんだよー。」
ずっとチルノの成長を見てきたが、最近は今の状態を保つのが精一杯のようだ。
「とりあえず、あなただって限界なんて持っていない筈ですよ?」
「そうかな~。」
「きっと限界なんてないです!」
「---うみゃー。」
「にゃにゃ?」
「にゃぁ!!」
何故か猫になって話し合っていた。もちろん、途中からただ勝手ににゃんにゃん言うだけになっていたようだ。
「さて、チルノ様、久々に暇が出来たので、なにか遊びましょうか?」
「やったぁ!じゃあ---勝負だ!」
「ええっ、いきなり勝負ですか!?」
「うん!」
「べ、べつに良いですよ?」
現在は昼、チルノにとって私を倒す最大のチャンスの時間だった。しかし、彼女だって本気ではない私を倒すのは嫌なようだ。
「じゃあ、今日の夜に勝負だ!あたいはその間に博麗神社にお参りしてくるよっ!」
「そ、そうです---か。」
上機嫌に飛び出していったチルノだったが、こっちは勝負するほどの体力が夜まで持つか心配だった。しばらくして、チルノが帰ってきたのだが---なにやら伝言を預かっているそうだ。
「ただいま~!」
「お帰りなさーい。」
「そういえば、霊夢から伝言貰ったよ!口で言うのめんどくさいから、紙に書いたって~。」
「伝言?」
そうして、その紙を受け取り、一読してみた。すると。
「なるほど。」
「何て書いてあったの?」
「要するに、神様が博麗神社奪うぞ!って書いてありますね。」
「え?何で?」
「それはわかりませんね---。後、後日その神様がいる山に登るらしいですよ~。」
「じゃあ、あたいも一緒に登る~!」
「本当ですか?というか、それ許してくれるのでしょうかね---。」
「後で霊夢と相談するよ!とりあえず、今日は勝負だからね?」
「はいはーい。」
そうして夜になったが、早く寝たくて、長期戦になると不利そうだから、数分で終わらせることにした。
「んじゃ、行くよー!」
やるきに溢れるチルノをすぐに倒すのは勿体ない気がしたが、適当にいつもの札を打った。
「闇色ドラゴン、召喚!」
「い、いきなりっ!?」
「ごめんなさいね---波動砲!目からビーム!からの終符、グランドファイアインフェルノ!雷で攻撃!」
「うわっ、きやっ!」
なんとか避けていくチルノだったが、電気がかすってしまった。
「うっ---こっちだって、アイシクルフォール!」
別に、いつもより弱いってわけではなかったのだが---。
「ドラゴン、あれくらい止められるよね?」
そうして、アイシクルフォールという氷の技は完全に止めて、次にパーフェクトフリーズを打とうとしたところに、ドラゴンで留目をさした。宣言通り、数分で終わらせることに成功した。それから、部屋にもどって---。
「う、ううっ。」
「チルノ様、おはようございます---。」
「はぅっ---そうじゃん---やっぱり一瞬で終わっちゃったじゃん---。」
「そうですね---少し本気出しちゃいましたよ---。」
「やっぱり勝てないな~。」
自分のベッドの上に布団をかけて休ませてあげた。就寝時間になって、その横で笑顔で眠っていた。
数日がたって、この日は霊夢が例の事件のことを魔理沙に話すようだ。
「ねぇねぇ、魔理沙、ちょっと良い?」
「なんだ?決闘なら大歓迎だぜ!」
「はいはい、全然決闘じゃないから---。」
「なんだよー。」
「これ見てよ。」
魔理沙は、自分が受け取った紙と同じものをもらった。
「なんだこれ---。」
「見ての通りよ---また面倒な事になったわね---。」
「よっしゃ、すぐに討伐だ!行くぞ霊夢!」
「なんでよ---。」
あまりにもやる気がない状態の霊夢は、行くぞ霊夢!とか言われてもその場に寝転んでしまった。
「なんだよ霊夢~。」
「今からいくのー?疲れてるから嫌なんだけど---。」
「そりゃ、討伐しなきゃいけないんだぞ---。」
「はいはいわかったよすぐ準備---やっぱやめた~。」
「じゃあいつやるの?」
「今でしょ!って、はめないでよ!」
「はぁー。」
ずっと霊夢と魔理沙の喧嘩は続いたままだった。その頃、私とチルノは---。
「よーし、今から勝負だ!今なら勝てる!」
「えええ?今日もやるのですか?」
あれから毎日チルノに勝負を仕掛けられていて、ずっと勝ち続けているのか、勝負の手を止めないようだ。
「わ、わ、わかりましたよ---。」
そうして勝負したが、結果はいつも通りだった。
「うわぁぁぁあ!!!」
「はいっ---今日もチェックメイトですねっ!」
「ううっ---そんなぁー。」
あえて気絶はさせなかったが、連戦のせいか、1日目より動きが鈍くなっていると感じた。
「チルノ様、まずは体を休ませてからにしましょう。」
「でも---。」
「可愛いですね---そう落ち込んでいるところ。」
「えっ---そ、そ、そんな。あたいなんて---。」
「すっごい可愛いですね!」
「おっふ---。」
「さて、ゆっくり休みましょうか!」
「うん!」
上手く流れをこっちのものにして、チルノを休ませた。結局、霊夢と魔理沙は---。
「んじゃ、明日山に向けて出発な!」
「はいはーい---。」
霊夢も、本当はもっと後が良かったようだが、魔理沙におされて明日で承諾してしまった。
「はぁー、異変とはいえあっちの神社が儲かりすぎてるのよ---守矢神社め!」
現在、山の頂上に守矢神社という神社があるのだが、博麗神社の参拝客が減り、そっちに行く人が増えてきたようだ。
「絶対に許さない。ましてや、うちの神社まで取られてたまるか!」
霊夢と守矢神社一同、壮絶な戦いが始まろうとしていた。 終
次回もお楽しみに!