転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
「お前は、誰なんだ!?」
今度は、前からではなくこの場所への入り口、つまり後ろから声をかけられた。
「パルスィだよ!よろしくねっ!」
相手は、こいつ、背が小さぁー!とか思って、油断しているようだ。
「まさか巫女の前に誰かやって来るなんてねー。まぁ、そっちの対処があるから、すぐに終わらせちゃうよ!」
そういって、いきなり攻撃してきたが、チルノにはゆっくり攻撃されているように見えた。
「なにっ---全部軽々避けた!?」
そうして、チルノは笑いながらパルスィの攻撃を楽々避けていく。
「あっ---まっまさか。お前は霊夢の分身なのかぁ!?」
実は霊夢の分身なんじゃないかと思われてきたが、流石にそんなわけもなく、チルノのアイシクルフォールで一撃だった。
「う、こっちの、ボスはっ---強いんだぞっ!」
雲行きが怪しくなるような発言をしながら、普通に倒れていきそうになった。
「そんなことないよっ---。」
「お前と一緒に来た---彼なら、もう捕まったからなっ!」
「なにっ!?」
その本当か分からないことを最後に、完全に意識を失った。
「そんなっ、捕まったなんて、いや---嘘かもしれない。もし本当だったらあたいが頭を1万発殴ってやるわ!」
本当とは知らず、チルノもわざとらしく大げさに言った。
「ふぅ---なんかめんどくさーい。彼や霊夢の手助け、欲しいなぁ。」
一人とぼとぼ歩いているのか、寂しそうな顔で進んでいた。その頃、静かに縛られながら待っている私は。
「あーあ、こんな縛りもの2秒で抜けるわっ。」
現在、誰もいないので、折角だし誰かいる前で取ろうと思い、もうチルノじゃなくてもいいから誰か入ってほしいということを願っていた。
しかし、時間は過ぎるばかりで、幻想郷内の雪が降り積もっていくまま、なにも起こらない。
「ふぅ---。」
静かに体を最も休めることができ、尚且つすぐに抜けるようにした。
「さっ、これで準備はバッチリ!」
その間にも、またまたチルノが、別の敵に遭遇していた。
「またー!?さっきパルなんちゃらってやつ倒してから100メートルしか進んでないしっ---。」
そういいながら、勝負出来ることを嬉しそうに思っていた。
「私は星熊勇儀よ。よく体が小さいのにここまで来れたわね。見逃してあげるから、ここから逃げた方が良いわよ?」
相手は、鬼のような体をしていて、さっきまで勝負してたキスメ、ヤマメ、パルスィとは違う雰囲気を見せていた。勿論、チルノは立ち向かう気だった。
「あたいは妖精チルノ!幻想郷で一番強くなるためにあたいの---守り神と修行してきたんだ!あんたなんかには絶対に負けない!」
昔のチルノでは絶対に言えない言葉を堂々と言う。パルスィのように簡単には倒せなさそうでも、自分に対しての士気をあげていった。
「本当に勝負するのね?これがラストチャンスよ---。もう知らないわっ。怪力乱神!」
相手も強いのか分からないが、相手からの威圧感がさっきまでとは違っていた。
「くっ、だったらあたいもっ!アイシクルフォール!」
そんなもの効かねーよ!って顔をしながら避けていった。所々かすったが、そこまで大きなダメージは与えられていなさそうだった。1分程勝負して、チルノが劣勢になった。
「くぅー。小さい体の割にはやるなぁ。で、誰から教わったんだ?独学か?」
「タケノコっていう男子、いつも優しく、あたいを守ってくれる事に必死なんだ。だからっ、助けにいくんだっ。」
「ほうっ---。で、タケノコってのはどこにいるんだ?」
さっき別行動してたら落とし穴にハマったらしくてなんて絶対に言えなかった。
「今、捕まってるんだよ。だから、早く進まなきゃっ---。」
ギリギリの体で、なんとか話せるくらいの体力で言った。
「うっ、体がっ---。」
膝を地面に付いてしまった。
「おうっ、大丈夫か?」
意外な事に、勇儀はチルノを倒そうとは思わなかった。さっきの話を聞く前とは違い。
「ふっ---お友達さんを助けるんでしょ?」
「---うん。」
その頃、私は---。
「ふぅっ。もういいやっ。」
バキッ---バキッ---。
「ふぅ。疲れたぁ!解放!」
自由に動けるようになっても、すぐそこにかなり強力な結界が張ってあった。
「あーもうっ!結界とかめんどいっ!」
かなり強力な結界だったが、なんとなく自分を捕まえて、5倍の痛さにしてここで縛ろうとした。
「うへへっ。」
すぐにドアを超デカい音で開けた。その音に気付いた誰かがやって来た。私を捕まえた誰かだった。
「やっぱり、破っちゃうのか。」
目の前にいたのは、古明地さとりという妖怪だった。
「ふぅ~。」
静かに共に1歩ずつ前に進んだ。
「さて、能力解放しますかねー、終符、グランドファイアインフェルノ!」
「んっ?」
いつも通り、龍の力を使えない分、この能力でなんとかするしかなかった。
「よしっ、まずは火炎玉で---!」
心の中でそう思った。
「行けっ!火炎玉!」
そうして、いきなりうたれると殆どの確率で避けられない技を、何故か避けた。
「うっ、そこまで甘くないな~。ならば雷で攻撃!」
しかし、まるでこっちの出す技がわかっているかのように避けていく。
「仕方ないなー。ならば、最近覚えたアイシクルフォール!」
チルノを見て、学んだ技だって避けていった。
「違う。違う。---何で当たらないっ!!!」
なんとなく、相手が持ってる怪しい目が気になった。
「あれでこっちの心を読み取ってるな---。」
静かにそう考えていると、いきなりさとりが話してくる。
「そうねー、意外と早くこの存在に気づくのねー。」
やはり、目のせいだったようだ。
「さぁ、きっとお前がここのボスだな!早くあの白い柱を消せ!」
「それ、ここにくるときに一番最初に考えてたでしょ?あなたが考えていることは全てバレバレよ。」
「なら、どうやって倒せばいいんだっ!」
一度は何も考えないという事が出てきたのだが,そんなときに先生の話を聞いていないのと同様、攻撃なんか出来るわけがない。
「さぁ、そろそろ帰って貰います。早く霊夢の始末をしなきゃいけないので。」
皆大体同じ事を行ってくる。そして、私の前には誰もいなくなる。これを今まで何回、いや、何十回見てきただろうか。
「もう、終わらせます。テリブルスーヴニール!」
そんなもの、上にジャンプして避けてやろうと、頭の中で考えてしまった。
「よし、今だ、避けるっ!」
声に出して避けようとするほど、頭の中でそれだけをしっかりと考えていた。何故声に出したかは、ただあるものを消すためだった。 終
次回もお楽しみに!