転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/   作:タケノコ委員長

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ええっと、タケノコです!ここで話すネタがほとんどなくなってきたので、とりあえずゆっくりしていってねー


第Ⅵ章→輝く船の騙し技!悪夢はとうとう金色に染まる---
第72話→霊夢の過去。夢に満ちたチルノ!


霊夢の錯覚は止まらず、よだれをたらしながらよたよた船に向かう。たまたま近くに誰もいなかったが、おそらく誰かがこのシーンを見たら、ただではすまなくなってしまうだろう。

 

「金だっ、金だっ、金だぁ!」

 

あまりにも貧乏すぎて、本能まで揺さぶられ、そこへ向かう。その頃、勉強しているチルノは、そろそろ外に出たいと思い、キリの良いところで終わらせ、遊びにいった。

 

「ん、あれはなんだ?」

 

どうやら、チルノが怪しい船を見つけたようだ。それに、誰かが着いていくところもだった。そのときは、それが霊夢だなんて全く思っていなかった。

 

同じ頃、大妖精も船に気づいていた。かなり広範囲で見れるであろうこの宝船、実は気づいているのは今のところ彼女らだけだった。

 

「ちょっと、寄り道しよー!」

 

そういうチルノに対し、大妖精は気にも留めなかったが、チルノが向かって行くのを見て、一緒になって向かった。

 

「あれ、チルノちゃんだ。なにやってるんだろー。」

 

霊夢と同じ速さで向かっていったが、本能は揺さぶられていなかったチルノだった。少しして、やっとあの影が霊夢だということに気付いた。

 

「あー、霊夢だー!あっ---ね、ねぇ、霊夢?」

 

やはり、本能が壊されると、人間はダメになってしまう。霊夢も、金にはめっぽう弱かった。それだけで彼女を自由自在に操れるのではないかというくらい。

 

「ねぇねぇ、霊夢、起きてよー!」

 

「はっ---あ、チルノ。危ない危ない、もう少しで操られそうになったわ---。」

 

「霊夢っ---。もう操られていたよ?」

 

「---それは聞かなかったことに!」

 

そこに、大妖精も加わり、徐々に船が近づいてくる。いや、近づいていくと行った方が良いだろうか。

 

「なんか、最近あなたから色々言われてばかりね。昔はあんだけバカだったのに---あっ。」

 

口が滑っても、もう言ってはいけないことだった。まぁ、わざとではないのであろうが、結局論どちらにせよアウトだった。

 

「言ったなー!アイシクルフォール!」

 

「つ、つめたっ!ちょ、タンマタンマ!くっ---。」

 

意外にも、今のアイシクルフォールが霊夢に少し効いている感じはした。言いかたからして本当にそう思っていたのだろう。

 

「チルノ、強くなったなー。」

 

霊夢だけでなく、私もずっと思っている事だ。

 

「頑張れば強くなれるんだ!」

 

「へぇー。」

 

いつの間にか、昔のチルノや大妖精が追い付けない早さになっていた。

 

「だって、あなた、絶対に昔はこのスピード着いてこれなかったわよ?」

 

「そうかもしれないね---いつも大ちゃんとかけっこで負けてたもん。」

 

「私も彼から色々教わりたいわよ---。」

 

「多分霊夢の方が強いんじゃない?夜は分からないけど、少なくとも昼は。あたいだって勝てそうだもん!」

 

「何よ、昔のあなたなら逃げてたでしょう?そんなものよ。私だって小さい頃はすごい弱かったわよ。」

 

そうして、霊夢が過去の事を語り出した。

 

「私は、昔は友達なんていなかったわ。まぁ、今も退治ばかりしてて、いろんな人達と話す機会なんて減っちゃったんだけどね。」

 

まだ幼い頃、ずっと神社の前で修行をしていた。毎日10時間、一秒も休まずに。

 

「一瞬でも辛いって思ったら即倒れるわよ。まぁ、修行の仕方が悪かったのかもしれないけどね。」

 

「なぁなぁ、霊夢ってなんでそんなことやってたの?」

 

「それは強くなるためよ。」

 

「まぁ、そうだよね---。」

 

それから、大きくなるまで毎日欠かさず修行し、魔理沙に会ったわ。森のなかで迷子になったときだったわ。

 

「ううっ---怖いよっ---。」

 

静かにさ迷っていると、誰かに出会った。

 

「あなたは食べても良い人間?」

 

後ろを向くと、黒く赤い影にそまった妖怪がいた。

 

「あなたは?」

 

「ルーミアだよっ!」

 

そういったあと、ルーミアがいきなり攻めてくるのに、対処が出来ず、霊夢が木の横で倒れてしまった。

 

「う、うっ。」

 

更にルーミアが近くにより、一気に襲う。

 

「うわぁぁぁ!!」

 

そこに現れたのが魔理沙だった。

 

「マスタースパーク!」

 

いきなりの事だからよくわからなかったが、いつの間にかルーミアは消え、代わりに帽子をかぶった魔法使いがいた。

 

「おい、大丈夫か?!」

 

なんとか立てるか立てないかくらいで、すぐに別の場所へ連れていかれた。現在魔理沙が住んでいる所だった。

 

「ふぁぁあ---ここは?」

 

「お、起きたか。」

 

「あなたは?」

 

「霧雨魔理沙。よろしくな、博麗霊夢。」

 

「なんで、私の名前を---?」

 

「前に聞いたんだよ。」

 

それから、体力が回復してからよくその場所に現れるようになった。

 

「って感じに、色々頑張ってここまで来たのよ。あなたも頑張ればもっと強くなれるのよ。」

 

「あたい、絶対最強になるんだ!」

 

「何よ、昔はさいきょーさいきょー言ってたのによ。」

 

「そ、それはっ、言っちゃダメ!」

 

そうやって話しているうちに、目の前に誰か現れた。

 

「誰っ!?って---。」

 

3分前のチルノの部屋で、退屈に溺れていた私が急いで2人の前に立った。遅れていた大妖精を連れて。

 

「あー、大ちゃんずるーい!」

 

もう船は目の前だったが、敵が一人も出てこない。霊夢にとっては、宝船と勘違いしていて嬉しかったが、他の皆にとっては不思議だった。

 

それから間もなく、船に到着した。金色に染まっているのが、ますます綺麗に見えたが、想定していた事件事が起きてしまった。

 

「ふぅー。やっとついたー。」

 

そう言いながら、皆で船の上に座ると、誰かがやって来た。

 

「ふぅー、来たかぁ。博麗霊夢!って、その他のおまけは?」

 

どうやら、私たちの事は全く知らないようだ。これは、相手の顔を見ればすぐにわかることだった。

 

「え、ここって、宝船じゃないの?」

 

いきなり敵が現れた霊夢は困惑状態に陥った。その後、一気に攻めると思ったら、いつの間にか霊夢がいない。

 

敵が心のなかでなにやってるんだー?っと思っている間、下を見ると、絶望しながら帰っていく霊夢がいた。すぐに連れ戻そうとしたが、金に対するあまりに面白い態度で、笑いながら見ていた。

 

すぐに敵を倒そうとしたら、いきなり隣から声が聞こえる。

 

「あたいにやらせて!お願い。あたい、たくさん修行してきたから、勝負したい!」

 

霊夢と色々話をして、普段より本気になっていた。

 

「お前は誰だ?!」

 

チルノの声が、宝船らしい場所の中に響き渡った。




次回もお楽しみに!
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