転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/   作:タケノコ委員長

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こんばんは!タケノコです!今回の章はあと3話程になります!では、ゆっくりしていってねー!


第73話→旅と仕掛けと黒い雲!闇の祭り万歳?

「あたいに任せて!」

 

そう言い、私を押してまで前に出てきた。何かのアピールなのか、私を見つめた瞬間ウインクしてきた。

 

「チルノ様、頑張ってくださいねっ!」

 

敵がいるというのにお互い顔を赤くして、私はチルノを、チルノは敵を、敵は私を見た。

 

「今の会話で分かってると思うけど、あたいはチルノ!日々さいきょーに近くなっていく妖精だ!」

 

「ナズーリン、もう自己紹介すんだし、早く追い出すから。」

 

なんだか疲れているのか分からないが、普段は1分ほど話してから勝負するのに、今回は間を持たず、名前を言った瞬間に攻めてきた。

 

「ビジーロッド!」

 

いきなりの攻撃だが、なんとなく---ほぼ確実に今の攻撃で勝てると確信した。チルノは気づいていないが、そのうちの1発が外を見ている私にぶつかったが、何も痛くも感じなかった。

 

「うっ、レアメタルディテクター!これなら行ける!」

 

それにしても、相手も過剰に調子にのり、どんどんうってくるが、チルノにとってはテキトーに飴玉でも飛ばしているのではないかと勘違いするほどだった。

 

「な、ならば---ゴールドディテクター!」

 

結局、最後までチルノに攻撃は当たることがなく、チルノの攻撃が---。

 

「アイシクルフォール!」

 

「ちょ、待って、避ける余裕がない!」

 

慌てるが、いくら慌てたって、全く終わってないテスト勉強同様、間に合わないのだ。

 

「あうっ---。」

 

めんどくさくて欠伸をしている私の前に、いつ来たかは分からなかったが、いつの間にかチルノがお腹に手を触れていた。

 

「ねぇ、終わったよ?」

 

何か質問するかのように言ってきたが、どうせされたいことなどは分かっていた。

 

「お疲れさまでしたー。ナデナデしましょうねー!」

 

「わーい!」

 

幼稚園でちょっと良いことをしたときのような時間は1分ほどで終わった。

 

「チルノ様。後ろに敵がいますから、気をつけてくださいねー。」

 

そう言ったものの、まだ視界には入らないような位置だった。案の定、チルノはキョトンとしているが、すぐに視界に入る位置にやって来た。

 

相手の様子等を見ると、先程と力量的には殆ど同じようには見えた。まぁ、どちらかといえば今回の方が強いとは思うが---。

 

すぐにチルノが戦闘体勢に入ったが、今度は私が止めた。理由はごく単純だった。ここまで来てボーッと立つのが飽きたからだった。

 

「チルノ様、私にも勝負させてくださいよー。」

 

そう言うと、チルノはすぐにうなずいたが、一つ疑問に思った。ちょっとしたことだったが。

 

「ねぇ、今昼だけど大丈夫?」

 

「えっ---?もちろん、この状態でもやる時はやりますからっ!それに、そこまで私弱いですか?」

 

「いや、大丈夫っ!」

 

そうして、笑顔で相手を睨み付けた。笑顔なのに恐ろしい、そんな感じに見つめると、相手が怯んで動けなくなった。

 

「ふぅ---名前くらい教えてくださいよ?私はタケノコ。彼女を守っている者です---。さぁ?」

 

「多々良小傘。通りすがりの者だけど---。」

 

意外にも、この船とは全く関係がなく、たまたま出会った感じだった。つまり、この異変とは関係が無さそうだった。

 

「へぇ---通りすがりねー。」

 

異変に関係がないなら、無理やり倒そうとはしなかった。しかし、それはあくまで自分の意見だった。

 

「こっちもお金欲しいし、やっちゃうかー。からかさ後光!」

 

「おっと---危ない危ない。」

 

そう言ってるが、本当は適当に危ないと言ってるだけで、全く怖くなかった。それに、片手で受け止められそうだった。

 

「あーあ、うっちゃいましたねー。」

 

棒読みで笑いながらそう言い、さっきよりも強く睨み付け、細胞までもが動かなくなるように怯ませた。

 

「火炎玉っ!」

 

かなり冷たくなったチルノの氷をすぐに溶かせるか溶かせないかギリギリの温度で攻撃した。

 

「まぁ、これくらいで十分でしょう!」

 

そう言ってるが、実は今の状態だとこれが限界だった。それをごまかそうとしたが、最近毎日一緒に修行をしているチルノにはバレバレの嘘だと思われていた。

 

「うっ---。」

 

ただの通りすがりということで申し訳なかったが、こっちも倒さなきゃ先に進まないため、上手い感じに倒した。すぐに起き上がるだろう。地上にて。

 

「ふぅー。さぁ、チルノ様、どんどん行きましょう!」

 

「あのさ---バレてるから。」

 

「あーー!!!ダメです!言うの禁止です!」

 

そうして、歩き始めて5歩。たったの5歩しか歩いていないのに、新たな敵がやって来た。しかし、今回の敵は、いつもとは違う。

 

「な、なんだあれっ!?」

 

驚愕したが、よく見たら、雲の上に誰か立っている。夢に溢れた子供が見ると、おそらく目が輝くだろう。しかし、残念ながらその雲は敵である。

 

「---なんて言えば良いんだっ?」

 

私も、まず何を言えば良いか分からなかったが、いきなり相手がパンチしてきたので、受け止めようとした。

 

「そんなもの簡単に受け止めて終わりですよっ!」

 

そうして、正面からやって来たパンチは受け止めた。

だが、そのときにはもう周りを雲に囲まれた。山のように高い雲だった。

 

「お前は誰だ!」

 

チルノは雪が降りそうにない雲が嫌いなようだ。氷の妖精らしい発想だが、微妙な所の好き嫌いが面白い。

 

「雲山と雲居一輪。よく一輪&雲山って呼ばれるけど、めんどくさいからやめてね。」

 

「アイシクルフォー」

 

「ダーメ、効果はなしです!」

 

スペカをうとうとしたチルノをすぐに止めた。相手は雲。雲に氷をうったって意味がない。むしろ、氷を足して一気に攻撃する。逆効果だった。

 

「ううっ、じゃあ、どうすれば?」

 

「積乱雲の悪夢に染まり上がれ!見越し入道雲!」

 

どうやって倒すか考えている間。そんなときにも攻めないなんて事はない。四方八方から黒く舞い上がる雲の攻撃の1発が私に直撃した。

 

「つっ---!」

 

「大丈夫っ!?」

 

もちろん、大丈夫だと思っていたが、相手がでかいので、少しは痛みを感じた。まぁ、1発KOではなさそうだった。

 

「チルノ様、相手は2人です!こっちも2人でいきますよー!」

 

「うん!」

 

「次はぁ、仏罰の野分雲!」

 

また攻撃が変わっていったが、チルノと避け、私がチルノの腕を掴んだ。

 

「きゃっ---え?」

 

「チルノ様、今って言ったらアイシクルフォールうってください!」

 

「でも、相手は---。」

 

「確かにそうですよね?でも、今相手は雨を降らせているようなもの。つまり、それを雪に変えると雲は?」

 

「冷たくなる!」

 

そうして、理屈っぽい事を話し、チルノがタイミングを合わせてアイシクルフォールをうった。一番効きそうなところで合図を出した。

 

「つめたっ!」

 

相手の雲が冷たくなり、小さくなっていった。

 

「今ですよっ!パーフェクトフリーズ!すべてを凍らせてください!」

 

「行けぇ!パーフェクトフリーズ!」

 

言われた通りにうち、2つの雲は傘みたいに地上に落ちていった。

 

「はい、チェックメイトです!」

 

「やったあ!」

 

そう喜んでいる間にも、また新たな敵がやって来た。今度は5歩どころか、1歩も進んでいない。しかし、今度の敵は、船長の服を着ていた。 終




次回もお楽しみに!
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