転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/   作:タケノコ委員長

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ふぁ---ネムネム---。ぷはっ!こんばんわー、タケノコです!今回でこの章もラストです!では、ゆっくりしていってねー!


第85話→炎天下の闇風に渡る---曇る命蓮寺!

「チルノ様、本気で行きましょう!」

 

「うん!」

 

まだ敵情報なんて分からなかったが、何故か徐々に暗くなるこの場所。どうやら、少しずつ雲が出てきたみたいだ。

 

2人とも、いや、霊夢を入れて3人とも怪しいと思うのは当然。だって、嫌な雰囲気を出しているのだから。

 

「あいつ、死神か?」

 

そう私が思っていたが、相手はどうやら死神ではない。どうやら、蘇我屠自古という亡霊らしい。

 

「チルノ様、さっさと終わらせましょう!」

 

「うん、アイシクルフォール!」

 

まぁ、いきなり攻撃しても、大体避ける準備はされているだろうし、全く当たらなかった。敵もちょっとずつ攻撃してくる。しかし---、

 

「闇色ドラゴン、召喚!」

 

空が暗くなる。それは、私が本気になれるということでもあった。一気に龍を出して、この暗き場所では本気を出そうと考えた。

 

「行けぇ、火炎玉!」

 

どうやら、本気になりすぎたようだ。四方八方を越えて、ありとあらゆる方向から出される火の玉は、避けることはできなかった。

 

「はい、チルノ様。さっさと次行きますよ?」

 

そろそろ終わらねぇかなー。とか、心の中で思っていたが、そんなのまだまだ遠いかもと、最悪のケースも思い浮かべていた。そこに---、

 

「ほう、屠自古を倒すとは、お主らやりおるのう---。」

 

次の敵を探す暇が省けたが、やはりさっきよりは強そうだった。

 

「我は物部布都。お主らの名はここに入るときにこっそり聞かせて貰ったぞ。」

 

どうやら、どこかで会話を聞かれていたらしいが、過去は過去。聞かれたならその情報が出回る前に倒せば良いと考えていた。

 

「別に、何で仏教とか信じてここに入ったのさ---。」

 

そんな風に疑問を抱いた私だが、彼女は意外な答えを出してきた。そう。仏教への反対意見だった。

 

「我は仏教など好ましくないと思っておる!」

 

そう話していたが、突然---。

 

「んっ---?」

 

私が、何か奥に滅茶苦茶強そうな物がいると感じ取った。しかも、一気に力を増してくる。何かあったのだろうか。

 

「ふぅ---。チルノ様、霊夢っち、いきますよ!」

 

「ちょ、霊夢っちって何よ---。」

 

なんとなく喜んでくれるかと思ったが、嬉しそうでなかった。

 

 

 

私とチルノが出会った日から、

 

「あたいの世話をしたら、そこから解放してやる!」

 

「はぁーあ---わかりましたよ---。」

 

そう言って、2人での生活が始まった。

 

 

 

「さぁ、今日も修行ですよ!」

 

「はーい。」

 

最初は、あまりなれずに、大変な日々を送っていた。

 

 

 

「じゃあ、今日は教科書の185ページ、文章題その4ですよー。」

 

「さいきょーのあたいに任せておいてよ!」

 

でも、ちょっとずつ慣れていくものなのだ。

 

 

 

「行けぇ、アイシクルフォール!!」

 

「---おっ、上達しているじゃないですか!」

 

「やらなきゃいけないことは、やってみるんだよ!」

 

そう、チルノが言ったことは今でも覚えている。

 

 

でも、彼女の言い方的に、何か深い理由があるのだろう。もし辛い出来事だったらと思い、敢えて聞かないようにはしたが。

 

「チルノ様、彼女、何か心に深い傷を負っているようです。最近出した技で傷つけすぎないように。」

 

相手に聞かれないようにこっそり伝言を言い終わらせた所で、チルノが一気に相手を押さえつける。

 

「なにっ!?」

 

相手が一瞬怯んだうちに、チルノが腕、足を完璧に掴む。それから、動けないようにして---。

 

「ねぇ、何で---嫌なの?」

 

「な、なんの話だ。我にはやらなきゃいけないことがあるのだ---!」

 

そう言っていたが、その言葉の意味を考えると、明らかに私たちを倒すという意味では無さそうだった。

 

「ふぅーん、どうやら、神霊たちのせいで無事に花見が出来ないことが嫌なんですねー。」

 

「お主---なぜそれを!」

 

私が、こっそりと前の敵から色々と聞いてみたのだった。暗き場所でも桜と共に神霊が舞う。

 

いつのまにか、神霊が増えてくるこの場。それも、奥から怪しい気配が見えた瞬間から増えているのだ。

 

私の分身を利用したことをしらない敵は、どうやらガチモードになってしまったようだ。

 

「我は戦う。雨の磐船!」

 

そういって、無数に降り注ぐ攻撃を、チルノが当たり続けながら、私が反撃をし、霊夢が後ろに回った。

 

「いたいよー!助けて!」

 

そうチルノが叫ぶ。が、助ける人がいない---わけではない。昔と違い、私と霊夢が一気に助けに向かう。

 

「チルノっ!」

 

そういって霊夢が急いで妖精を抱え、攻撃を避けていった。

 

「あ、あ、ありがとう。」

 

「チルノ---あなたも色々と変わったのね---。」

 

「うん---。」

 

私がずっと攻撃しているのを、チルノがそっと眺めていた。毎日のように顔を赤く染めている。

 

「はぁ---我は邪魔物は許さないっ---廃仏の炎風!!」

 

「行くぞっ、闇色ドラゴン、炎天下の闇風!!」

 

もともとこの技はチルノの攻撃を受け止める為に、自分の手前に出しておいたものだが、それを応用して作った。

 

「うっ、なんて、パワーっ。」

 

そうして、布都を倒した---が、やっとのことでラスボス的な物がやって来た。

 

「今日も、神霊たちがたくさんやってきたなぁ---。」

 

そういって、聖人が階段をゆっくり、下ってきた。どうやら、寝起きのようだ。

 

「私は豊聡耳神子。」

 

そう言うと、さっきまでクタクタだったチルノが急に起きて---、

 

「おい!あたい達の花見の邪魔をするな!」

 

「邪魔?私はしてませんよ---。ただ、そこら辺の神霊達がうるさいのです。」

 

「お前がそれを引き寄せてるんだな!行けぇ、アイシクルフォール!」

 

なんとなくすぐに攻撃するチルノ。しかし、相手も名誉がある敵だ。そう簡単にやられはしない。

 

「十二階の色彩!」

 

今までとは速さが違い、チルノも一瞬でノックアウト。それを止めようとした私も、数発が体に当たり、一気に地面に突き落とされた。

 

残りは霊夢、ただ1人だった。

 

「なんで私がやらなきゃいけないのよ---。」

 

そういい、1メートル、また1メートルと、神子の近くに巫女が近づく。

 

「ゆくぞ、日出ずる処の道士!」

 

「夢想封印!」

 

ほぼ互角にみえたこの2つの技だが、霊夢はそんな相討ちで終わらせることはしない。

 

「後ろまで、見なきゃね?」

 

「なにっ!?」

 

目の前が光に包まれ、うるさくしていた神霊が逃げていった。

 

「うっ---がフッ。」

 

そうして、曇っていた空が明るく、太陽が出てきた。私の龍が動けなくなり、私がしまってあげた。

 

「神子、なぜこんなことになったのよ。」

 

私とチルノが出会った頃よりも圧倒的に前の話になるという。1000年以上も前に封印されていたが、何故か復活してしまったとのこと。

 

「で、なんで復活しちゃったのよ。」

 

その理由は、誰にもわからないという。

 

「さ、色々迷惑かけて悪かったわね、貴方も神社に戻ればどう?」

 

そう、静かに伝えられると、命蓮寺を後にした。綺麗に咲き誇る花を見ながら。

 

帰り道に、人里の人達に色々質問されたが、途中からめんどくさくなって来たのはしっかり覚えている。

 

そうして、部屋に戻って---。

 

「チルノ様、暗き地には謎が多いですね---。」

 

「というか、人里の人も大変だね---。」

 

その頃、命蓮寺では---。

 

「綺麗な花---。」

 

布都が一人で花見をしていた。

 

「春の化粧は桜に決まり---。」 終




次回から新章!妖精大活躍!お楽しみに!
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