転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
第86話→フレンド妖精とイタズラ妖精!荒らしには罰を!
「いくよー!アイシクルフォール!」
「ぬっ---ぐふっ!」
「どうだ!これでさいきょー間違いなしだ!」
「まだまだ足りないですねー。」
いつも通り、チルノが修行をしているが、鬼監督タケノコ、かなり厳しく判断をしている。もちろん、今のままではさいきょーなんてほぼ遠い。
毎日最低30分は修行に付き合っているせいか、今日チルノが好調か不調かなんて攻撃を受けた瞬間わかる。
今日は久々に氷に吹き飛ばされてしまった。いや、3日前もだった。もう、彼女に言えることなんて算数位になってしまったかもしれない。
今日の練習が終わり、休憩にはいると、チルノが外にでた。
「ねぇねぇ、外で遊ぼうよ!」
「え?いきなり---ですか?」
「良いでしょ?ね?」
なんでたった2人で外で遊びたいかはわからなかったが、チルノがそうしたいようなので、一緒に遊ぶことにした。
いつもより遠くの、森の方で探検をしたり、鬼ごっこをして遊んだりして、夕方になるまで一緒にいた。
「さぁ、帰りましょうか?」
「うん!」
そうして、いつもの部屋に入ると、なにか景色が違うことに気付いた。
まず、入り口のドアが壊されている。それに、中も荒らされている。
「え?え?え?---なにこれ---。」
更にチルノが上を見ると、屋根も完全に破壊されていた。チルノがすぐに原因を突き止めてやろうと動き出した。
「これが自然に出来るなんてあり得ない。犯人探し、手伝って!見つけたら生かした捕まえてきて!」
「私も許すつもりはありません。すぐに捕まえます!」
しかし、この日は分身も消していて、防犯カメラとかもなく、いつ誰に壊されたかなんてわからない。手がかりが全くなかった。
捜査は途方に暮れるばかりだったが、ある噂によると、幻想郷が荒らされまくっているという話になった。
ある人曰く、強さを証明しようと考えているのではないかとか、また別の人曰く、たまたま自然現象だったのではないかとか---。
ただ、この部屋は明らかに風の影響は受けにくい所にある。自然で壊れるなんて不可能な荒らされ方だった。
「あたいたちの部屋を荒らすなんて---どんな理由でも許せない!見つけたら1000年間監禁してやる---!」
怒ったチルノがハチャメチャに怖いことを言ってくるが、大体自分の家を勝手に荒らされた人はこうなるだろう。
私も、この時は同じ事、いや、それ以上の個とを考えていたが、少し落ち着くと、考えがちょっと改まった。
しかし、絶対許さないというこの言葉は頭から全く消えなかった。
「ねぇ、なんでこんなことをしたと思う?」
「チルノ様---申し訳ありません---。全くわかりそうにないです---。」
「そうだよね---。でも、絶対に許さないっ。」
超高速で霊夢のところへ行き、手がかりを聞きに行った。
神社についたが、霊夢も少し落ち着きがないようだ。なにかあったのかと思い、少し聞いてみることにした。
そうすると、いつもは聞かなさそうな珍しい言葉を言ってきた。
「魔理沙が、家に来ないのよ---で、2人はきっと別のあの異変の事を聞きに来たのでしょう?」
どうやら、霊夢もこの事に関しては知っていたようだ。
「とりあえず、神社に入って。」
そうして、神社の中に入った途端、目を疑う光景があった。それは、一度どこかで確認できたあの荒らし方だった。
「こ、これは---。」
「幻想郷の見回りをしている最中よ---。」
ここまで落ち込んでいる霊夢を見たことは一度もない。相手が強そうで、怖くなってきた。
ただ、チルノの意志はダイヤモンドより堅く、相手が永琳より強かろうと捕らえてやろうと思っていた。
「で、チルノ様。手がかりがひとつ増えましたが、東西南北、どっちに進みますか?」
正直、奇跡的にこっち!といっても、見つかる可能性なんて殆ど皆無に近い。ただ、彼女が決めることを信じたい。そんな自分がいた。
自分中心にならず、人の状態も聞き、どうすれば良いか考える。チルノだって、同じ事をしているはずだ。
ただし、あてもなく探すこの作業は辛いため、まずは大妖精に話しかけることにした。
「どうしよ---このままだと、幻想郷が荒らされていく!」
そう考えているうちに、大妖精に会ったが---彼女の様子がおかしい。
「チルノちゃん。またいたずらしたでしょ---?」
「だ、大ちゃん?」
大妖精の部屋もチルノの所並みに荒らされていた。どうやら、彼女はこれをしたのがチルノだと勘違いしているようだ。
「チルノちゃん。また昔のように荒らしちゃって---。」
「違うよ、これは---。」
「これでチルノちゃんを倒してやる!えいっ!」
いきなり大妖精がチルノに攻撃を仕掛ける。仕方なく避けていく氷の妖精だって、攻撃されたら止めるしかない。
「大ちゃん---ごめん、アイシクルフォール!」
どうすれば良いか困ってしまったが、とりあえず落ち着かせないといけない。その為には、攻撃仕返すしかなかった。
「うわぁぁぁあ!!」
そのままチルノが大妖精を捕まえる。
「うっ---。」
「大ちゃん、あたいたち友達でしょ?こんなことするわけないじゃん---。信じて?」
「チルノちゃん---私はなんてことを---。友達を攻撃するなんて、友達失格よね---。」
大妖精を止めようとした私も、ここは妖精の勘に任せることにした。今はチルノと一緒に戦うのではなく、彼女を見守る事が重要だ。
「ふぅ---チルノ様。彼女はどうするのですか?」
これから何を言うか分かっていたが、念のため聞いておくことにした。
結果からすると、思っていたことと何も変わらないことを言ってきた。彼女の部屋を一緒に掃除してあげた。
もしかすると、彼女が何か知っているかもしれない。この事について聞くと、ちょっとした手がかりが出てきた。
「相手もきっと、妖精よ。姿は全くわからない。私じゃ何も出来なかったの。だから、もしかしたら、チルノちゃんなのかもって。」
「そうだったのですか。友達に悪戯されることなんてよくあることですよ?でも、相手が友達に思ってないことなんてないですよ?」
無言空間が続き、最後には私とチルノで別の場所を探すことにした。
大妖精も一緒に行きたいと行ったのだが、彼女も少し怪我をしていて、何かあったら怖いから部屋で安静にしておくように伝えておいた。
「あっちから、視線を感じる。妖精らしい。」
チルノがいきなりそう言ってきた。もしかしたら、何かあるのかもしれない。急いで、そっちの方へ走っていった。 終
次回もお楽しみに!