転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
では、今回もゆっくりしていってね!
チルノの妖精の勘を信じ、そっちに向かうと、何やら怪しい森に入っていった。
前に永遠亭に行った時とはまた別の森。何やら、誰かが進んだ跡が見えなくもない。
それから、しばらく進むと、ある物を見つけた。
「この辺りの木---切り倒されてる。どうして、こんなことまで---。」
更に奥へ進むと、いよいよ本命となる者が見えてきた。見た感じ、3人組の妖精だ。
何か企んでいるようだが、妖精に妖精を送ると気配を感じ取られそうな為、自分1人でこっそり見ることにした。
ギリギリ話し声が聞こえる辺りには来たが、どうやらバレてはいないように見える。
「何を、考えている---?」
証拠としてボイスレコーダーもポケットの中に入れ、彼女達の話を聞いていた。すると---。
「じゃあ、次は地底の前で!」
「決定ね。」
今の部分だけだが、良いタイミングでこれたのか、何をするかは完全に聞き取れた。ここで止めるか、地底で止めるかは迷ったが、地底に行くことにした。
理由は2つ。もし今の話が遊びの話だったらと、相手が本当に何かするなら、全員の強さが分かるからだ。
急いで地底の前に行き、木の上に乗って待っていた。
すると、やはりあの3人組が来た。上からこっそり覗くチルノと私。
チルノが我慢の限界に達したのか、私に一言いって下へ行った。
「あたいが勝って帰ってきたら、妖精の神って呼んでよね。」
「ゆっくりきゅっとしてどっかんしてきてくださいね!」
「うん!それと、相手が動揺しそうなタイミングで入ってきて!」
そう告げると、チルノが下に降りて、敵達が臨戦態勢に入りかけるが、なんとかバレないようにこらえる。
「あら、妖精さん?こんにちは、私はサニーミルク。」
「ルナチャイルドよ。」
「スターサファイア。あなたは確かチルノね。最近噂になってるよ。」
どうやら、皆何か怪しいことをしていることは隠そうとしているようだ。何か爆弾発言をしないか、誘ってみたが、普通に話をする。
しかし、色々聞こうとしたが、何か怪しい話は全くしなかった。
「では、私達はそろそろ行くわね。」
ここで、チルノがこっそりゲットしたあのボイスレコーダーを流す。その反応を見てみる。
どうやら、皆焦っているようだ。秘密の話を聞かれて、その話を拡散される。どれだけ恥ずかしいことか---。
「これはもう---やっちゃうしかないか---。3対1なら勝てるって!」
相手は、こちら側が1妖精であるように考えている。私の事には気付いていない。まぁ、誰も気付かないようにはしていたのだが。
「チルノ様、このタイミングでよろしいでしょうか?って、もう出ちゃいましたけどね---。」
「うん!」
笑顔の後に待っているのは、いつもの絶望的な光景。それを理解していた敵達は、今すぐ逃げようとしていた。
敵前逃亡か?と2人が思っていたが、実力差を考えるとそうするしかないだろう。
「いや、まだ諦めない---!」
サニーミルクがそういうと、もう一度全員で力を合わせて向かってきた。
「ルチルフレクション!」
敵が力を合わせて来るなら、こっちだって力を合わせれば勝てる---はず。チルノと掛け声を合わせて---。
「行くよっ!アイシクルフォール!!」
敵の絆に負けず、こっちの攻撃が全員に直撃。その状態がずっと続いていた。
しばらく時間が経って、自分達の部屋にて。
「さぁ、幻想郷内での悪戯、どう責任を取りますか?」
「い、今から戻しに---。」
「そういう気持ちがあるなら、見逃してあげますが、もう二度としないでくださいね。」
「ごめんなさい!」
そう言っていたが、いつの間にかチルノがいなくなっていた。
どこにいるか、あの妖精達が荒らした分を元通りにしているうちに探してみたが、どこにもいない。
どうすれば良いか悩んでいたが、まぁ、そのうち戻るだろうと思い、布団に潜り込んでしまった。
一方で、実はテキトーに歩いていた訳ではないチルノは---。
「魔理沙!今日こそ勝負してあたいが勝つんだ!」
どうやら、通りすがりの魔法使い、魔理沙を見つけていたようだ。
「チルノ、久々に勝負するなー。まぁ、新しい技、マスターファイアで体も心も熱くしてやる!お前のハートをぶち抜くぜ!」
「ちょっと何言ってるかわからない。」
マスターファイア、どんな技かは分からないが、もし本当に炎系の技ならと思い、警戒しなくてはいけなさそうなものだ。
とりあえず、お互いまずは様子見。しかし、どちらも動かない。
「さぁ、先に言って終わらせちゃうぞ、マスタースパーク!」
前兆なく攻撃してきた魔理沙だが、前よりは楽そうに攻撃をかわすチルノ。その後も攻撃しながら避けていく。
「妖精でも前より圧倒的に強くなってるのぜ---私だって、マスターファイア!!」
「きた!---って、え?」
なんだか、予想していたものとは全く違う、攻撃どころか自分のスピードを少し早めるだけの技だったようだ。
明らかにくだらなさすぎだと考えているチルノだが、まあ、これが魔理沙の発想なんだろう。
「さぁ、これで私の能力が少し上がったのぜ!いくのぜ!」
白い目で魔理沙を見つめるチルノ。⑨に上から目線でみられることは誰にも嫌なことだろう。
「だったら次は、マスターロケッ---。」
「アイシクルフォール!」
変な名前で変な能力を使っていく魔理沙。飽き飽きしたチルノは、必殺技みたいな名前を言い終わる前に攻撃した。
それが、魔理沙に当たるが、まだ倒せてない。
「だったら、パーフェクトフリーズ!」
「ぬっ!ぐはっ---霊夢---す、まん。」
何故か霊夢に謝りながら、倒れていった。結局、変な技をするよりかは、基本から学んで行った方が勝てるのだ。
チルノが、魔理沙を運んで博麗神社の横に置き、布団に潜り込んでしまった自分の元へやって来た。
「あ、お疲れ様です。何かあったのですか?」
「魔理沙と決闘してた。」
「はい?で、魔理沙は?」
「博麗神社にいるよ。」
よくわからないことを言われたが、色々話しているうちに、なんとなく理解してきた。
あれこれしているうちに、どうやらあの妖精たちも荒らした分以上に幻想郷を綺麗にしていたようだ。
魔理沙も、また神社で休ませて貰って霊夢に礼を言い、家に帰ると告げたようだ。
そうして、幻想郷は変化しながら美しさを保つ---のだろう。
「さぁ、妖精の神さん、明日も頑張りましょー!」
「うん!」 終
次回から新しい章に!お楽しみに!