転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/   作:タケノコ委員長

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こんばんは!タケノコです!なんとなくオリジナルストーリー考えましたw。では、ゆっくりしていってねー!


第ⅩⅠ章→幻想郷の小さな出来事も解決します!
第92話→デタラメひまわり!小さな幻想郷の事件!


あれから、たった数日の間は何事も起こらず、平和な幻想郷が成り立っていた。

 

その頃、別のところで、何かが起こっているようだ。しかし、それは大事件とは思いがたい小さい事ではあった。

 

ここから少し近めのひまわり畑。そこに水やりをする風見幽香。何やら、折り紙で作ったひまわりを植えているようだ。

 

ひまわりに対しては本当に愛情がある。流石フラワーマスターだ。ただ、やり過ぎなのではないかとも思ってしまう。

 

「あら、この子。とてもしっかり成長しているわ。どれだけ綺麗になるか、楽しみね---。」

 

そう独り言をしていた所、空から誰かがやって来た。

 

「清く正しい射命丸文!今日も新聞作り頑張ります!」

 

なんだか、こちらにも独り言をする者がいるようだ。しかも、新聞作りだの、幽香とは違う事に熱心だ。

 

「あ、あれは---!」

 

空高いところから見るひまわり畑。射命丸が見つけたのは---。

 

翌日、私の家に誰かがやって来た。

 

「ん?お客さんかな?」

 

そうして、ドアを開けると、立っていたのは。

 

「おはようございます!清く正しい射命丸文です!文々。新聞を持ってきました!」

 

「し、新聞?」

 

そこに、やっと起きてきたチルノがやって来た。明らかに眠そうだから、ほっぺたをぎゅっとしてみた。

 

「痛い痛い痛い痛い!!何するのよ---。」

 

チルノが急に怒り出したが、何も言えなかった。彼女も眠気には勝てないのだろう。

 

ただ、彼女が新聞を持ってきた射命丸の方を向くと、首を傾げた。2、3秒その状態が続いたあと、いきなりなにかを思い出したようだ。

 

「ブン屋だ!」

 

話についていけないのが辛かったが、彼女達が色々話しているし、そのまま2人にさせておいた。

 

しばらくした後、チルノがさっきの新聞を持って戻ってきた。

 

かなり興味があるようだったが、幻想郷での新聞を見るのは初めてだ。

 

「チルノ様、それにはなんて書いてあるのですか?」

 

チルノがちょっと見た後、射命丸が向かった方向に向けてなにかを囁いた。少し遠くにいた私には聞こえなかった。

 

すぐに私がその新聞を見る。すると、そこに書いてあったのは---。

 

 

 

風見幽香のひまわり畑。ひまわりは偽物!?

 

先日、私が幻想郷を見回っていたとき、偶然にもひまわり畑の上空を通り越した。そこにいたのが風見幽香。

 

彼女はひまわりを本当に愛していて、ひまわり畑を作ったのだが、こちらの写真のように、折り紙で作ったひまわりを植えていた!

 

今回、彼女の許可がおりず対面は出来なかったものの、彼女のこの行動には驚かされるばかりだ。

 

 

 

「これ---射命丸さん御愁傷様でした---。」

 

既にこの先どうなるかがほぼ読めた私。彼女がこれを見つけた瞬間、あの子の命は1000個あっても足りなくなる。

 

ただ、流石にこんなことを書くのだから、もしかしてとは思わされてしまう。

 

「ねぇ、騙されちゃダメ。よく言ってたでしょ?」

 

「チルノ様---そうですね。とりあえず、ひまわり畑に向かってみましょう。」

 

「もう---信じちゃってるよ。」

 

チルノにダメとは言われながらも、最後にはその場所に行き確認する。まぁ、校外学習進化版みたいな感じだろうか。

 

ただ、百聞は一見に如かず。ひまわりを1個1個見ていけばわかる話だ。

 

そうして、やや急ぎめでひまわり畑に向かったところ、幽香が新聞の事を知らずひまわりに水を与えている。

 

「くー、やっぱり折り紙じゃないかー。」

 

「あら、そこにいるのは?」

 

どうやら、幽香に気配を感じ取られたようだ。

 

「あら、お久しぶりね。悪い事しに来たわけでは無さそうだし、普通に出てきても良かったのよ?」

 

「水やり中だったので、終わってからが良いかなと思っていました。」

 

半分嘘、半分本当の事を言ってみたが、別に嘘だとはバレて無さそうだった。

 

「そうそう、最近良いものを作ったのよ。ちょっと見てくれないかしら?」

 

そうして、別の場所へ連れていかれた。想像以上に広いひまわり集団で、水やりが大変だと思っていたが、その先には。

 

「この中よ。」

 

更に奥へとはいるが、なぜだか分からないがこの辺りだけ屋根がある。

 

おそらく、この屋根は幽香自身が作ったものだ。しかし、ずっとひまわり畑だったのに、ここだけ屋根があるのはおかしい気がした。

 

「屋根---?小さい。」

 

「そう、見て、このひまわり。何でできているか分かる?」

 

何も見なくてもなんとなくわかったが、一応現物を見ていた。

 

折り紙で作ったにしては、かなりレベルが高くて良さそうだった。そこそこ器用じゃないとこれは作れそうにない。

 

「これは---まさか、折り紙ですか?」

 

「あら?すぐに分かっちゃった?あなたもフラワーマスターね。」

 

見なくてもと言ったが、見れば誰でもわかるものだった。しかも、フラワーマスターなんかでもない。

 

その頃、後がどうなるか分からない射命丸の新聞を読んでいる者たちは。

 

「咲夜ー、この記事本当なの?」

 

どうやら、紅魔館にまでこのデタラメが届いていたようだ。

 

既にレミリアは信じていなかったが、この新聞を作った例の者の運命はどうなるか。0.5秒で想像できた。

 

別の場所にも届いているようだ。

 

「さとりお姉さまー。」

 

「いきなり叫んで何よ、こいし?」

 

地底の方にも新聞が届いていたようだ。その後、2人が何を考えるか。誰もが同じ事を思うだろう。

 

更に、別の場所でも---。

 

「映姫様。こちらの新聞の作成者、射命丸文という者ですが、いかがいたしましょうか?」

 

「何時間説教しても足りなさそうね。地獄へ落としてしまいましょう。」

 

「映姫様、そこまでする必要は?」

 

映姫の目はいつも説教するときとは全く違う。その10倍は怖そうな目付きだった。

 

すぐに立ち上がり、現在の射命丸の場所を調べ、その場へと向かった。

 

そうしている中、続々とひまわり畑に集まる新聞を見た者達。一斉にひまわりを見ると、本物だ。

 

ある者がその新聞を持っていた。霊夢だった。

 

すぐに霊夢が幽香の所へと向かう。

 

「こっちは水やりの続きをするけど、2人はどうする?」

 

「そろそろ部屋に戻ります。」

 

「そう、じゃあ、気を付けてねー。」

 

その発言と入れ替わりで、霊夢がたどり着いた。

 

「あら?今日は訪問者が多いわね。どうしたの、霊夢?」

 

何も言わずにその新聞を見せる。更に指で、この新聞の作成者が書いてある場所を指す。

 

幽香がこの記事を読んでいくにつれ、顔が怖くなっていった。

 

「こいつ、私のひまわり畑を---。」

 

「射命丸なら今あっちよ。」

 

その事を知らない彼女は、ゆったり新聞を配り続けていた。まだ向日葵の悪魔と地獄の悪魔が来ていることなんて全く知らないのに---。 終




次回、射命丸はどうなってしまうのか?お楽しみに!
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