転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/   作:タケノコ委員長

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こんばんは!タケノコです!いよいよ本当のラストとなってきました!今回はどうなるのか?お楽しみに!


最終章→夢は、追い続けるモノ。でしょ?---
第95話→運命の勝負スタート!思い出の勝負!


僕らの勝負前日、お互い何をしているか、全く別々の事をしていた。

 

まずは私から。

 

自分は、いつも通りゆったりしながら技の研究とかをしている。布団に潜って試したり、チルノを驚かせたり。

 

では、チルノは何をしているのか。

 

彼女は、いつも通り本気で修行中だ。種も仕掛けもなく、真っ向勝負でやるつもりなのか、それとも面白い悪戯を出してくるかはわからない。

 

いずれにせよ、一筋縄どころか百筋縄ではいかなそうな相手になってしまった。良いことではあるのだが、流石に怖い。

 

彼女が勝てば付き合ってもらうよ!とか言ってるが、何をされるか分からず、少しの好奇心はある。

 

ただ、お互い何をしているのかは全く知らずに、私は部屋の片隅、チルノは部屋の隣で練習をする。

 

まぁ、考えが同じものはあった。例えば勝負場所。お互い練習前に決めようとしたのだが、1分たたずに決まってしまった。

 

僕らが初めてあった場所

 

あの時以来殆ど来ていないが、絶対に迷子にならないと断言できるほど迷わず行ける。

 

何故ここが良いかもいうと、それはなんとなくなのだが、他に勝負する場所がない。

 

そうして、この日は月が昇りはじめて数時間たつまで寝なかった。ダラダラするなら寝た方が良かったのかもしれないが。

 

いつか、あの場所で、もう一度本気で戦いたい。お互い弱かったあの日とはまた別の勝負を繰り広げたい。

 

翌日

 

珍しく2人とも日の出2時間前に起きていた。というか、うずうずしてしっかり寝てないのだろう。まぁ、この状態なら闇色ドラゴンも出せる。

 

この日は雲一つない綺麗な空だった。どこかの天気予報によるとこの時期にしては珍しいらしい。

 

そうして、2人が一緒にあの場所へと向かった。

 

思ったより時間はかかったが、緊張しているから、時間感覚がちょっとだけ狂ってしまったのかもしれない。

 

「ふぅ---この場所。懐かしいですね。」

 

「あたい達が初めて出会った場所だよね---。色々やって来たね!」

 

「ずっと修行ばかりで大変じゃなかったのですか?」

 

「大変だよ。そして、またここで負けたら修行の繰り返し。勝てば努力が報われるけどね。」

 

パッと目に映る1本の木。あの日、自分が絶体絶命の時に逃げ込んだ場所だった。

 

どっかに池だか水溜まりだかがあったような気がしたのを覚えているが、それは無くなっていた。

 

曖昧な心を捨て去り、後は勝負に集中するだけだった。ただ、1つやってみたいことはあった。

 

あの時を再現したい。もう1度、あの出会ったシーンを。

 

「確か、あのときは森を抜けたところすぐにいましたよね?何を言ったかは忘れてしまいましたが---。」

 

「そういえば、そうだったね。」

 

そんなこんなで5分ほど時間を使い、未来で過去を再現する。それが何を映してくれるかは何もわからなかったが。

 

私にとって1つ、過去と同じにしたくないことがあった。勝負の結果だ。負けたらまた何かで動けなくなるようにするに違いない。

 

そうして、自分が一度森の深くに入り、出ようとする。

 

「やっと森からでれたー!って、なんだあれ?」

 

「あたいはチルノ。今回こそは最強の妖精だ!」

 

「さ、最強?」

 

明らかに小さい体。最強には見えなかった。幻想郷って何でも出来る系の場所なのか?とは思ってしまった。

 

ただ、いきなりあんなのが出てくると流石に恐怖心までは隠しきれなかった。

 

「わ、私はタケノコ。なんかよく分からないけどここに来た人間だ!」

 

「そんなの関係ない!アイシクルフォール!!!」

 

「うわっ!」

 

いきなりチルノが攻撃するものを避けていく。昔より圧倒的に動きが良くなっている。

 

そんなこんなで色々再現しようとしたが、途中からそんなことは完全に忘れてしまった。

 

ただ、2人とも懸命になっているのだ。賭けるものは今までで最高クラスにでかいかもしれない。

 

「さぁ、まずはあれかな?ホワイトスタート!10分後、チルノの体が1分だけ動かなくなる!」

 

ずっと昔使っていた物だ。ただ、そんなものでさえ忘れるわけがない。

 

「なら、10分以内に倒せれば良いんだ!パーフェクトフリーズ!!」

 

チルノがそう言ってから数秒後、10分後って言ったことを後悔した。普通にやっていたら負けるに違いない。

 

ただ、まだまだこんな事で負ける私ではない。彼女の力は凄いが、こっちも諦めてはいけない。

 

「さて、次は---グランドファイアインフェルノ!」

 

「来たな、無敵技---!」

 

チルノが攻撃し続けるが、1ダメージも受けない私。どれだけやっても意味がない5分である。

 

ただし、私は攻撃し放題だ。どんどん攻撃する。

 

「行け、火炎玉!!」

 

「うわっ!危ない---。」

 

彼女も勝つために避け続ける。攻撃は最大の防御とはいうが、避けられてはそもそも勝ちが見えない。

 

「ならば影分身で攻撃!」

 

現在の自分の体調では6体の分身を作れた。ただ、1体ずつの威力は若干下がる。

 

「さぁ、分身、フィナーレの時間です!」

 

そうして、チルノの周りを6体、分身が囲む。

 

「---今だ!」

 

ずっと何も言わなかったが、いきなりそう叫んだ。こっちには何が今なのか全くわからない。

 

ただ、作った分身を皆倒して、あっという間に自分の目の前にやって来た。

 

「無駄ですよ?まだ効果は切れていな---あ、切れた。」

 

「アイシクルフォール!」

 

「えっ、ま---ぐふ---。」

 

チルノは、避けながら5分間を数えていたのだ。60秒×5で300秒。1秒の誤差もなく決めてきた。

 

「いってぇ---。」

 

この体力では奇跡が20回位起きないとたちうち出来ない。

 

「や、やりますねぇ。」

 

「でしょー?お前は全てあたいの思うつぼなんだ!」

 

余裕の表情を浮かべ、ゆったりしているチルノ。

 

「じゃ、どの技で負けてあたいと付き合うか、選ばせてあげるよ?今まででやったなかで、攻撃してほしいものは?」

 

なんだか次で終わりそうな予感はしていた。ただ、数年前はかなりの⑨だったし、もしかしたらと思い。

 

「せ、せめて85秒時間を---。」

 

「別に良いよ?」

 

そう言って、ゆっくり考えるふりをしてみた。まぁ、バレてはなさそうだ。

 

そうして、85秒経ち、適当に技名を言ってみた。

 

「へぇ、それで良いのね?いくよ!---。あれ?」

 

チルノが急に動けなくなる。

 

「残念でしたね。ホワイトスタートの時間ですよ?」

 

そうして、チルノを追い込む私。ただ、彼女にもまだ秘策がある? 終




次回、思い出の勝負、決着!お楽しみに!
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