転生したら幻想郷でチルノ様の世話をすることになったった件について\(^o^)/ 作:タケノコ委員長
命を賭けて戦う人。
望を賭けて戦う人。
絆を賭けて戦う人。
今日もどこかで戦いは起きている。ただ、上は綺麗事を並べただけであり、本物の勝負は実に残酷なもの。
僕らが楽しんで勝負をする事なんて、本当ならあり得ない話だ。
さて、今頃チルノは何をしているか?さっき外に出る前に、大ちゃんと遊んでくる~ってのんびりしていた。
ようやく、平和ってものが訪れてくれたのだろうか?まぁ、いずれにせよ、平和が崩れるときは必ず来る。その時はすぐに解決に向かわなければならない。
「あーーー、暇だぁーーー。」
正直、一人で部屋の隅っこにいると退屈でしょうがない。ここは1つ、面白いことを考えてみる。
「数年前、僕は幻想郷という世界でチルノにであった。そこで彼女との勝負に負け、縛り付けられて---。あれ?この先なんだったっけ?」
色々なドラマがありすぎて、昔の物語なんて重要な部分でないところは忘れてしまった。
「さぁ、自分もお出かけしよーっと!」
そうして、テキトーにその辺を散歩する。
しばらくすると、ある家が見えてきた。その前には魔理沙が退屈そうに立っている。平和ボケは嫌なんだよとか言いながら。
「あ、魔理沙。久しぶり~。」
「おう、タケノコじゃねーか!なんでこんな近くにいるのに久しぶりなんだろーな?つーか、なんか異変ないのか?」
「異変なんてないほうが---。」
誰かと勝負したそうな魔理沙だが、今日は勝負する気にはなれない。そもそも、異変起こって欲しいとかいう方がおかしいのでは?とは思った。
「さて、部屋に戻るか。」
そうして、自分は一人、また孤独の世界で仲間を待つ。
その頃、皆でガヤガヤしている妖精グループは。
「あー、負けちゃった~。チルノちゃん腕相撲強すぎ~。」
「へっへー、あたいは最強なんだ!」
そこで、妖精たちから急だけど面白そうな発言をしてくる。
「チルノちゃん!私たちも強くなりたいから色々教えてよ!」
「え?それは---。」
なんで自分なんだと戸惑うチルノだが、仲間たちからの願い、ちゃんと受け止めることにした。
ただ、何を教えるか。そんなの全くわからない。
そこに、部屋から戻ったが彼女の事が心配になってやって来た私。すぐにチルノが質問する。
「ねぇねぇ、大ちゃん達が強くなりたいんだって、あたい、どうやって教えたら強くなってくれるかな?」
「なるほど、ならば1つ。基本から教えてみてはいかがでしょうか。それ以上は言わないようにします。あなたへの試練?みたいなものですよ?」
「基本かー。やってみる!」
そうして、チルノがやり始めたのは---。
なんと、まさかの勝負だった。
彼女になにか秘策があるのか?ただ単にチルノvs大妖精なんてやっていたら今なら1秒で決着が着く。
それどころか、大妖精が重症だ!いやいや、一生入院級かもしれない!
「さぁ、勝負!」
「チルノちゃん---私、絶対に勝てな
「アイシクルフォーーール!!」
「うぁぁぁぁあ!!ま、まって!チルノちゃ--チルノ様---。」
ここに来て、やっと大ちゃんがまずい事になっているのに気付いた。
「あっ、ごめん!」
「チルノちゃんが、そのやり方が良いなら、私は絶対に着いていくよ---。」
なんか、自分が悪いやつにやられそうになったとき、身代わりになってくれた仲間のようだった。
ただ、彼女も急所は回避したようで、頑張って立ち上がる。
そうして、意外なことにこういう。
「チルノちゃん、私は---。」
「待って、大ちゃん。ダメだよこれ以上動いちゃ---。かなり怪我しちゃってるよ---。」
なんだか強引な修行になっているが、これが1番最初の教え方。自分も最初に教えるときは下手だった。
それからずっと教え続けて、いつの間にか良い感じに教えられるなった。
彼女にも同じようになってほしい。そう思ってそのままにしておいたのだ。
そう考えていたが、いきなり私の元にやって来るチルノ。
「ねぇねぇ---どうすれば良い感じに教えられるのぉ~ー!やっぱりよくわかんないから、もっとぶぉーーって感じに教えて?」
「うぉー。」
いきなりやって来て驚いたが、流石にこっちに来られたし、目がキラキラしていたから教えるしか無さそうだった。
「分かりましたが、そのぶぉーーってなんですか?」
「それは---。」
それから、毎日のように皆に色々と教え続け、ずっと皆を傷つけ、時には自分がミスしたり---。
ただ、1つ問題点がある。
大ちゃんには---必殺技がない。
これにはチルノも大苦戦。ずっと大ちゃんに必殺技を教えようとするが、自分と教えたがにていて、すぐにテンパる。
「どうすりゃ良いんだよー---。」
ずっと困り続け、しばらくの間、別に必殺技なんてなくても良いんじゃないか?と綺麗事さえも思ってしまった。
ただ、ここで一つ案が思い浮かぶ。
「そうだ。何も出せないなら---。」
そこでチルノが考え付いた事は---。
「大ちゃん!あたいなりに必殺技を考えてきたよ!」
「本当に!?」
大ちゃんも嬉しそうだ。
ただ、次の言葉を聞くまでは。
「その名も、大ちゃん大チャンス大作戦!」
「チルノちゃん---それ一発ギャグ?」
思ったより冷たい雰囲気になったが、内容はレモンの酸の強さのようだ。
「大ちゃん。まずは近くによって?近寄りすぎないで!」
「え?うん---。」
そこに、チルノが面白いものを置いておいた。
「これで、何が起こるの?」
意味がわからないようだが、まぁ。普通はそうだろう。
そのとき、ある場所で---。
「うわぁっ!」
急に大ちゃんが転びかけてしまった。また、いつも通り怪我だけして終わるのか?そう思った時だった。
「そこで転ばないで耐えて!」
なんとか言われた通りやるが、少し姿勢を低くした状態で止まる。
「そこからあたいに向かって攻撃するんだよー!」
どこかの漫画本にあるように、相手の視界から一気に消える。ただ、それが大チャンスなのだ。
「チルノちゃん。これは?」
「えへへー。攻撃する瞬間に避けるんだよ!それから攻撃するんだ!」
シンプルかつ面白そうな案だが、正直なんとも言えなさそうだ。ただ、これが案というもの。
その後、チルノvs大妖精では---。
「ぐはっ!チルノちゃん強すぎー。」
「大ちゃん!まずは基礎体力をあげよう!」
結局、1からがんばる作戦になった。
「よーし、チルノちゃん。私がんばるね!」
なんだかんだで今日も修行はしていくもの。1を2に、2を3に。いずれ無限へと変えていくもの。なのだろうか?最終的にはそう考えた2人だった。 終
次回もお楽しみに!