神童元樹は苦労人である[休止中]   作:二坪

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構成に2日掛かった…
文字数が多くなった分誤字や意味不明な部分が沢山あるかもしれません…(震え声)

今回は勇者達の主人公への気持ちを簡単に纏めました。
とりあえず最初は鷲尾須美ちゃんです。

作者が風邪を引いてしまったので、すみませんが続きの投稿が今週は少し厳しいかもしれません…読者の皆様には本当にすみません(´;ω;`)


彼女達の気持ち。わすゆ・ゆゆゆside
鷲尾須美の場合


 あの人を好きになった時の事は今でも覚えている。

 

神童先生は私の名前がまだ鷲尾須美だった頃に初めてお会いした。当時の私はまだ神樹館と言う小学校に通う小学6年生でした。

 

 あの頃には既に私達は世界の敵であるバーテックスと言われる存在と戦っていて心身ともにかなり疲労していました・・・・

そんな時にあの人は新任の副担人として私達のクラスにやって来ました。

 

 

 「今日からこのクラスの副担人を担当する事になりました、神童元樹と言います!まだまだ教師としては素人だが皆これから1年間宜しくお願いな!」

 

 

 あの人に抱いた最初の印象は好感の持てる人だなと思いました。

私達のクラスに来てからは生徒達の悩み事を良く聞き生徒と一緒に解決をしているみたいだ。

授業も解りやすく生徒が授業終わりに解らない所を教えてもらいに来ても笑顔で解りやすく解説してくれる、よく銀がそれでお世話になってるみたいだ。

 

 そんなある日勇者である私達三人は休日にそのっちの家で今後の話し合いをしようとそのっちのの家に向かう途中で大赦から支給された携帯から樹海化警報が流れてきました、それはバーテックスが進行してきた合図でした。

 

 

 「銀、そのっち!」

 

 「おう!」

 

 「いつでもいけるよ~」

 

 

 同じ勇者で親友でもある銀とそのっちに確認をとると早速私達は変身して、バーテックスの進行を食い止めるべく樹海の上でバーテックスが現れるまで待機をしていた時でした。

 

 いざバーテックスが姿を表すと何処から飛んできた砲撃にバーテックスが攻撃を受けました。

 

 

 「な!?」

 

 「砲撃?」

 

 「わ~バーテックスが凄い勢いで倒れた~」

 

 

 私達が突然の状況に固まっていると私達の目の前に此処にいない筈の神童先生が飛んできました。

 

 

 「いやぁなんとか間に合ったかな?」

 

 「し、神童先生どうしてここに!?」

 

 「ごめんね、内緒にしてたけど俺もさ勇者なんだよね」

 

 「ほへー先生も勇者だったんだ~」

 

 「隠しててごめんね園子ちゃん俺もちょっと事情があって今まで参戦出来なかったんだ。」

 

 「うおー!先生の武器凄い格好いいですね!」

 

 「ありがとう銀ちゃん、因みに俺の武器は色んな武器にもなれるぞぉ!」

 

 

 そう言うと神童先生は銀に自分の武器の形を変えて見せていました、それを見て銀も気分が上がったのか凄くはしゃいでいました。

 

ですが今はバーテックスが進行してきています。

先生が攻撃を与えたバーテックスも回復したのか起き上がり再び此方に向かってきていましたその後ろにも小型のバーテックスも出てきて此方に進行を開始していまた。

 

 

 「さて、とりあえず皆話しは後でにして今は此方に進行してきているバーテックスを倒そうか。」

 

 

 バーテックスをみてそう言うと神童先生は真面目な表情になり武器の形を銃から籠手に変えて大型バーテックスに向かっていきバーテックスから来る攻撃を弾きつつどんどん大型バーテックスに近づいていきました。

 

 

 「勿論俺らは抵抗するで?拳で。」

 

 

    ドコーーーン!!

 

 

 「な!?大型バーテックスをたった一撃で!」

 

 

 神童先生がバーテックスを殴りにかかるとパンチを受けた大型バーテックスが地面に叩き付けられました。

 

 

 「さて、ちゃちゃっと封印するので3人は小型のバーテックスを宜しく頼む!」

 

 「りょ、了解です!」

 

 「任せて下さい!」

 

 「らじゃー!」

 

 

 神童先生がバーテックスの封印の準備をすると私達に指示を飛ばしてきました。

私達はすぐにその指示に従うと神童先生の場所に向かう小型バーテックスを次々と倒し封印の援護をします。

 

 そして、神童先生がバーテックスの封印を終えると少し数が残っていた小型のバーテックスが逃げるように撤退していきました。

 

 

 「ふぅ、三人とも助かったよありがとう。」

 

 「どういたしまして~」

 

 「此方も助かりました神童先生。ですが、どうして勇者になれるのなら今まで戦いに参加しなかったのですか?」

 

 「あ、そうだよ先生!そんなに強いなら最初から一緒に戦ってくれたら良かったのに!」

 

 「その事に関してはごめんよ三人とも。さっき言った通りちょっとした事情があって戦う準備が遅れたんだ、詳しいことは向こうに帰ってから話すよ。」

 

 

 そう申し訳なさそうな表情をした先生が答えると急に世界が変わり始めました、バーテックスを倒したことで樹海化が解けはじめてきて合図だ。

次に目を開けるとさっきまでいた場所ではなく大橋前にある公園に私達はいました。

 

 そして、同じく目の前にいる神童先生から戦いに来れなかった理由を聞きました。

どうやら先生は私達が勇者になる前に勇者としてバーテックスと戦っていたそうです。

そんなある日バーテックスとの戦いが少し一件落着すると急に勇者システムが不具合を起こしたらしく変身出来なかったとのことです。

 

 先生の勇者システムは少し特別製らしく直るのに時間が掛かってしまったらしい。

 

 

 「そんな事が…そうとは知らずに勝手なことを言って申し訳ありません!」

 

 「別に気にしなくていいよ須美ちゃん、俺も勇者になれる事を秘密にしてたんだからさ。」

 

 

 そう言った神童先生の笑顔に私は少しドキリとしてしまいました、私は動揺しているのを悟られないように急いで会話を変えました。

 

 

 「で、ですが神童先生もこれからは私達と共に戦ってくれるのですよね?」

 

 「勿論だよ、こうして勇者として復活出来たからね。これからは皆と一緒に戦えるよ。」

 

 「わーい!先生が一緒に戦ってくれるよ~」

 

 「これでバーテックスなんて楽勝だ!」

 

 「もう銀にそのっちもいくら先生が加わったからって気を抜いちゃ駄目よ!」

 

 

 こうして私達と先生は共にバーテックスと戦っていきました。

バーテックスが来ない時には一緒に出掛けたり先生が勇者になって戦った時の話を聞いたりして学校や外でも話をする機会が増えました。

 

そして7月10日、先生とは違い今年勇者になった私達は初めて複数体のバーテックスの襲来を体験しました。今までは大型バーテックスが一体だけだったので簡単にお役目を果たせていましたが今回は複数体の大型バーテックスが進行してきました。

 

 先生は私達に負担を掛けないように6体中4体の大型バーテックスを請け負いました。

残りの2体の大型バーテックスは私達三人に託されました、私達も経験を積んできたのか3人の的確なチームプレイで序盤の戦局は優勢ではありましが、突然の3体目の出現と同時に3体の知性ある連携攻撃で私とそのっちがバーテックスからの攻撃で負傷し、戦闘不能になってしまいました。

 

 そしてまだ戦えた銀は私とそのっちを戦線離脱させて、単身で3体のバーテックスに立ち向かいに行こうとしました。

 

 

 「はっ…銀?」

 

 「神童さんはまだ戦ってる。今動けるのは私1人…ここは、恐くても頑張りとこだろ」

 

 「私に任せて須美と園子は休んどいて。」

 

 「だ、駄目よ銀…そんな体じゃ…」

 

 「大丈夫だって…それじゃ、またね!」

 

 「ぎ、銀…」

 

 

 私は銀の言葉を最後にバーテックスに向かう銀を視ながら意識を失った。

 

 

 

 それから目を覚ました時には樹海から帰って来ていました。

周りを見てみるとどうやら病院にいることがわかった、隣をみると包帯を巻いたそのっちがベッドで寝ていた。

 

ふと、銀が居ないことがわかって急いで起き上がろうとしたら体のあちこちが痛みだしベッドへ寝転がってしまった。

痛みに悶えていたら病室のドアから数ヶ所に包帯を巻いた神童先生が病室に入ってきた。

 

 

 「どうやら目が覚めたみたいだね須美ちゃん。」

 

 「せ、先生銀は!?銀はどうなったんですか!?」

 

 「落ち着いて須美ちゃん、銀ちゃんなら此方のベッドで寝ているよ。」

 

 

 そう言った先生がカーテンで仕切られているベッドを開けるとそこには私達と同じく包帯を巻いた銀が寝ていました。

 

 

 「あぁ…銀本当に良かった…」

 

 「この通り銀ちゃんは無事だよ、須美ちゃんと園子ちゃんが気絶した後の話をまぁ、ちょっとだけ話そうか。」

 

 

 そのあとそのっちが目を覚ました後私とそのっちはあの後何があったのか聞きました。

 

 私達が気を失った後銀は神樹様に向かう三体のバーテックスを止めるべく一人で三体の相手をしていたそうだ、銀は傷つきながらもバーテックスの攻防に耐えていたらしい

 そしてもう限界になった銀がやられそうになったときに4体のバーテックスを倒し終えた先生が助けたらしい。

 

その事を聞いた私達には先生に感謝の言葉しか思い浮かばなかった。

 

 

 「ありがとうございました先生…!先生が居なかったら銀も私達も今頃…!」

 

 「大丈夫だよ須美ちゃん。だって生徒を救うのは教師の仕事だろ?だから須美ちゃん達が気にする必要なんてないんだ…」

 

 

 先生は泣きながら謝り続ける私とそのっちをそう言って優しく抱き締めてくれました。

 

その時の抱き締めてくれた先生の胸はとっても安心しました、私は先生の胸で高鳴る鼓動が落ち着くまでずっと抱きついていました。

 

 神童先生を少し意識し始めたそんなある日先生が安芸先生と楽しそうに話をしているのを目撃しました。

楽しそうに会話をしている二人をみて私は胸の奥にどす黒い感情があるのを感じました、思えばもうこの時には私は神童先生に恋をしていたのかもしれません。

 

 そして遂に私達勇者のお役目が最後になるかもしれないバーテックスとの決戦が来ました。

 

「瀬戸大橋の合戦」である。

 

この合戦では私達三人の勇者システムの性能が格段に上がっているらしく変身した後の姿や武器が少し変わっていて、私の武器は弓から銃に変わっていました。

 

そして満開と言うシステムも追加されたらしくこの満開を使えば勇者としての力が格段に上がるとのことらしい。

 

 そして瀬戸大橋での戦いは順調に勝てていました、この時の私達は新しい力に浮かれていたのかもしれない。

満開と言う力を手に入れ私達三人は神童先生の隣で戦える、そう思っていたのです。

 

戦いが終盤に近づくとバーテックス側も本気になったのか今まで倒してきた敵が復活してとんでない数のバーテックスが此方に進行してきました。

 

私達は早速バーテックスを倒すために満開を使いました、それが後悔に繋がるとは知らずに…

 

そして遂にバーテックスを倒し四国を守った後満開を解除すると私達に異変が起きました、私は足が動かなくなりそのっちは片目が見えなくなり銀は片腕が動かなくなっていました。

 

何より元の世界に戻った後神童先生が急に苦しみだし急いで大赦の人に運ばれて行きました、後から安芸先生に聞いた話では先生は私達の満開に代償に必要な8割りを背負ったとのことです。

 

 私はその満開に伴う代償を先生が背負ったのを聞き深い後悔に陥りました、私の足や銀の片腕、そのっちの片目は1週間程度で治るが先生の足・片腕・片目は私達の代償の8割りを背負い治るのに数ヵ月掛かると聞かされました。

 

 私達は先生に与えた代償を償うべく先生の足が治るまで付きっきりでお世話をするようになりました、最初の先生は流石に悪いと断り続けましたが私達の説得でやっとお世話を受けてくれるようになりました。

 

そんなある日先生の世話をする内に私は自分の胸の中にある黒い感情が段々大きくなっていくのを感じました、先生の世話をしているとこの人とずっと一緒に居よう、

死ぬまでこの人のお世話をしよう、

もう私はこの人無しじゃ生きてはいけない、

この人には私が必要だ、そう言った感情が次々と私の胸に浮かび上がってきました。

 

そしてお役目から解放された私は鷲尾須美から本名である東郷美森に名前が変わりました。

 

そして鷲尾家から東郷家に戻り私は結城友奈ちゃんと出逢いまた、バーテックスとの戦いへと身を投じるのでした。

 

神童先生、私はずっと貴方の事を見守っています、もう後悔はしないように。




銀の生存の話しは三ノ輪銀の場合で書きます。

次は恐らく乃木園子の場合を投稿するかもしれません。

とりあえず風邪を治したいからリスタートしたい。
(バグヴァイザーⅡ所持者感)
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