佐藤太郎は勇者である/桐生戦兎は仮面ライダーである 作:鮭愊毘
一時nascitaに戻ってきた四人とゲンム。
彼らは地下室へ急ぎ、惣一が周囲で起きている事態を鎮めるカギを取る。
それは新たなビルドドライバーと、青色と黄色が目立つガジェット。
「戦兎、お前用に調整したドライバーと"ジーニアスフルボトル"だ」
惣一がジーニアスフルボトルと言うガジェットは、ビルドドライバーのスロットを二つ同時に使用し、ドライバーとの接続パーツはキャップとは別に存在し、片方が起動スイッチになっている。
「こいつなら、スマッシュにダメージを与えずにネビュラガスを浄化し人々を助けられる」
「浄化……。俺たちが以前までやってた、あの?」
「あぁ。後、これにはパンドラボックスから生まれた60本全てのボトルの成分が入ってる。どれとどれを混ぜるか、どう使うか、加減の調整……全てお前次第だ」
「でも、どうして俺に……今はそんな場合じゃないか。後で聞く」
「助かるよ」
「ん?何だこれ」
龍我が成分が虹色に輝くフルボトル三本に目をつける。
「今回の事態は戦兎一人では無理がある。だから俺たちもこいつで人々を救うんだ」
「そうだな。いっちょやってみるか」
「……」
そんな中、ゲンムに変身していた男が口を開いた。
「私の名は檀黎斗神。バグスターはこちらで対処する」
この言葉の直後、彼の体はオレンジ色の粒子となって消えた。
四人も続くようにnascitaを飛び出し、各々が別の方向へと走る。
「戦兎!」
惣一が戦兎を呼び止める。
「機械は無常だ。怒りや憎しみを抱いて戦い、人を傷つけても機械はそれを後押しするように強くなる。逆に、人を守りたいという思いでも強くなれる。お前は守るべきものを守れる強い人間になれ。正義のヒーローになるんだろ?」
「あぁ。絶対に!」
◇
「友奈、いい加減捨てなさいよ」
「ダメだよ!これは人から貰ったものなんだよ!」
旅館から讃州市へと帰ってきた勇者部。
その一人、友奈の手には白い彼岸花が握られていた。
「それにヒガンバナなんて物騒よ。持ち帰ると家が燃えるだの飾ると親が早死にするだの……。今のは毒除けのための迷信だけど、出土先が出土先よ。本当に起きる可能性がある」
彼岸花を捨てろという件は数回続いて今に至る。
あの事を現実と思っているのは自分と東郷、友奈。
自分と東郷は彼岸花に否定的で、友奈は一向に捨てようとしない。
こう夏凜は思っていた。
「夏凜、ちょっと深呼吸したら?ほら、こうやって―――」
「やり方ぐらいわかるわ!それより腕組むのやめなさいよ」
「なんで」
「ある部分が目立っ……女子力が無くなるわよ」
「えっ」
「……」
「……えっこんだけ!?」
「……これだけ」
「何の話からこうなって……あ、ヒガンバナの事か。大丈夫よ友奈。神樹様が守ってくれる」
「神樹様ねぇ……」
「東郷今何か言った?」
「いえ、何も」
その時、友奈の肩が優しく叩かれた。
「はい?」
「ごきげんよう。友奈さん」
友奈が振り向いた先にいたのは、あの白髪の少女だった。
風が彼女に指をさして叫んだ。
「あっ……あぁぁぁあ!!――――――誰?」
「昨夜の夢に出てきた女よ」
「友奈ちゃんに軽々しく触らないで頂戴」
夏凜と美森がこう言うと少女は証拠と言わんばかりに鎌を手に取った。
「牛鬼?」
何故か友奈の端末から牛鬼が飛び出した。
「……そっちも大変なのね」
「あの、牛鬼の事知って―――――!?」
一瞬、友奈が頭痛を訴え、下を向いた。
そして視線を戻すと、これまた一瞬、何かが見えた。
牛鬼が自分の勇者としての姿と酷似した少女に、
白髪の少女が黒髪になり、肌も血色が良くなった少女に。
「え、何……?わた……し……?」
「友奈!」
「ゆーゆ!」
友奈が気を失い倒れる直前に、風が彼女の体を支える。
「あんた!バーテックスではないにしろやっぱりそっち側の―――」
夏凜が少女に迫るが、彼女は夏凜の口元に人差し指を当て静かにするよう促す。
「悪いけど、今その話をしている暇は無い」
その直後、夏凜は視線のような何かを感じそこへ振り向く。
視界に白い異形が移った。
「バーテックス……」
「そういうこと。行くわよ」
◇
戦兎がマシンビルダーで駆ける。
まるで人気が無い地帯が段々と騒がしくなってきた。
「もう少し、もう少しだけ持ちこたえてくれ―――」
すると突然、マシンビルダーのエンジンが止まった。
戦兎は一度これでビルドフォンに戻し、エンジンへエネルギーを供給する装填していたウルフフルボトルを確認する。
異常は無かった。
「……いや、異常だらけじゃねぇか」
戦兎が住宅に生えている木を見上げた。
葉が止まっていた。風になびいている形で。
「樹海化―――――!?」
戦兎の眼前を枯れた花弁が舞った。
◇
少女が鎌を持ち、星屑を睨みつけるが、夏凜らが動こうとしない。
これを疑問に持ち、問いかけた。
「……どうしたの?」
「どうしたのって……」
「貴女達が勇者だということは知ってる。さぁ」
「あのね、あんたがどうかは知らないけど、アタシらの世代は勇者という存在は知らされてないの。色々厄介だから」
「へぇ。でもそんな事言ってる場合かしら」
「……」
夏凜はここらが人気が無いことを分かっていた。
でもそれだけで完全に見られていないと判断するのは難しい。
他も戦う事を渋っていた。
「……分かった。私だけで行く」
そして、最初からこうした方が良かったと呟き、住宅の屋根を伝って星屑へ迫った。
◇
「ここは……?」
戦兎の視界をふさいでいた花弁が無くなった。
「樹海……いや―――」
「神樹と我々は元は同じ―――――」
「っ!」
戦兎が声がしたほうへ振り向く。
「サトウタロウとしての記憶を失った上、実の親を消された気分はどうだ?桐生戦兎」
「ヴァーテックス……
どうもこうも無い。その名前は誰の―――!?」
ヴァーテックスが手のひらをかざすように上げた。
その瞬間、戦兎の記憶に何らかの変化が起こった。
「俺は……どっちだ――?
いや……俺は――――桐生戦兎だ!!」
彼はフルフルラビットタンクボトルの成分をタンクに選択し、ドライバーに装填した。
〔TANK&TANK!〕
〔BUILD UP!〕
突然流れ込んできた佐藤太郎時代の彼の記憶。
それをかき消すようにこれまでにない乱暴さでレバーを回す。
追加装甲より先にハザードライドビルダーを形成。
〔Are you ready?〕
「―――――――!!!」
〔OVER FLOW!〕
〔鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!ヤベェェェイ!ツェーイ!〕
ビルド タンクタンクフォームに変身。
肩の戦車型装甲の砲門をヴァーテックスへ向け、発射し牽制。
腕でそれを防いでいるうちに接近、フルボトルバスターを振り下ろした。
「ゥアアアアアアア!!」
さらに突くようにヴァーテックスの腹部へ押し付け、バスターキャノンモードに変形。引き金を引いた。
「俺は桐生戦兎だ!それ以外の何者でも――――」
『さっとん』
「!」
ふとそんな単語が頭に浮かんだ。
「チィ!」
これをかき消そうと怒りの感情を再び出し、フルボトルバスターにフルフルラビットタンクボトルを装填。
〔FULL FULL MATCH DESU!〕
一度バスターブレードモードに戻して斬り、距離を取ってバスターキャノンモードに変形させ引き金に震える指を添えた。
〔FULL FULL MATCH BREAK!!!〕
「ッ!?」
「――――どこを狙っている?」
狙いを定める前に引いてしまった。
ヴァーテックスはクロスボウを召喚し、矢を放つ。
自分は佐藤太郎だ。さっとんというあだ名もそんな名前だから付けられた。
その時に出会った人物は友達へとなっていった。
自分は桐生戦兎だ。仮面ライダーとして戦っているうちに頼もしい仲間が出来た。
それだけじゃない。ネビュラガスに侵され変化した体になっても、彼女は自分の事を――――
「…………!」
「守ってばかりでは勝てる戦も勝てなくなる。結局貴様は人に助けてばかりの人間だったな」
ヴァーテックスがレバーに手をかけ、回転数、速度を上げていく。
〔READY GO!〕
「――――――――――ハァァァァッ!!」
〔FULL FULL MATCH BREAK!!!〕
矢をものともせずに突っ込み、もう一度引き金を引いた。
しっかりと、今度はドライバーに向かって。
「――――!」
「ぐあぁ!」
ヴァーテックスのエボルドライバーから火花が散り、戦兎は変身が解除される。
「俺は、過去の自分を否定していたんだ」
「……何?」
「だから、桐生戦兎となった時、不謹慎ながらこれはチャンスだと思った。
自分の人を疑う心を、疑いから物事を考える心を変える―――」
戦兎は立ちあがりながら、ドライバーのハザードトリガーを抜いた。
「実際変えることが出来た。でもそうなる一方、本当の自分を知る人間が減ったように感じた。正確には、戦兎としての自分だけを知っている人間が増えた。そして、
佐藤太郎としての自分を完全に捨ててもいいんじゃないか。
こう思い始めた」
――そうなったら、俺は園子の知る俺じゃなくなる。
園子との関係が壊れるかもしれない。
だから太郎と戦兎、どちらが正しいのか分からなくなっていった。
「自分のできないことを人にすることはできない。守ることも」
戦兎が左手にジーニアスフルボトルを持った。
「俺はもう、自分を否定したりはしない。佐藤太郎も、何もかもを受け入れて―――
桐生戦兎として正義を信じ、皆を……自分を!守るため戦い――――
今を生きるッ!!」
ジーニアスフルボトルの起動スイッチが押された。
〔GREAT! ALL YEAH!!〕
ビルドドライバーに装填するとジーニアスフルボトル中央のディスプレイが発光し、ライダーシステムを表す紋章が浮かび上がる。
〔
先ほどとは違い、丁寧ではあるものの力強さのあるレバー回転に合わせ、
戦兎の横から後ろを囲み、彼の存在を引き立てるように設置されたコンベアと、そのコンベア上を流れるフルボトルを製造するプラント上のライドビルダー、
"プラントライドビルダーGN"が形成される。
そして
〔Are you ready?〕
「変身!」
戦兎の前に金色の紋章が描かれ、それが戦兎に重なり純白の装甲を持つ姿に変化した。
〔完全無欠のボトルヤロォォォ!!〕
そこへ、成分が充填されたフルボトルが次々に刺さっていく。
〔ビルド ジィィニアァァァス!!!〕
ボトルは有機物系と無機物系で暖色と寒色に分かれ、
頭部右・右上半身・左脚に暖色が、逆に寒色のものが装填。
〔スゲェェイ!! モノスゲェェェイ!!!〕
皆が創った守護と救済の力であり、ライダーシステムの集大成―――仮面ライダービルド ジーニアスフォームが今、誕生した。
変身完了直後、マスク内にヴァーテックスや周りの状況の分析結果が表示され
「ハッ!」
左脚で地面を蹴り、一瞬でヴァーテックスとの距離を詰めた。
「小癪な真似を―――!!」
生太刀を振るうが、タンク、ダイヤモンドを始めとした無機物系フルボトルの力を発動させた装甲には傷一つついていなかった。
〔ONE SIDE!〕
レバーを一回転。
全身の有機物系フルボトルが活性化した。
〔READY GO!〕
赤と蒼の炎に身を包み、先ほどのような跳躍をしたと思えばその姿は消失。
「何処だ――何処に――――」
〔GENIUS ATTACK!!!〕
突如姿を現し、エボルドライバーに向かってパンチを繰り出した。
「ングゥゥゥ……アァァァァァ……何を―――」
戦兎の拳に黒いモノが纏わりついた。
しかしそれは腕を伝って胸部のフルビルドリアクターに吸収され、瞬く間に蒸気として排出された。
「お前のネビュラガスの一部を浄化した」
「浄化……」
ヴァーテックスの体にノイズのようなものが走る。
続くようにヴァーテックスが作った空間が崩れていき、再度花弁が視界を塞いだ。
◇
「バーテックスが……消えた?」
地上で少女を見ていた夏凜が呟いた。
「何とかなったみたいね」
去ろうとする少女を風が呼び止めた。
「あんた一体何者!?突然七人になったり夢に出てきたり……」
「あんた呼ばわりもうんざりしてきたし、ちょうどよかったわ」
少女は古びた端末を投げ込み、姿を消した。
「……何このスマホ。何年使ってたのよ」
端末は全体的に傷が目立つが、カメラレンズと画面が特に酷かった。
そして電源を入れることができ、ロックもされていなかった。
「…………千景?」
それが彼女の名前だった。
◇
元の世界へ降り立った戦兎と墜ちたヴァーテックス。
「ビルド……!」
戦兎の前に、スマッシュ数十体。
あのスマッシュだけでは食い止めきれず、彼は満身創痍だった。
「我に痛手を与えただけでいい気になるな……!貴様は誰も救えない!」
「救う。救ってみせる!」
レバーを二回回転。
全身の無機物系フルボトルが活性化した。
〔ONE SIDE!〕
〔逆サイド!〕
〔READY GO!〕
ドリルクラッシャー ガンモードを召喚。さらにこれをジーニアスの力で解析し、銃身を新たなものに作り替えた。
〔ジーニアス ブレェェェェイク!!!〕
戦兎は天に向かって引き金を引いた。
◇
「成分が尽きちまった……クソッ!」
空になったフルボトルを地面に叩きつける一海。
すると、何かが上から降ってくるのに気づく。
虹色の光がスマッシュへ降り注ぎ、体内のネビュラガスを浄化した。
「俺は一体……?」
「ここは……」
もうここにスマッシュはいなかった。
「おい、大丈夫か!」
「……あなたが、助けてくれたんですか……?」
「いや、これは俺じゃない」
一海は今の戦闘が続いている地点へ向かおうとした。
「せめて、あなたの名前だけでも!」
「仮面ライダーグリス。覚えときな」
◇
「戦兎!」
戦兎の元へ龍我が合流した。
「それってもしかして!」
「あぁ。俺たちが創ったビルドだ!」
「さて、と」
〔DRAGONIC EVOLUTION!〕
龍我がクローズトリガーを起動し、ドライバーと接続した。
〔MAXIMUM CROSS-Z DRAGON!〕
クローズトリガー起動時にスロットから半分ほど外れたクローズドラゴンマックスを拳の底で叩くように再装填。
「ビルドアップ」
〔GET AUTHENTIC DRAGON!! YEAAAAAH!!!〕
クローズネオの装甲が外れ、新たな装甲を纏いクローズマキシマムへと強化された。
「こんなことしてタダで済むと―――」
「タダで済むと思うなよ。天神だか何だか知らねぇが、少なくともお前は仮面ライダーなんかじゃねぇ。ただの怪人だ」
「一海ぃ!俺のセリフと被るんじゃねぇよ」
「知るか。お前がビルドアップしてるのがいけねぇだろうがやってからこっち来いバカ」
「せめて筋肉バカにしろ筋肉バカ!」
そこへ、二人を引き離すように惣一が到着した。
「こっちも無事だ。戦兎、やったな」
戦兎が頷いた。
「仮面ライダー!」
あの警察官が叫んだ。
「後は……頼む!!」
「―――――」
装甲が剥がれかけたヴァーテックスが彼らに襲い掛かった。
「しつけぇんだよ!」
龍我自身が疲労していたこともあり、矢を防いでいるうちに姿勢が崩れてきた。
「このままじゃ……」
辺りは殆ど荒れ地と化して、スマッシュにされていた人間も避難した――はずだった。
「仮面ライダー!」
一人の市民が叫んだ。それに続いて他の市民も。
ヴァーテックスが彼らに標準を変えた。
戦兎が即座に反応し、ダイヤモンドの壁を生成する。
「頑張れぇぇぇぇ!!」
「負けるなぁぁ!!!」
「―――チャオ!」
〔EVOLTECH FINISH!!!〕
最初に惣一が飛び出し、ヴァーテックスのクロスボウを破壊。
「心火を燃やして―――ぶっ潰す!」
〔MEGA SCRAP FINISH!!!〕
「オラオラオラオラオラァァァァ!!」
一海が右腕に巨大なロボットアームを形成し、攻撃を防ぎながら直進。ヴァーテックスを掴みそのまま地面に叩きつけた。
「万丈、行くぞ!」
「おうよ!」
〔SUPER DRAGONIC EVOLUTION!〕
〔ALL SIDE!〕
二人が跳んだ。
〔〔READY GO!〕〕
〔BLAZE FLOW!〕
〔PROMINENCE DRAGONIC FINISH!!!〕
〔
蒼炎を纏うクローズと虹色に輝くビルドによるキック。
ネビュラガス浄化によってエボルシステムが徐々に停止していき、そこを炎が蝕んだ。
「ハアァァァァァ!!」
「オラァァァァァ!!」
「―――――――――――――――――人間風情がァァァァァァァァァァァ!!!」
遂にヴァーテックスが耐えられずにエボルドライバーの崩壊とともに消滅した。
◇
「……はぁ」
ため息をつきながらヴァーテックスのドライバーの破片を蹴る少女がいた。
「結局、足を引っ張っただけだったわね」
◇
「マスター、あの話の続きだけど」
「お前が信じた結果だよ」
「え?」
「お前が人を信じる人間だから。お前がそんな人間じゃなかったら、万丈は刑務所へ再収監、俺も……どうなっていたか。信じる心が俺たちをここまで繋いできたんだ」
「……まぁ、人を信じるようには心がけてた。でもそれは以前の自分の否定から来たものだった」
戦兎がコーヒーを入れながらこう言った。
「どれだけ否定してもそれは俺だということに変わりない。だから受け入れたんだ」
「自分だということに変わりない……ねぇ……」
惣一が戦兎のコーヒーを受け取り、一口飲んだ。
「負けたよ。色んな意味で」
・ジーニアスフルボトル
制作に60本のボトルの成分を使ったが、全部抜いた訳ではないため素のボトルは残っている。
・ジーニアスフォーム
完全無欠のボトルヤルォォ!
出力は全て戦兎の頭脳次第(サポート一切なし)なので戦兎の柔軟な発想が問われる。
単純に力だけならハザード系より下
・白ぐんちゃん
東郷と夏凜が非常に警戒。
基本「○○(名前)さん」呼び。西暦の頃とは逆。
・ヴァーテックス
太郎の記憶から人間の感情を学ぶもそれが祟って情けない最期(?)へ
よいお年を。