「ゼェ、ゼェ」
お楽しみとか言われた目的地は山だった。
そして山に登ることになってこの有り様である。
あの二人は全く疲れなど感じてないようだった。
「じゃあ比企谷君、神器出して」
そう言われたので俺は神器を出した。
「これが比企谷君の神器、はるさんの言ってた通り変な形してるね」
「じゃあ神器を使ってみて」
陽乃さんに言われた通りに神器を使ってみることにした。
周りの岩を使って確認をした。
一つ目は銃口がない銃だ。なぜか引き金が二つある。
上の引き金を押したら銃口の周りが青く光ながら開いた。そして下の引き金を引いたら、
ギョーン
そんな音がしたが何も起こらない。
「何も起こ[パン!]え!?」
突然岩が壊れた、いや、内部から破裂したという方が正しかった。
「スゲェ」
そう呟かずにはいられなかった。
「すごい神器だね。この調子であと三つも試してみよう」
そうだあと三つもあったんだ。
というわけで二つ目の銃を使って見たら捕縛用の銃だった。
三つ目は、柄のボタンを押したら刃が出てきて日本刀になった。この刀は切れ味がヤバかった。鉄さえ軽々と切れた。刃は10mまでなら伸びたりしたが、伸ばせば伸ばすほど重くなった。カッケェ。
四つ目は操作したら自分の姿を消すことのできるものだった。姿を出す時に自分の体が光って二人からはカッコいいと言われた。
「よし、神器を確認したから早速やろうか」
「何をですか?」
「戦うための訓練」
「えっ」
「じゃあいくよー」
「ちょっまっアアアアア!」
「初めてだから仕方ないけど弱いね比企谷君」
「はるさんはともかく私は戦闘向きの能力じゃないのに」
俺は早速戦闘訓練をさせられた。
俺の攻撃は当たらず、二人に遊ばれただけだった。
「訓練は毎日やるから一週間もすればほんの少しは強くなれるから」
「ほんの少し、ですか」
「うん。でも今日はもう終わりにしようか。私高校行かないと」
「私も高校あるから」
そう言って今日は解散した。
訓練は本当に毎日やって1ヶ月が経った。
今日は二人とも用事があると言っていたので俺は深夜1人でいつも訓練している山へ向かっている途中に、人気のないところにある博物館を通りかかった時に博物館の入り口にある二つの金剛力士像に違和感を感じた。
(あんなの昨日はなかったぞ)
俺は気になって金剛力士像の近くに行ったら···
突然動き出して襲い掛かってきた。
でも陽乃さんやめぐり先輩に毎日ボロボロにされてるので冷静に対応できた。
俺は迫り来る攻撃を避けてXガンで反撃した。
二体の金剛力士像は壊れたが、
「嫌な予感がするな」
博物館の中から物凄く嫌な予感がした。
思いきって中に入ってしばらくしたら···
後ろから強烈な気配がした。恐る恐る振り向いてみるとそこには······
千手観音がいた。
やっと星人出せた