剣の世界を佐々木小次郎(偽)が行く   作:折れたサンティの槍

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今確認したら、赤い評価バーにお気に入り151件……。
どうやら自分の中の妄想はそこそこ面白いらしい。
これからもこの調子で書いていくかと思いきや、なんとこの筆者、小説執筆初心者のくせに並行連載するつもりである。
詳しくは活動報告にて。
しかし続きはスマホがぶっ壊れでもしない限りは、何ヶ月かかろうが完結まで投稿していきます。

あとFGOの柳但(っぽいオリ主)の小説も書いたので、よろしければそちらもどうぞ。


はじまりの日 『小太郎、リンク・スタート』

side 小太郎

 

 

がやがやと、大勢の人間が騒ぐ声が聞こえてくる。

 

目を開けてみれば、中世の時代の何処かの国のような建物と、これまた大勢の人間が、口を開けながらの笑顔で周りを見渡していたり、はたまた迷いなく何処かへ走り出していたりしている。「帰ってきた……この世界に!」なんて声を上げている青年もいた。

 

「はははっ……」

 

思わず笑い声が漏れた。

存外自分もこんな世界が来るのを楽しみにしていたのかもしれない。

自分の持つ技を、誰かと自由に競い合える、こんな世界を。

先程走って行った青年を真似る様に私も叫ぶ。

 

「この世界で生まれるであろう強豪たちよ……お前たちの力、見せて貰うぞ!」

 

 

side 無し

 

 

2022年5月に発売されたゲームハード《ナーヴギア》は仮想現実(バーチャル・リアリティ)への完全(フル)ダイブを可能にし、更にその数ヶ月後、2ヶ月間のベータテストを経て、ナーヴギア初のVRMMO(仮想大規模オンライン)RPG(ロールプレイングゲーム)ソフト__《ソードアート・オンライン》が発売。

そして今日、2022年11月6日にその正式サービスが開始された。

 

ソードアート・オンライン(以下SAOと略)が発表された時、小太郎は大いに焦った。

ナーヴギアが発売された時こそ興奮したものの、リリースされたいくつかソフトの詳細を知っていた小太郎は、「高い上に、どうせ剣を振るう事も出来んのだろう?」と、ナーヴギアを買うことすらしてこなかったからだ。

SAOの詳細を、大雑把にしか調べなかった小太郎であったが、とにかく「やりたい!」と思った小太郎は、バイトの収入や実家からの仕送りを可能な限り貯め、SAOのソフトハード同梱版を近所の電気屋に3日間並んだ後、ようやく購入することが出来た。

(立ったまま寝ることが出来る様にしてくれてありがとう我が師よ!)などと思ったとか。

弟にメールで購入報告を送ると「兄さんと同じ高校に受かれてナーヴギアとSAO買えたら、一緒に冒険しよう!」なんて返信が来て、その様を想像してワクワクしたり。

 

 

そして正式サービス開始と同時にリンク・スタートし、

冒頭に至る。

 

 

 

 

ようやくログインすることの出来たSAOでまず小太郎が決めた事は、とりあえず物干し竿とまでは行かなくとも何かしらの刀を購入し、フィールドで身体を動かしてみる、というものだ。

だがしかし、武器購入時点から既に障害が発生した。

 

「普通の刀すら売っていない……だと……」

 

SAOでは、曲刀をとにかく長い間扱い続けることによって、エクストラスキル《カタナ》を習得することが出来る。

が、そんなエクストラスキルを始まったばかりの1層で習得するなど想定されている筈もなく、「あとで手に入るスキルの武器だし…」と思われた結果、この《はじまりの街》どころか1層には刀は店売りされていない。

 

「"ソードアート"、などと言うからには刀ぐらいはあると思ったのだがなぁ……いつか手に入れられるのだろうか……」

 

ぼやきながらもとりあえず曲刀だけ購入し、トボトボと街の門をくぐりフィールドに出る、小太郎改めプレイヤーネーム《Kotarou(コタロウ)》なのであった。




しかしオリ主は刀を持てず。
割と早い段階で刀入手しますけどね。
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