初投稿なんでイマイチ良く分かってないんで、誤字だったり脱字だったり文法とか色々変なとこあると思いますが生暖かい目で冷やか且つゴミ駄目を見るような目で見守ってください。
お目汚しかと思いますがよろしくお願い致します。
今から数年前、ある所に2人の少年がいた。
2人はお互いに空に魅了され夢中になる。
2人はとあるスカイスポーツの存在を知った。
2人はとある少女達と出会い少女から指導を受けた。
2人はお互い、別々の師の元切磋琢磨して空を翔ける事に更に夢中になっていた。
2人はとある名のある大会に出場し、初出場にして1人は優勝、1人は準優勝という成績を収めた。
2人はそれからも技術を磨き、同年代には先ず敵なしの実力を持つ様になったのだ。
だがある時、少年の1人がとある1人の人物に敗北した。
もう1人の少年はある事故が元で自身の心…翼をもがれる。
それから2人は空を飛ぶことから逃げ出した。
そうしてから数年が経ち、1人はまたとある理由で空を翔ける。もう1人は別の道で空に関わるのであった。
今から15年前、重力に反発する粒子「アンチグラビトン」が発見され、それを利用した反重力発生装置を搭載した「アンチグラビトンシューズ」通称『グラシュ』が発明される。
グラシュ、それは多くの人々が長年求め、追い続けてたであろう夢、自分自身で空を飛ぶことを可能にしたものである。
グラシュの発明以降、日本国内のいくつかの地域でグラシュの利用が実験的に解禁されたのだ。
また、グラシュを用いた新しいスカイスポーツなども発明され、より多くの人々を魅了して行ったのだ。
スカイスポーツの中でも一際有名なのが『フライングサーカス』だろう。このフライングサーカス、通称『FC』と呼ばれるスポーツは老若男女問わず多くのファンがいるほどのものだ。
ここ、四島列島もグラシュの利用実験の実地地区であり、FCが盛んな地域である。
四島列島…日本の南洋にあり、福留島(ふくるじま)・久奈島(くなしま)・笠松島(かさまつじま)・上通島(かみどおりじま)の大きな4つの島と、周囲の小島など合わせて30余りの島々で構成される地域で、FCのプレイやら観戦やら地域観光などで盛んな所である。
春。心地よい暖かさで睡魔との格闘の末やっとの思いでここ、福留島にある『高藤学園福留島分校』に到着。
新学期という事もありクラス分け表を見て、自分の名前と新クラスを確認し教室へ向かい、座席表に書かれた窓際の1番後ろの自分の席へついて早15分。
俺、比企谷八幡の前に1人の女生徒が腕を組み睨みをきかせてる。
止めて!これ以上防御力下がらないから……。
「比企谷八幡!今日という今日は我が高藤学園福留島分校FC部へ入って頂きますわよ!」
「………ああ、むり。」
「わかりました。では早速この入部届けに…って何故無理なのですかっ!!」
「いや…アレがそれでアレだから…。つかこのやり取り何回目だよ佐藤?」
「佐藤・院ですわ!」
「……はぁ。」
1つ溜息をつき、俺は両耳にイヤホンをして机に突っ伏し、寝たふりをする。
「ちょっ、まだ話は終わってませんわよ、比企谷八幡っ!」
「……………。」
無視だ無視。つかどっか行ってくんないかな?周りの目線がグサグサ刺さってるんですけど…比企ヶ谷?誰それ?とか聞こえちゃってるし…ただでさえもう限りなく俺の防御力ゼロなんだか…このままじゃライフもゼロになっちゃう…。
「ちょっと、聞こえてるんでしょ比企谷八幡!!」
「…………………。」
「〜〜〜〜ッ!人が話かけているのだからきちんと聞きなさいっ!」
耳からイヤホンを取られ、耳元で大声を出される。
「んだよ、佐と「佐藤院ですわ」佐藤院…。」
こいつ、佐藤「佐藤院!」佐藤院は同じ2年の女生徒で去年の秋からしつこく俺をFCに勧誘してくる。
「だから先程から今年こそ、FC部へ入って頂きますわと先程から申してるではありませんか!あなた、目だけではなく耳も腐敗しているのではなくって?」
「だから無理だって言ってんだろ?つか腐敗してねぇし目に関してはデフォだデフォ。それに俺は集団で何かするってのは無理なんだよ、ぼっちだし…。むしろ俺が入る事で周りの奴らが辞めるまであるな。」
「…そこまで言うなら、わかりましたわ。」
やっと諦めてくれたか、これでもう平穏な学園生活が…
「ならこのわたくし佐藤院麗子と勝負なさい!」
は?何でそうなんの?アホなの?ねぇ、この子アホな子だったの?
「わたくしが勝ったらあなたはFC部へ入って頂きますわ!」
「いや、無理だから…。つか佐藤…院、前に俺に負けてんじゃん…。」
1年の冬休み前にこれと同じようなやり取りがあり佐藤院とFCの試合をした事があった。んで結果は22対0。因みに俺が22得点。
「確かにわたくしは一度あなたに負けました。ですがわたくしはアレから血の滲む努力を致しましたので、以前の様な無様な真似は致しませんことよ?」
「そうか、だが無理だ。んじゃな。」
そう言い、もう一度机に突っ伏…バンッ!うわっ、びっくりした⁈
佐藤院が机を叩き、グッと自身の顔を近づけてくる。近いからいい匂…じゃなかった近いから…
しつこいしいい加減ガツンと言ってやるか…
「今日の放課後必ず来なさい!いいですわね?」
さっきの3倍のにらみつけ…。
「き、今日ア…そ、そうアレだ…アレだからちょっ「いいですわね!」ひゃい…。」
「ではまた放課後、FC部の練習場で合間見えましょう。それまで精々首を洗って待ってなさい。オーホッホッホ。」
そう言い佐藤院は教室から出て行く。ごめんなさい。ガツンと言えませんでした…。
はぁ〜と長めの溜息をつきHRが始まるまで寝たふりをしようとすると学校ならではのチャイムが鳴った。それと同時に先程出て行った佐藤院が頬を赤く染め上げ教室に入ってくる。そして俺の斜め右前の席へと座る。
……あ、こいつこの教室だったのね。つか、さ行なのに何で斜め前なの?いや、それ以前に、は行の俺が何で窓際の1番後ろなの?まぁこの席好きだから良いけど…。
そんな事を考えていると、教室のドアが開き担任教師らしき人が入ってくる…ってやっぱ今年もあの人か。
「やぁ、諸君!おはよう。初めての物もいるかも知れないから自己紹介をしよう。私は君たち2年F組の担任、平塚静だ。担当科目は国語で生活指導も担当している。」
平塚静…この人は俺にとって1年からの担任であり、恩人であり、FCの師でもある人だ。
「では、先ずこのHRは軽く自己紹介をして貰おうか。うん、そうだな。出席番号順に名前を呼ぶから各自、名前と部活…入部してないも者はいい、そうだな後は趣味なんかを言いたまえ。では、出席番号1番…」
そう言い、自己紹介タイムが始まるのであった。つか部活あたりから俺の事見ながら言いましたよね?
ヤバい…想定はしていたが俺にはやはりハードルが高い…いざ俺の番になって噛んじゃったりしたらグラシュですぐさま逃げ出すまである…今履いてないけど…。
「……がや……ひ…やは……」
ああ、どうしようとりあえず落ち着け俺!そうクールだ。クールになれ八幡!俺なら出来「比企谷っ!」おーい読んでるぞ比企ヶ谷って
俺か?
「おい、比企谷!」
「ひゃいっ!」
「はち…ンンッ…比企谷、君の番だ。」
あんた今、名前で呼ぼうとしたよね?入学した時に公私混同しないって言ってたじゃん? つかビックリして変な返事しちゃったじゃん!一斉に視線集めちゃったじゃん!つかじゃんじゃんってどこのアンチスキルだよ…。
「立って名前と部活…は入部してなかったな…趣味をいい「お待ちください、平塚先生」ん?なんだ佐藤?」
「彼、比企谷八幡は今日から我がFC部へ入部する事が決まってます!それと先生、わたくしは佐藤院ですは?」
「ん?聞いてはいないが、佐藤の言ってる事は本当か八幡?」
ちょっとまて、んな事言った覚えねぇーし、ましてや入部もしてねぇよ……。
「ですから佐藤院、ですわ。」
「………それで、八幡。入部するのか?」
「あ、いえ…しません。佐藤が「院ですわ!」勝手に言ってるだけで…」
そう言うと、平塚先生は少し残念そうな顔をして、そうかと口にする。その顔を見て、胸を締め付けるような痛みが俺を襲う…。
「では、比企ヶ谷…自己紹介の続きを頼む。後がつかえているからな、早々に頼む。」
「はい…では、比企谷八幡です。部活はやってません。趣味は読書と空をと…「お待ちなさい、比企谷八幡!」以上です。」
横槍が入ったが無視だ。
「佐藤…後がつかえているから座りなさい。比企谷も座っていいぞ。では次…。」
…………
………
……。
そうして自己紹介も終わりHRが終了する。今日から新学期という事もあり、学年ごとの集会やらクラスごとの連絡事項やなども終わり、今日の学校は半日で終了となる。
後は家に帰りゴロゴロして1日が終わる流れなのだが、担任である平塚先生に呼び出され、今俺は生活指導室にいる。
「それで、八幡。君は本当にFC部には入らないんだな?」
「…はい、すみませんが俺はもう…FCはやらないっすよ。」
「だが、以前に佐藤とひと勝負したじゃないか?確か八幡、君が勝ったんだったよな?」
「…はい。そーですね。つか公私混同しないんじゃないんですか?」
「まぁ今ここには君と私しか居ない。だから気にするな。…いいかね?」
先生がタバコの箱を取り出す。それを見てコクっと頷いて答える。
「すまないね。さて、君がFCをやって居た事を知ってるのは私と佐藤以外は…真藤が知ってるくらいか?」
「そうっすね。つか真藤先輩が知ってるのって静さんの所為ですよね?」
「ふっ、さて何のことだか私は知らないぞ?」
ふーっとタバコの煙を吐く先生。この際この含み笑いと言動は流すとして、相変わらず立ち振る舞いが男…いや、漢らしい。だから未だに独し…
「おい小僧?今何か失礼な事を考えただろ?」
「い、いえ…にゃにも……。」
「そうか…何故だか今無性にこの拳を打ち抜きたくなったのだが?」
「き、気のせいじゃないっすか?」
「まあいい。この後確かまた佐藤と試合するらしいな?」
「今日はやたらと質問が多いっすね?まあやりたくないんで帰るつもりですけどね。妹…小町も待ってますし。」
「今はご両親は海外だったか?小町くんと2人で大丈夫か?何か困った事があったら直ぐに言いたまえ。」
うちの両親は共働きで、今はイギリスだかに去年の夏から長期出張している。
本当は妹である小町も連れて行くつもり(俺は置いて行く気満々だったって言ってたな)だったらしいが、小町が
「お兄ちゃんを1人にしたら何するか分からないし、心配だから小町も残る!あ、今の小町的にポイント高い!!」
とか言い出し、現在比企谷家は兄である俺と、妹であり天使でもある小町との2人暮らしだ。天使と同居とかマジ癒ししかないわ。あ、そう言えば飼い猫が1匹居たわ…。
たまに昔からの付き合いで両親とも顔馴染の静さんがうちに来て何かと気遣ってくれているので、正直助かっている。小町は小町で静さんに懐いていて本当の姉のようにしたっている。
「今の所大丈夫ですよ。あぁ、でも最近静さんが来ないから小町が文句言ってましたよ?」
「それはすまないな。ただ、やはり私も教師の立場上、生徒の家に個人的な用ではなかなか、な。だか、近々家庭訪問という事で顔を出すようにしよう。」
「わかりました。小町にも言っときますよ。」
「うむ、頼んだ。さて、そろそろ君は行きたまえ。佐藤が待っているのだろ?」
「いや、だから勝負なんてしませんよ。第一俺に何もメリットなんてないじゃないっすか?」
「そう言うな。もう一度やってやれば良いじゃないか。共に同じ競技をし汗を流し切磋琢磨する。正に学生らいし青春じゃないか?」
青春…ね。
「いや、青春とか俺になんか向いてないっすよ。それに…」
やめてくれ、俺にそんな顔見せないでください…。
「君がFCを辞めたくなった理由は確かにわかる。だがな、八幡?」
あなたのそんな顔見たくない…。
「話は終わりっすよね?すみませんが俺はこれで失礼します。ではまた明日。平塚先生…。」
あなたにそんな顔をさせる俺の姿を見せたく…ない……。
「……ああ、また明日、比企谷……。八幡…私は………。」
指導室を出る際に、静さんが何かを言ってたが、俺はそれを聞かない…いや、聞こえないふりをした。
あれだね。別にオリキャラで良くね?とか思うよね?
ええ、思いますよ。ただね?オリキャラって難しいんすよ?
やったんですよ必死にそれなのに……
因みに俺ガイル勢は他の人出すか迷ってます。
でも個人的に競技スーツを着たガハマさんとゆきのんを横並びにして見たいってゲスな考えを持ったりしたり…
あ、読んでいただき誠にありがとうございます。