ラブライブ!サンシャイン!!〜お嬢様と小さな守り人〜   作:佐々坊

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学校が始まり部活も忙しくなりだすので次回の投稿はいつになることやら


13話 ファーストライブ

「遅れてすいません」

 

 少し遅れて入ってきた俺は室内をぐるりと見回し全員きていることを確認した。

 

「あんたが俺らのリーダーか?」

 

 少し強面の男が真っ先に話しかけてきた。俺は少しビビりながら右手を前に出した。

 

「小原和沙だよろしく」

 

 ここにいるのは俺を除いて5人ださっきの強面のお兄さんとひょろひょろのお兄さんそれと中肉中背のお兄さんあとはパソコンを使っているお姉さんと妙に喧嘩っ早そうなお姉さんが室内にはいた。

 

「ここに集まってもらった理由はわかってるよな」

 

 俺が話を切り出すとみんなうなづいた。

 

「あんたの姉貴つまり小原鞠莉を守ればいいんだろ」

 

「そうゆうことだ、これからは協力していかないといけないそのためにはお互いを知る必要があると思うだからまず自己紹介からいこうか」

 

 学校のようなえ~という声は全く聞こえず強面のお兄さんから自己紹介が始まった。

 

「え~と私は風間 英幸(かざま ひでゆき)です、こんな怖い顔していますが割と猫が好きです」

 

「皆さんこんにちは私は赤星 龍星(あかほし りゅうせい)といいます、小さいころから剣道をやっており柳生新陰流の免許皆伝まで行ってます鞠莉さんを守るために一生懸命頑張ります、よろしくお願いします」

 

「私の名前は吉田和樹(よしだかずき)といいます、昔アメリカでスナイパーで殺し屋やってましたでも日本じゃ銃が使えないので新しいメインウエポンを探していますよろしく」

 

 男性陣が終わり続いて女性陣へと移った。

 

「皆さんこんにちは私は主に諜報関係のことをやっている榊原桃花(さかきばらももか)です。ハッキングや盗聴などが趣味です。よろしくおねがいします」

 

「私は上沼 悠(かみぬまはるか)っていうんだ、とにかく殴ることが好きだよろしくな」

 

 これで全員の自己紹介が終わり簡単に陣形を考えていた、俺と赤星さんで中衛、上沼さんに前衛、吉田さんと風間さんで後衛そして榊原さんはハッキングなどの力を利用してという陣形が思い浮かんでいたしかしこの陣形はあくまで使わないものだ、この人達には俺が捕まえてきた姉さんを殺そうとするやつらから情報を聞き出すことが目的だからな、今日やることが終わり俺は解散を促した。

 

「今日はこれで終わりだ次回は今週の日曜14時からあるライブの時に集まってくれ、今日は解散」

 

 終わるとみなそれぞれ帰っていった。俺も家路に付き家でテレビを見てると不意に携帯が鳴り確認するとそこには非通知の文字があったともかく電話に出ることにした。

 

「もしもし小原です」

 

「スクールアイドルなんてやめてしまえ」

 

 相手がそれだけ言うと電話は切れた、俺は急いでパソコンにつなぎ発信者の特定を試みたが途中で反応がなくなってしまった。

 いたずら電話にしては手が込んでる、まず俺の携帯の電話番号をどうやって知ったかどこからか流失していたいやそれはないだろうしかし念のためパソコンに向かい穴がないか確かめてみたしかしやはり流失するような場所がない、だとすると一体誰からの電話なのか想像がつかない。

 わからないことはその日のうちに片づけたいがどうしようもないので今日は諦めて次回があれば挑戦してみることにしよう。

 今日は早めにベットで寝た。

 

 殺害予告の期日まで襲撃の日を除けば2日しかない、こんなことは初めてだから自分がどうやって動いたり前日まで準備をしなければいけないのかもわからない。

 毎日学校に行くバスの中で考えてしまう。

 

「大丈夫和沙君顔色悪いけどちゃんと寝た?」

 

 ああ俺は人に心配をかけていたのか、なるべく顔には出さないようにしてたけどやっぱり簡単に出ちゃうものなんだねこれから気を付けよう。

 

「昨日ちょっと夜更かししてアニメ見ちゃって3時くらいまで起きてたけど気にしなくても大丈夫いざとなったら授業中に寝てるから」

 

「だめだよ和沙君ちゃんと授業受けないとだめだよ…でも和沙君勉強できるから1科目くらい寝てても平気じゃない?」

 

 曜から寝てても問題ないというお許し得たし今日はどこかの科目で寝てよう。

 

 

 

 

 今日は3時間目に体育があるからそのあとの4時間目は疲れて寝たってことにしとけばいいかな、着々と睡眠計画を作っていた。

 無事に3時間目に目いっぱい体を動かし4時間目はすごくめんどくさい現国の鈴木先生だった俺は速攻…寝落ち、一度当てられたが曜のフォローでどうにか寝ていることができた、昼休みも机に突っ伏して寝ていたどうにか午後も乗り切り放課後になった。

 

「和沙君部活行くよ遅れないでね」

 

 千歌は元気一杯に俺に話しかけてきたしかし今のあいつからは不安のようなものが漏れてるのかもしれない本番まであと2日しかないのだから不安になるのも仕方ない話かもしれない、今俺がしてやれることは俺が元気にあいつらを励ますことなのかな。

 

「へいへい」

 

 机から立ち上がり練習場所に向かった。

 

 

 

 

 

「1、2、3、4、1、2、3、4千歌あとワンテンポ遅れてる曜はそのままを維持梨子は少し早いから遅く」

 

 曹灰眼を発動していつも練習を見ているおかげで少しは拾える範囲が広がり一石二鳥なのかなと思っていたその時携帯が鳴り画面にはまた非通知の文字俺は恐る恐る電話に出た。

 

「はい小原です」

 

「スクールアイドルなんてやめてしまえ、お前らが目障りなんだよ」

 

 また批判的な言葉を言われた前回と変わらず声は変声機でわからないし今はパソコンもないから逆探知もできないすごくもどかしい気分だ。

 

「和沙君誰からの電話だったの?」

 

 千歌が休憩がてら俺の方に寄ってきた。

 

「いや間違い電話だったよ」

 

「そう…ならいいけど」

 

 千歌の顔がまた少し暗くなったように見えた、こうしてまた嘘が増えていくばれても何も問題は無いと思うが、その考えをかき消すように俺は大きな声を出し練習に戻っていった。

 

 今日の練習をひとまず終えて千歌の家でダンスのフォーメーションの確認を行っていた、俺と曜は衣装を作り千歌と梨子は歌詞にメロディを付けていた。

 

「あ和沙君これオレンジ色の糸で縫っておいてそれとピンクもよろしく」

 

 曜からオレンジとピンクを基調とした衣装を渡され縫っていった、といってもこれはあくまで仮止めで最終的にはミシンで縫っていくそうしないと衣装のつなぎ目が取れてしまうかもしてないからだ、普通に波縫いで仮止めをして曜に渡すそれを曜がミシンで縫っていくという感じになっている一方千歌と梨子はメロディをつけるのに苦労していた、俺も手伝いたかったがあいつら自身でやった方が今後につながるだろうと思い手は出さなかった。

 その時また電話が鳴った、画面には非通知の文字俺はいったん外に出て電話に出た。

 

「お前らなんでまだ続けてるんだよ、これ以上続けるなら本当に殺すからな」

 

 相手が一方的に電話を切り終了した、今回はちゃんとした殺害予告だったしかも今回は何か相手の話し方が違った複数犯いるというのも考えたくはないが考慮しておこう。

 ふすまを開けて千歌の部屋に戻るとちょうど美渡さんが千歌を呼びに来ていた千歌はそのまましたに行った。

 

「和沙君ここ最近間違い電話多いみたいだね」

 

「話聞いてたのかよ」

 

「聞いてないよ…でも戻ってくるのやたら早かったし」

 

「まあ確かにさっきの人は間違い電話だったよ「電話番号間違えました」って言って切られちゃった」

 

「ずいぶん一方的に切ったんだねその人よほど急いでいたんでしょ」

 

 ふすまが開き千歌が帰ってきたその時の彼女の顔はすごく暗い顔をしていた。

 

「千歌ちゃん…お帰り何かあった?」

 

「…ううん何もなかったよ」

 

 はっとしたように顔を明るくして何もなかったように振舞った。しかしこれは一過性の笑顔だった。

 

 もうそろそろ平日の終バスが来てしまうということで今日はもう終わりにしてみんな帰ることにした、片づけをしながら千歌は俺に1枚のメモ用紙を渡してきた「ちょっとトイレ行ってくる」といってその場から抜け出した、人がいないことを確認しメモ用紙を開くと「今日この後時間ある?返答は帰りまでにこの紙を私に渡して」という内容の分が書いてあった一瞬告白かと思ったがファーストライブが控えてるのにこのようなことをしてていいのかということで告白の考えは無くなった、そうなると何のことか思いつかないからとにかく紙にOKと書いてっ戻ってきた。

 

「和沙君遅いよもうそろそろ終バス来ちゃうから早く」

 

「ごめん今日は姉さんからディナーに誘われてごめん」

 

「そっかそれなら仕方ないね、味の感想聞かせてね」

 

 そういって曜はバスに乗っていった、梨子も自宅に戻り再び千歌の部屋に戻ってきた。

 

「で、話はなんだ?」

 

 千歌は伊勢海老のぬいぐるみを抱きながらずっとうつむいたままだった、これは話してくれるまで時間がかかりそうだ。

 

「話したくないなら話さなくてもいいんだけどそれじゃあ俺は何も千歌の力になれない俺はせいぜいみんなを見守ることしかできないだから…何かあったなら話してくれ俺はお前の力になりたいんだ」

 

 すると千歌はゆっくりと口を開いた。

 

「あのねさっき電話があったの…そのね内容がねスクールアイドルなんてやめろっていう内容だったの…自分が「輝きたい」ってμ'sのように輝きたいって理由じゃあだめだったのかなもっとちゃんとした理由がないとだめだったのかな」

 

 千歌は顔を上げたときには涙目になっていたこの時の千歌のセーラー服の胸元が開いており谷間とブラが少し見えていて雰囲気を壊すようだが興奮してしまったそして興奮と共にやってくるのが血液が沸騰したような熱い感覚この状態になるってことは俺は今ヒステリアモードになっていた。

 

「大丈夫だ千歌…俺はいつでもお前の味方だ全世界の人がお前の意見を否定したとしても俺だけはお前の意見を肯定何があってもだ」

 

 そういいながら俺は千歌を抱きしめていた、いつもだったら千歌の方が沸騰してるだろうが今は心の状態が不安定なだけにそのまま素直に体を寄せてきた。

 

「ありがとう和沙君少しは楽になったよ」

 

「そうかよかったつらくなったらいつでも俺を呼べよどこにいてもすぐに来てやるからな……もうちょっとこのままでいるか?」

 

「ううん大丈夫今日はありがとう相談に乗ってくれて下まで送るよ」

 

「大丈夫だよ気持ちだけもらっておくよ」

 

 千歌はそれで納得して下まで送らなかった俺はロビーにつくとフロントに美渡さんがいたので今日のことを聞いてみた

 

「美渡さん今までにあのような電話ってありましたか?」

 

「なんだ和沙君か、うーんまあ確かにこの旅館をあまりよく思わない人からの電話はあったけど今日は千歌を名指しして電話に出さてさそれで電話の内容ってどんなんだった千歌すごく暗い顔して戻っていたから気になってさ」

 

「俺もさっき聞いたんですけど内容はスクールアイドルに対する批判的な言葉でしたね」

 

「そっかであいつは続けるの?スクールアイドル」

 

「ええ続けるらしいですよ輝くために」

 

「じゃあ私も応援しないとね姉貴としてだけど」

 

 美渡さんは笑いながらそのまま立ち去ろうとしていたので本来の目的を忘れるところだった。

 

「あの美渡さん明日この旅館に泊まることできませんか?」

 

 それはあまりにも大胆な質問だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「1、2、3、4、1、2、3、4だいぶ良くなってきたから少し休憩入れるよ」

 

 今日は本場1日前でみんな緊張してるだろうからなるべく早く帰れるように練習メニューを軽くしておいた。

 

「そういえば美渡姉から聞いたけど今日うち(とちまん)に泊まるんでしょなんかあるの?」

 

「いや別にただ明日寝坊すると大変だから学校に近い場所に泊まった方がいいかなって思っただけだよ」

 

「いいなぁ和沙君私も千歌ちゃんちに泊まりたいであります」

 

「じゃあ今日私の部屋で合宿のような感じにする?」

 

 この案は満場一致で決まり合宿が決まったしかし俺はすでに部屋をとっているから千歌と一緒の部屋に泊まるわけにはいかないというか3:1という男女比の中で寝たくない。

 

「ふ~疲れた和沙君最終日に詰め込みすぎてない」

 

「そうか全体的に確認して通し練習やってこれぐらい普通じゃないか?」

 

「それは和沙君が思ってるだけでしょ」

 

 ある意味怒られて前日の練習が終わった、俺は旅館に戻りもってきていたパソコンを取り出した、このパソコンは俺用に作り替えたいわゆる改造パソコンだ設定を自分専用にしてあるから他人が使うととても違和感があるものらしい自分が使ってるから違和感はあまりない。

 これを持ってきたのは電話の相手を突き止めるためだそのために旅館に泊まったこれは「千歌の友達がやってる」のではなく「ただの客がやっている」ということにすればあまり波風を立てずに済むかと思った自分なりの考えだ。パソコンを用意してる間に昨日電話がかかってきた時間に近づいていた俺はフロントに向かい美渡さんに許可をもらい電話線を少し細工をさせてもらったパソコンにハッキング用と音声録音用のUSBを挿しいつでもハッキングできる状態にして千歌を呼んだでこれから起きるであろうことを話した。

 

「千歌あいつは今日も電話をかけてくると思うだからその…つらいと思うが今日も電話に出てくれないか」

 

「それはいいけど私が電話に出てなにか変わるの?」

 

「ああもちろん相手の電話番号と発信基地局それに変声期で変えられた声もわかる」

 

「へえ和沙君そんなこともできるんだ」

 

「中学生のころからやってたからなパソコン自体は」

 

 そんな雑談をしていると電話が鳴った最初は美渡さんにでてもらい少しでも時間を稼ぐさらに千歌の方も相手に質問することで相手が電話を切るのを1秒を長くするために千歌に協力してもらう。

 

「はい十千万旅館です」

 

 美渡さんが受話器を取ったところからキーボードを打ち始めたまずは電話番号の特定から始めた今は発信基地局と同時に機械的にやってくれるらしいが俺は自分でやった方が早いと思っているとても偏見だが。

 美渡さんが受話器をいったん放し千歌を呼んだ、ここまでどうにか電話番号の解析が終わった次にやるのは発信基地局の特定だ声の方は録音しておけばいくらでも解析ができる再度キーボードに向かい熱心に打ち込み始めた、一応特定は日本から始めた海外とい可能性も否定できないがまだファーストライブもやってないのに海外からそんな言葉がとんでくるとは思えないということで日本だけの特定にした。最初は東京から始め神奈川、埼玉と波紋のように広げていったそしてヒットしたのはなんと「静岡県」だったしかも基地局は沼津ということは敵は近くにいるということなる。

 千歌の電話も切れて大体のことがわかりなかなかの収穫があった、これからは録音した音声の解析を始めたここは機械に任せて出来上がるのを待った。

 

「どう、なんかわかった?」

 

「うん電話番号と発信基地局はわかったよ場所は…沼津だった」

 

「じゃあこの電話をかけている人は沼津市内にいるってこと?」

 

「そうなるな」

 

 それ以降の言葉は見つからなかった励ましの言葉をかけるのかそれとも明日のライブ頑張れと言うのか今の俺にはそんなことすらできなかった、しかも電話をかけてきていたやつが浦女の先生だったなんてあいつらは知らせたくない。そんなこともあり時間はもう8時頃だった俺は千歌の部屋に戻って明日のために最後の作戦会議をしていた。

 

「ここで曜が前に来ればもうちょっと客にアピールできるんじゃないか?」

 

「う~んでもそうすると梨子ちゃんが隠れちゃうから難しいね」

 

 曜と梨子と俺とでフォーメーションの最終確認を行っていた、結局少しだけ修正をして終わった千歌のやつは床で寝ていたため俺が仕方なくベットにもっていったそのあと俺は部屋に戻り極秘チームのみんなにメールを送っていた。

 

『襲撃者の顔と名前が割れた名前は鈴木俊一。顔写真は添付ファイルにつけてあるからそれを見てくれ、では明日は手筈通りによろしく頼む』

 

 短い文を書き送信した、これでマークする人物が絞られた明日は全員を見ずに対象者だけを見てればいいから問題ない。数分後からはみんな短く『了解』という言葉が返ってきていた5人全員の確認が済んだところで俺は床に就いた。

 

 ~SIDE千歌~

 ライブの前日、朝起きて美渡姉に挨拶すると思い出したようにひょんなことを聞かされたそれは今日うちに和沙君が泊まるということだ、でも一体こんな日に泊まるんだろうと疑問が出てきて準備運動の時に聞いてみた。

 

「そういえば美渡姉から聞いたけど今日うち(十千万)に泊まるんでしょなんかあるの?」

 

「いや別にただ明日寝坊すると大変だから学校に近い場所に泊まった方がいいかなって思っただけだよ」

 

「いいなぁ和沙君私も千歌ちゃんちに泊まりたいであります」

 

「じゃあ今日私の部屋で合宿のような感じにする?」

 

 私がこういうとみんな賛成してくれた、和沙君と一緒の部屋で寝れると思ったけど和沙君はもう自分で部屋をとっていたらしく和沙君は客間の方で寝るらしい。

 それにしても今日は前日なのに和沙君たら結構ハードに練習組んでくれっちゃってさおかげでこっちはヘトヘトだよ、でも和沙君に言わせると『全体的に確認して通し練習やってこれぐらい普通じゃないか?』と言われちゃった。

 

 今日の練習が終わってみんなで夕飯を食べ終わってそのあと最終確認をしている時そこには和沙君の姿はなかったどこに行ったのか曜ちゃんや梨子ちゃんに尋ねてもみんな知らないと言って誰も和沙君の行方を知るものはいなかった、そしてまた電話が鳴りまた今日も呼ばれると思い下に行ったそしてそこにはなんと和沙君がいたどこにもいないと思ったらこんな場所で遊んでたのかな?とりあえず電話が来ていたから電話に出た。

 

「はいもしもし」

 

「明日のライブを中止にしろさもないとお前たちの誰かを殺すぞこれは脅しじゃない本当に殺すからな」

 

「どうしてそんなにスクールアイドルが嫌いなんですか?」

 

「ちっお前にはどうでもいいだろ早くグループ解散しちまえよ」

 

 その一言で電話は切れた、酷いことは言われたけど私絶対にライブを成功させるって決めたから。私が電話に出てる間ずっとパソコンに向かって真剣に打ち込んでた電話に出る前に少し聞いたけどこの機械で相手の電話番号と発信基地局っていうのがわかるらしい。

 

「どう、なんかわかった?」

 

「うん電話番号と発信基地局はわかったよ場所は…沼津だった」

 

「じゃあこの電話をかけている人は沼津市内にいるってこと?」

 

「そうなるな」

 

 そのあと和沙君は何か私に話しかけようとしていたがすごくためらっていたそして何も話しかけてこなかった。そのあとは私の部屋で最後の作戦会議をしていたでも私は疲れてそのまま寝ていたらしい、寝ぼけまなこでふと目を開けるとそこには和沙君がいたしかも下から見上げる感じだった起きようと思ったが背中に来た柔らかい感触に負けてまた寝てしまった。

 

 ~side out~

 寝ている最中何かの物音で少し目が覚めた、スマホを手に取り電源を付けるとスマホのライトが発光し思わず目を細める少しして目が慣れるとようやく時刻が見えてきた時間は3時38分だった起きるには少し早くもう一回目を閉じて寝ようとしたとき背中が急にあったかくなったそして背中に当たる柔らかいものこれは間違いなく双丘だ双丘が俺の背中に当たっている、そう思った瞬間また血液が沸騰し始めたおかげで完璧に目が覚めてしまった。曹灰眼を使って誰がいるのかを調べようと思ったがその矢先に相手が話し始めた。

 

「今日はありがとうね和沙君…ここ2日間どうしようかってずっと悩んでた電話が怖くて布団にこもってた時もあったみんなに相談して…ライブをやめようかとも考えたでも私はやめたくなかった本当一週間だけだったけどとても楽しかったやっぱりやめたくないと思った」

 

「でも殺すぞなんて言われっちゃってずっと怖かった…いつ死ぬのかわからない状況の毎日を送っていたような気がするでも和沙君がやっつけてくれたんでしょ本当にありがとう」

 

 声の主は千歌の声だった、千歌だってか弱い乙女だもんな誰にだって弱い部分はあるから今回はたまたまそこが出ちゃったのだろうな。

 

「大丈夫お前は何があっても守るって言ったろ」

 

「和沙君起きていたんだ」

 

「お前がふすま開けたあたりからな」

 

「なんだ全部聞かれちゃったんだ」

 

「悪かったな盗み聞きするつもりはなかった」

 

「じゃあ私はそろそろ部屋に戻るねおやす…」

 

 お休みの「み」を言い終える前に眠気で倒れた千歌をキャッチして俺のベットに入れたこれはあくまで千歌が寝たから入れてるだけだからな別にこれ以上の発展はないからな。

 時間は4時を指していたでこの後何しようと思ったらちょっと走りに行くしかないと思ったがしかし外はあいにくの雨しかも割と強めでお客もくるのか心配だ結局千歌が起きるまでずっとパソコンをしていた前回の解析したやつを組み込んでさらに学習させていた。時刻は6時を回り美渡さんたちが起きてきたらしく旅館は慌ただしくなってきたそれに気づいた千歌もようやく起きて俺が近くにいることで顔を真っ赤にしていた。

 

「なっ、なんで和沙君が私の部屋にいるの///」

 

「そりゃあここがお前の部屋じゃないから」

 

 千歌は部屋をぐるっと見回すとようやく自分の部屋ではないことを理解して落ち着いた。

 

「なんで私和沙君の部屋というか客間にいるの?」

 

「それすら忘れたのかよ」

 

 でも千歌に深夜のことを言ったらなんて返されるかわかんないしここは寝ぼけてここに来たとでも言っておくか

 

「お前はなんか寝ぼけて勝手にふすま開けて俺の布団に入ってきて、結局俺は床で寝てたんだから」

 

「本当にそれはごめん滅多にこっちに来ることはないのに本当にごめん」

 

「いいよ別に…あとパジャマ…気をつけろよ」

 

 千歌は自分のパジャマを見てまた顔を赤くし服を戻して自分の部屋に戻っていった。

 残された俺は布団をたたんで端っこに寄せておいた、そして制服に着替えて武装のチェックをする左右の袖に入った警棒を出して軽く構えるここで動くと何かに当たりそうなので警棒をしまって次にインカムを耳につけみんなからの朝の連絡を待つすると砂嵐の音が少しずつクリアになっていきみんなの声が聞こえるようになってきた。

 

『おはよう、今日はよろしく頼む』

 

『『了解』』

 

 みんなの応答を聞いて一度インカムを切り旅館の下に向かい待たせておいたじーやに荷物を渡して身軽な状態になった、じーやにはどこか適当な場所で待機するよう言っておいた一応じーやも戦えるが年が年なだけにあまり無茶はできないと思い待機していた方がいいと思い待機してもらうことにした。

 

 フロントでチェックアウトを済ませ一足早く学校に向かった犯人を教員だからこんな朝早く来て何か仕込んでいるかも思い早めに学校に潜入していた方がいいと思って登校した監視カメラや教室など隅々まで確認して千歌達が来るのを待った。

 

 時刻は12時を指し千歌達も到着していた天気は相変わらずの雨だが客が来てくれることを信じて待った。学校についてからは千歌とよいつむトリオに任せて俺は警備に当たった。

 

『こちら風間、黒が職員室からは出ていないこのまま監視を続ける』

 

『こちら小原、了解した引き続き頼む』

 

 定期的に仲間と連絡を取り状況の把握に今は努めている曹灰眼を使いたいがあれを使うと結構疲れが出るから本番の時にしか使わないようにしている、もうそろそろ千歌達のところに戻って最終チェックをしなければならない。

 

「和沙君遅いよこのまま始めちゃうところだったよ」

 

「悪い悪いずっと校内うろついていたからちょっと置くれちゃた」

 

「じゃあみんな右手出して」

 

 千歌に言われた通りに右手を出しそれぞれの手を重ねる」

 

「やっぱり手…つなごうその方が気持ちが伝わる気がする」

 

 みんなで手をつなぐこんなこといつ以来だろうかでも自然と心があったまるような気がした。

 最後に掛け声を合わせてからステージに出ようということになった。

 

『『Aqours~サ~ンシャイン』』

 

 重ねていた右手を天井に向けて高く上げ彼女たちがまだ垂れ幕が下がったステージに上がっていった、俺も裏口から体育館の中を見るとなんときていたのはせいぜい20人ほどこれじゃあ満員にできずこのまま廃部になってしまうこればかりはどうしようもないことなのかと肩を落とすのはまだ早いまだ襲撃がなされてないスクールアイドルを襲うかそれとも理事長を襲うのかわからない状況だった、ブザーが鳴り垂れ幕が上がり千歌達が簡単にこのライブに至ったまでの経緯を話していたそして…ライブが始まった20人ほどの観客のなか。

 

『ライブが始まった総員配置に付け』

 

 インカムを通して全員に連絡をして俺は鈴木のもとへ向かった。

 

 鈴木はいまだ動かない何故だもうライブは始まったというのにすると不意に目に入った紙を見て驚いたなんと職員室の席替えが行われていた、そこに座っていたのは英語の先生だった迂闊だった急いで体育館に向かい状況を確認しようとしたときいきなり照明が落ちたしかし本棟の電気がついてるということは体育館の電気だけが消えているつまり誰かに意図的にやったかもしくは雷が電線に当たり自然に切れたかともかく俺は状況を確認するためインカムで状況を伝えるように言った。

 

『こちら上沼、理事長はさっきから動いていない以上』

 

『こちら風間、スクールアイドルは暗闇で動いていない以上』

 

「こちら赤星、校舎外に出る人影なししかし今たくさんの車と人が入ってきています』

 

「こちら吉田、今黒が移動開始さらに動きがあったら連絡する』

 

「了解」

 

 俺が外に出ようとするとダイヤ姉に引き留められた

 

「ちょうどいいところに発電機の電源を入れてほしいのですがどうもつかなくて」

 

「はいはいやりますよ」

 

 紐を勢いよく2回引っ張ったするとエンジンが復活したらしく「ガガガガ」と音を立てて動き出した。

 

「ありがとうございます、柊人さんは先に戻っていてください私は電気を復旧させます、もし復旧しなかったらもう一回外に来てください」

 

 了解と親指を立てて俺は体育館内に戻ろうとすると中はたくさんの人で埋め尽くされていた、外にはたくさんの車があった雨のせいで渋滞にでもはまっていたかのようにたくさんの車が来ており急遽校庭を駐車場替わりに開放していた。

 

 千歌達はライブを再開しデビューライブは満員御礼で幕を閉じたように思われたが舞台の前のダイヤ姉が立っていた。

 

「このライブは地域の皆さんの協力があってこそライブは成功しました、そのことを忘れずに」

 

 さっきまで発電機を用意したり結構協力的な人は誰だか、なんて言ったら怒られそうな気がしていうのをやめた。

 

 しかし鈴木は姉さんにも千歌達にも誰にも手は出さなかったそれともこれから仕掛けるのかいまだ警戒を続けるしかなかった。とりあえず千歌達のところに行って成功を祝わないとな。

 

「千歌お疲れ様」

 

「あ!和沙君やったよ満員にできたよこれで部活になるよね」

 

 どこかの誰かのようにそのすぐに抱き着く癖をどうにかした方がいいんじゃないかいろんな意味で。

 

「後で姉さんに聞いておくからいったん離れてくれいろいろとあったてるから」

 

 その後着替えて帰ろうとしたときインカムに連絡が入った

 

『こちら榊原、今黒が和沙さんのいる方に向かっています気を付けてください』

 

「大丈夫今みんなと一緒にいるからそれより姉さんは問題ないよな」

 

『はい理事長は今理事長室にいるので問題ありません』

 

「ありがとうそれじゃあ」

 

 こっちに鈴木が来ているということは直接手を下すのかそうなると一般的な武器しか持ってないだろうから問題はないか。

 

「みんな着替え終わったか」

 

「和沙君ちょっと待って…いいよもう大丈夫」

 

 3人とも制服姿に戻りいつでも帰れる状態になっており帰ろうとしたとき出口の扉が開いた、俺は身構えて腰を低くするそして扉から出てきたのは今回の事件の主犯の鈴木(先生)だった、右手には包丁を持っているがその手は震えている。

 

「ここで4人全員殺して俺も死んでやるから待ってろよスクールアイドルども」

 

 インカムで応援を呼ぼうかと思ったが応援を呼ぶよりも自分で手を出した方が早く終わると思ったからだ。そして警棒を出そうとしたとき俺のブレザーの袖をぎゅっとつかむ曜と梨子がいた千歌は俺の背中に隠れているが体が震えているのが背中越しに伝わってくる。

 

「大丈夫だ俺がこんなやつ簡単にやっつけてやるからちょっと下がっててもらえるかな」

 

 3人とも下がってくれて警棒が出せるようになったところで警棒を出し臨戦態勢をとった相手は震える右手を抑えようと左手で手首をつかんでるが一向に震えが止まらないというか本当に殺す決意あるのかこいつ。

 

「おじさん…いや鈴木先生お前は千歌達を怖がらせたその罪は重いそして今からお前を再起不能にしてやる」

 

 俺は鈴木先生に突っ込んだ包丁なんてリーチの短い竹刀と思えば扱いは簡単だ極限まで近づけて左右どちらかによけて包丁を持っている腕を掴んでどこかしらの急所に入れるだけ、すごく簡単なことだ。

 

「これでおしまいごめんな怖い目に合わせて」

 

「大丈夫和沙君強くてかっこよかったよ」

 

 曜からかっこいいなんて少し恥ずかしい思いをしてるなか俺はじーやに連絡をして車を手配してもらった。

 

「それよりこの人どうするの鈴木先生なんでしょ」

 

「それなら大丈夫」

 

 といってインカムに負傷者としての情報を流しスマホで黒消滅あとは任せると文を送りその場を去った、外に出ると降っていた雨が嘘のように晴れていたそのまま校門の方へ向かい3人を送り届けたことを確認して俺も家に帰り明日の授業の支度をして寝た。

 

 

 

 

 

 




どうにかアニメ上の3話が終わり次回からルビィちゃんや花丸ちゃんが少しずづAqoursに参加し始めます。

今後もどうか温かい目で見守ってくれると幸いです
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