ラブライブ!サンシャイン!!〜お嬢様と小さな守り人〜 作:佐々坊
そして2か月もお休みしてすいません、一時期怠惰期のようなものになってしまいました、それと時間が取れなかったことが一番の要因だと思います今後も2か月以上投稿がないかもしれませんが引き続きよろしくお願いいたします。
それではどうぞ
GWも最終日になり多少憂鬱な気持ちでいながら過ごしていた、その気持ちを少しでも紛らわそうと淡島まで走りに行くことにした、そのついでと言っては何だが果南ちゃんに会ってこの前のことを話さないといけない、淡島神社を上って降りてくるときには9時になっていたその時間はちょうどダイビングショップの開店時間でもありいないことの方が多い、それでも今日は時間がたくさんあるから一日待ってて問題は無い。とりあえず店の方に顔を出すとそこにはまだダイビングスーツに着替えてない果南ちゃんがいた。
「おはよう果南ちゃん、今日は予約入ってないの?」
「あるよ、でもそれも知り合いだけどね…それより和沙、この間は大丈夫だった?」
「うん、なんともなかったよ、でも本当は一日遊ぶ予定だったのに半日になっちゃって」
「いいんだよ別に和沙とは滅多に遊べないってわけじゃないんだから」
「そう…だよね俺がもっと強ければ…迷惑かけずに済んだのに」
その時、目から涙が出ていた自分の弱さに対する涙なのかそれとも果南ちゃんのやさしさへの涙なのか自分にはわからなかった。
「和沙……ハグしよ」
泣いていた俺を聖母のように優しく俺を抱きしめてくれた、やっぱり俺って弱い男なのかな昨日言われたように女性の前だからいきってるだけなのかもしれない、そう思うと余計に自分のやってきたことがわからなくなってきた、こんな俺で本当に姉さんを守れるのか自分で不安になってきた。
「果南ちゃ~ん遊びに…失礼しましたまた後で来ます」
すごく悪いタイミングで千歌達が来た、この光景だけ見れば俺が果南ちゃんにハグしてるようにしか見えないからそう思っても仕方がない。
「待って千歌、曜、和沙とは何もないからただハグしてただけだから」
「そうなの?それにしては肩が濡れている事に関して詳しく聞かせて欲しいな」
「別に何もないよ、それより早くダイビングスーツに着替えてきな、その間に準備しておくから」
なんとか果南ちゃんが対処してくれたけど明日から何言われるか分かったもんじゃない、3人から責めらるように話すのかな。
果南ちゃんにお礼を言って今度は一旦松月によって和菓子の詰め合わせを買ってから黒澤家に向かった、今回はダイヤ姉に救われたと言っても過言ではないそのためお礼の気持ちを込めて松月のお菓子を選んでいる。
黒澤家の門をくぐると広い日本庭園の作りが広がっている、家の創りは知っているのでどこにどこの部屋があるのかも知っている、しかし不審者扱いされるのも面倒なので普通に玄関を開けて入った。
「すいませ~ん」
は~いという声と共に出てきたのはダイヤ姉だった、これはある意味以外だった。
「あら、どうしたんですか和沙さん」
「この前のお礼と謝罪です…本当にごめんなさい」
一礼と共に持ってきていた松月のお菓子を渡した。
「なぜ和沙さんが謝るのですか」
「だって俺のせいで…一日遊ぶ予定だったのに半日ぐらいになっちゃって…」
「半日であっても和沙さんといれた時間はとても楽しかったですわ、だから顔を上げて」
ダイヤ姉に言われて顔を上げると目の前にダイヤ姉がいてハグをした。
彼女のハグは少し長く感じた、鼻で呼吸をするたびに首元から漂ってくるシトラスのような爽やかな匂いが俺を興奮させる。
そのままハグを10秒ぐらいしていただろうかいやそれ以上かもしれない。
「っ、いきなり何するんだよ」
「友達が困っているならばこのようにするといいってか、果南さんが」
やっぱりこういうことをしてくるのは果南ちゃんぐらいしかいないか…
でも誰にでもやっちゃまずいよな。
その時奥の方から声が聞こえた
「お姉ちゃ~んこの問題どうやって…し、失礼しました」
と元いた部屋に帰っていった、なにを想像したかは知らないがあらぬ誤解を生まないために一応ルビィに説明しとくか。
「ちょっとルビィに状況説明してくるから、上がってもいいよね」
「ええもちろん構いませんわ」
ダイヤ姉から許可を得て玄関を上がるそしてさっきルビィが消えていった部屋行くとそこには善子がいて机の上のノートを見て納得した俺は
「わからない場所あったら教えてあげるよ」
「今のところは大丈夫よ、それよりさっきルビィが顔を赤くしてたけど何かあったの」
「な…何もしてないよちょっとダイヤ姉と話していただけだよ」
「あっそう、変なこと聞いたわね」
後ろから何かが来る気配がした、すぐさま後ろを振り向くとルビィと花丸ちゃんがいた、なぜかルビィは木刀を持ってるし俺殺されるのか…
「まずいよルビィちゃんもしそれがお兄さんに当たって殺しちゃったらどうするの」
「大丈夫だよ花丸ちゃんお兄ちゃんはちゃんと受け止めてくれるかよけるもん」
一瞬目のハイライトを確認したが消えてはいなかった、別の路線になるこはなさそうだ。
「それじゃあお兄ちゃん覚悟!」
気迫のこもった声に一瞬驚いたがすぐに振りかざしてきた木刀を真剣白羽取りしてルビィの手から抜き取りルビィを抱き寄せ耳元で
「こんなものをもってちゃダメだろ、ルビィは『可愛さ』っていう武器を持ってるんだからそれを生かさなきゃ勿体ないよ」
そういうとルビィは顔を赤くして花丸ちゃんの後ろに隠れてしまった。
「じゃあ俺はそろそろ帰るから、宿題頑張れよ」
そういって黒澤家を後にして沼津へ戻っていった、これといってやることがなかったため自宅に帰ることにした。
しかし家に帰ってもやることがない、結局昼寝を使用と思った矢先に玄関のチャイムが鳴った、外に出ると曜と千歌と梨子がいた。
「いったい何用で?」
「別にこれといった用じゃないんだけど、朝果南ちゃんと何やってたの?それが聞きたくて」
最初は千歌が聞いてきた。
「別に何もしてないよだだあっちから『ハグしよ』っていうからしてたんだよ」
今度は曜が質問してくる。
「じゃあなんで果南ちゃんの肩が濡れてたの」
「そ、それは…」
言葉に詰まってしまった、この状況で千歌達に泣いてたなんて言えるわけがない。
「まあ何かあったら相談してね私たちは仲間なんだからね、それよりさこれから一緒に遊びに行かない?」
「最近駅前にできたスイーツ屋に行ってみたくてさ、でさらにそこのパフェが有名なんだけどそれがカップル限定なんだってだ・か・ら」
「一緒についてきて欲しいってことだろ、わかったよ一緒に行くよ」
「やったーありがとう和沙君大好き」
すぐ誰かと一緒で抱き着く癖を無くしてくれ、ある意味命がいくつあっても足りなくなりそうだ。
駅前のスイーツ屋の前につくとたくさんの人がいたやはりカップルで来ている客が多い、この中を入っていかなくてはいけないのかよ。
「そういやその限定パフェを食べるのはカップルじゃなきゃいけないんだろ」
「そうだよ」
「一体誰が俺の…その…彼女役になるんだ」
「あ!決めてなかった」
てへっ、じゃないだろ、てへっじゃあていうかこのままだとなんかギャルゲーぽくなってこないか。
「う~んじゃあ梨子ちゃんでいいんじゃない?」
それって同じ東京に住んでたからこういうのとか慣れてそうだからって理由を付けてくるんだろう。
「一応聞くけどなんで私と和沙君にしたの?」
と梨子が聞く
「それは~同じ東京に住んでたからこういうのとか慣れてそうだからだけど」
当たった、当たってしまったとうとう千歌の考えていることがわかってきてしまった。
「東京に住んでるだけでこんな感じの店に行き慣れてるっていうのは偏見がありすぎる」
「そうよ千歌ちゃん」
「えーでも予約は梨子ちゃんと和沙君でしちゃったからよろしくね」
ある意味先に手を打っていたか、一本取られたよ畜生。
「わかったよ、店内だけそういう風に振舞ってればいいんだろ」
「そうそう、だから梨子ちゃんも頑張ってね」
「もう、わかったわよでも今度何かでお返ししてもらうからね」
千歌が「もちろん」と言ったところで店員さんに呼ばれようやく店の中に入ることができた、わかっていたがやっぱりカップルが多くさらには一緒に食べさせあったりしているなんて、この先俺生きていけるかな、そんなことを思ってる間に千歌が注文しておりその中にはカップル限定のやつも入ってたし。
俺はもう覚悟を決めるしかないのかよ。
「この後お料理をお持ちいたしますがその際、カップルでお写真を撮っていただきその写真をSNSに挙げてもらいますがよろしいですか?」
「ええ、まあ問題ないですよ」
と告げると店員さんは厨房に戻っていった。
注文したものがくるまで雑談に花が咲いた、やっぱり女子って恋バナを好むのだろうか俺にはわからない世界だ。
「ねえ和沙君、和沙君の好きな女性のタイプってどんな人?」
「う~ん、わかんないな付き合ったこともないからでもしいて言うなら髪の長い人かな」
髪の長い人というとやっぱり師匠が思い浮かんでくる、そういや連絡するとか言って全くしてないな、それはそれで元気にやっていると思ってくれてるだろう。
「じゃあAqours内で付き合うなら花丸ちゃんか梨子ちゃんだね」
思わず飲んでいた水を吹き出しそうになるがさすがにそれは回避した。
「なんだよいきなり」
「いや~こんな場所に入ったら、本気で和沙君の好きな人が気になってきちゃって」
俺の好きな人なんて一生できるのだろうか、その前にこんな俺を好きになってくれる人がいるかのすらわからない、俺はそうですかと言って軽く流したところで注文していた商品が来た。
「こちらカップル限定のパフェと
店員さんが商品を置くとスマホを出してきた、そういや写真撮らなきゃいけないんだっけ、最初は俺と梨子の2ショットそのあと千歌と曜を入れて4人で写真を撮ってもらった、その写真はすぐにSNSにアップロードされ俺も自分の端末から見てSNSに上がったのを確認した。
4人で大型のパフェをつつきながらいまだ続く恋バナを聞き流していた。
「じゃあさっきの話に戻って和沙君が付き合うなら梨子ちゃんと花丸ちゃんならどっちがいい」
再度投げかけられた質問、さっきはちょうど注文したものが届いて話が終わったがまた掘り返してきたか。
「なんでそんなに気になるんだ」
「だって面白そうじゃん」
「それだけで話さなきゃいけないのかよ」
すると千歌は名一杯『うん』と頷いた。
そして上目づかいを使って
「千歌のお願い聞いてくれない」
と言ってきたさすが高海家の末っ子、男を知っているのか、そして体の中心に集まってくるこの感覚やめろこんな場所じゃあだめだ……自分と格闘し何とかならずに済んだが……この後を乗り切るのも重要になってくる。
「わかったよで付き合うなら梨子か花丸ちゃんのどちらかってことだろ」
「そうそう、和沙君ならどっち」
どちらともおしとやかだしかつインドア系違いがあるとすれば……胸になるのかないやそんなこと言ったら殺されかねない、でもどちらかを答えなくてはいけない、畜生どっちを選べばいいんだ。
「俺がもし仮に付き合うなら……梨子かな」
「その心は」
なぞかけじゃないんだからそれはいらないだろ。
「一応同じ東京にいたし……それに俺の好みに合ってるし……あと何よりか、かわいいからな」
梨子の方は顔を紅くして下を向いている、俺も実際結構恥ずかしいしそれより千歌達は面白い話が聞けて満足な顔をしていた。それに加え曜が質問してきた。
「おお~それは告白と受け取ってもいいですか」
「そもそもアイドルは恋愛禁止じゃないのか」
それに対し突っ込むと小さいことは気にしちゃいけないと千歌から言われ思わずため息がでてしまった。
全員のパフェも食べ終わり俺らは会計を済ませ店の外に出た。
「今日はありがとうね和沙君彼氏役をやってくれて」
やってくれてじゃなくて俺しかなかったからだろという思いは胸にしまった。
そのまま3人とは別れて自宅に帰った。
前文でも言いましたが2か月も遅れてすいませんでした。
そして次回からは元に戻り本編を進めていきます。
今後もよろしくお願いします。