ラブライブ!サンシャイン!!〜お嬢様と小さな守り人〜 作:佐々坊
このままだと投稿ペースが2か月に1回という感じになりますが今後もよろしくお願いします。
それではどうぞ
GWも開けてAqoursの活動も徐々に活発になってきたころに、俺の元に姉さんから連絡が入った。
『明日の放課後理事長室に来てほしい、待ってるわ』
とても短い一言だったが要件は薄々わかっていた。
授業も終わりこれから理事長室へと向かう、その途中でダイヤ姉にもあった同じ理由で呼ばれているらしい。
部屋に入ると姉さんは中庭を見ながら紅茶を飲んでいた。
「一体何ですの急に呼び出して」
すると理事長の椅子がクルリと周り制服を着た理事長が姿を現した。
「急に呼んでごめんなさいでもあなたたちにこれは見ておいてもらいたいから」
デスクトップパソコンを見るとそこには沼津の高校との合併についてのメールだった。
「姉さんこれって……」
「そうよ、沼津の私立学校と合併の通知よ」
「それじゃあこの学校はもう……」
「安心してダイヤまだ決定じゃない期限をぎりぎりまで延ばしてもらってるから」
この期限もいつまでもつのかわからない。
「私はこの場所を残すためにもスクールアイドルが必要になってくると思うだから……」
何か言おうとしたが姉さんは言わなかった。
「でしたら私は私なりにやらせていただきます」
そういってダイヤ姉は部屋を後にした。
俺も部屋を出ようとしたとき
「和沙は私の味方よね……」
『もちろん』と言って部屋を出た、正直今の意味が分からなかったダイヤ姉と対立しているのはわかるがそんなに追いつめられることなのかと思った矢先にメールが入った、久々の極秘チームからだった。
この前捕まえた鈴木がようやく情報をはいたらしく次回は一週間後に襲撃が来るらしい、確かその日は一日姉さんは出張だったはず……なるほど出張で自由になった隙に殺ってしまおうということか。
そんなことは絶対にさせやしない。
俺は急いで部活に向かった。
部室に入ると何やら騒がしかった。
「何かあったのか」
と問いかけると千歌が
「廃校だよ廃校、あのμ'sと同じ状況だよこれで役者はそろったよ」
どこからその情報を得てきた。
「それじゃあ一体どうやって廃校から救うんだ」
「それは今から考えるから……ね」
『てへっ』と舌を出してアイデア頂戴みたいにやられても何も出てこないぞ。
「じゃ、じゃあPVなんてどうですか、これなら沼津の魅力も伝えられるしネットにもアップできますし」
「ルビィちゃんそれ採用、今日はPVの撮影に行くよ2時に沼津集合ね」
一旦解散になり自宅に戻り水などの必要なものを肩掛けのカバンに詰め込む、時間を確認し集合場所へ向かった、みんな予定通りについており予定通り撮影を開始した。
まず最初は沼津の商店街で撮影そのあと内浦の方に自転車で行き撮影したが花丸ちゃんとルビィはカメラ慣れをしておらずきょどってしまい司会は諦め千歌や曜に任せることにした、何とか撮影を終えて松月で休憩とることにした、みんな今日の疲れた体を甘いもので癒すかのようにミカンどら焼きを頬張っているそんな中パソコンに強い俺と善子で撮影したしたものを編集するがお世辞にもいいものが取れたとは言えない。
編集作業に気を取られていた俺たちは窓から終バスが来たのを見てダッシュで店を出て何とかバスに乗った。
そのあとも俺が編集を続けたがあまりいいものはできなかった。しかも今日中に姉さんに見せなくてはいけない、仕方なくこれで姉さんのもとに出しに行くことにした。
「これで大丈夫かな」
「はっきり言って大丈夫じゃない」
理事長室の扉を開けて姉さんに作った動画を見せる、3分ほどにまとめた短めのPVの再生が終わり姉さんの反応を見ようとすると姉さんはうとうしていたつまり俺らの作った動画が詰まらなかったということだ。
「作るのにどれだけ苦労したことか」
と千歌が言うと
「努力の量と結果は比例しません」
と言い返されてしまった、さらに姉さんは「この学校の魅力教えてあげましょうか」なんて言ってきたしかしこれは聞いてはいけないような気がして断った。
そのあとも千歌の家で作戦会議をするということでバス停で待っていると忘れ物したといって千歌はもう一回学校に戻っていった。
「あ~何も浮かばないよ~和沙君」
「そうだな、俺も思いつかないな」
みんなも同じように案が出ないで頭を悩ませていた時に志満さんがやってきて「明日早いんだからみんな早く寝なさい」と言われた俺にはさっぱりだった。
「なあ千歌明日何かあるのか」
「あそっか和沙君は知らないのか、明日は海岸の清掃をやるんだよこの近くに住んでいる人や浦女のみんなで砂浜のごみをとって海開きの準備をするの」
海沿いならではの行事らしい、今日は早めにお開きにして明日に備えて早めに寝た。
朝早くに千歌の家の前に集合しみんなでゴミ拾いをした、海開きのために地域の人や学校の生徒が集まってやるなんてことは東京じゃ滅多にない。
「なあ千歌、みんなが集まって何かをやるそれこそがここの内浦のいいところじゃないのか」
「確かにそうかもしれない、私たちは毎年やってるからわからなかったかもしれない、ありがとう和沙君」
こっちを向いてとても綺麗な笑顔を見せてくる、そして千歌は海岸にある少し高い場所に上り町内の人に対してこう言った。
「私たちは浦の星女学院スクールアイドルAqoursです、私たちは学校を残すためにここに生徒をたくさん集めるために皆さんに協力してほしいことがあります!みんなの気持ちを形にするために!」
そのあとみんなで千歌の部屋に集まりやりたいことを聞いた、この綺麗な海を背景にスカイランタンを飛ばしたいらしいやってみる価値はありそうだな。
「でスカイランタンをやるのはいいがそれだけでいいのか?」
「それだけってどうゆうこと?」
と曜が聞いてくる
「スカイランタンを飛ばすだけでもきれいだと思うがそれを背景に歌わなくていいのか、そうすればPVにも使えるし」
「やっぱり和沙君頭いいね」
「じゃあ今から急いで曲と歌詞と衣装作りだな」
千歌の部屋に『おー』という元気な掛け声が響いた。
いつもだったら作詞に一週間くらいかかっていたのに今回はわずか二日で完成させてきた、これがずっと続けば作曲をする梨子も少しは楽になるんだろうな、あとは衣装ができれば完成だが……さすがに6着作るのは結構時間がかかってしまうらしい。
「大丈夫か曜、ルビィなんか手伝えることあるか」
「ああ和沙君ちょうどよかったこの布に波縫いかけておいて後で私とルビィちゃんでやっ痛った」
見ると曜の左手親指から血が出ていた、すぐさま曜は血をなめてふき取ったがまだ少し血がでている。
「曜ちょっと見せてみろ」
そういって俺は曜の左手をつかみハンカチを出して親指についていた唾液をふき取りいつも常備しているポケットサイズの救急箱から絆創膏を取り出し傷口に張った。
「これで大丈夫だ」
「あ、ありがとう和沙君、ハンカチ貸して私が洗っておくよ唾液とか血とかいろいろついちゃってるから」
「別にいいよそれにあのまま放っておいて傷にでもなったら大変だし」
なぜか曜は顔を紅くして外にでていった。
「なあルビィなんで曜はいきなり外に出て行ったんだ?」
「お兄ちゃんはたまに無自覚でやってるけど女の子からしたら結構な一大イベントみたいなのの一つだよ」
「たったあれだけのことで?」
「そうたったあれだけのことで変わるんだよ」
俺からしたら女心はわからない、ましてや善意でやったのに曜からしたら一大イベントらしい、だめだ全くわからん。とりあえず残された俺とルビィは残った衣装をチクチク縫って曜が戻ってくる頃には全体の7割を終わらせていた。
そのあと衣装は完成し作曲も終了しあとはダンスの練習だけになった、全体的に激しい動きはなく途中で止まるなんてことはなく振り付けを難なく覚えていった。
そして本番当日、夜が明ける前に全員で集合して最終確認を行った。浦の星の校舎で千歌達のダンスの撮影は俺がやり三津浜からのスカイランタンの撮影は志満さんに任せることにした。
「みんな着替え終わったか」
「うん大丈夫、和沙君一緒にいつものやろうよ」
千歌に言われて俺も右手を出し
『『Aqoursサ~ンシャイン』』
そして彼女たちの歌が始まった。
ダンスも歌も問題ない、撮影の方も何事もなく終了しそのデータをもらって家い帰って編集しようと思った矢先に千歌に呼び止められた
「和沙君これから予定ある?」
「あると言えばある」
「どんな?」
「早く家に帰って今日の動画の編集をしてサイトに乗せなくちゃいけない」
「え~いいじゃん明日やれば」
「明日ねえ……わかったよ、でどうせ打ち上げみたいなのやろうってことだろ」
「あったりー後で場所は送るから遅れないでね」
そのまま走って行ってしまった、俺もそのままバスに乗りいったん家に帰り編集しながら明日のことを考えていた。明日の理事長会議は「プラザヴェルデ」で行われる予想される場所をあらかじめ出しておいてそこにみんなをあらかじめ配置しておけば不測の事態ということにはならなくて済むとは思う。
そんなとき携帯が震え確認すると千歌からで場所と時間が記されていた、時計と合わせると集合時間まであと10分もなかった、しれっと俺のこと忘れていたなとそんなことを思いつつ急いでしたくをして沼津駅に向かった
どうにか年内に投稿できました。
一向に終わりが見えませんが今後もよろしくお願いします
来年からは受験生になるのでこれ以上の投稿ペースが下がると思いますがどうか末永くお付き合いください。
それでは少し早いですが皆さんよいお年をお迎えください。