ラブライブ!サンシャイン!!〜お嬢様と小さな守り人〜 作:佐々坊
急に呼び出され集合場所に行くとすでにみんなが集合していた。
「遅いよ和沙君もうちょっと早く来てよ」
「お前が言えたものじゃないだろ、10分前に集合場所送ってくるな」
「和沙君の家案外沼津駅に近いじゃんだから大丈夫でしょ」
なんだろうかこのもてあそばれている感覚、昔にもこんなようなことを味わったような、いやそんなことはないだろう千歌と会ってまだ3か月しかたってないんだから。
「どうすんだこの後の予定は」
「う~ん、とりあえず遊ぶ今日は遊ぶぞ~」
とは言ったもののどこに行くかすら決めてないのに何をして遊ぶって言ったらゲームセンターだよって行く場所はそこしかないのか。
「やっぱりげーむせんたーは広いずら~そして未来ずら~」
「花丸ちゃんこの前も同じこと言ってたよね」
「ねえねえまずみんなであれ撮ろうよ」
と千歌が指を指していたのはプリクラだった、俺も男友達と何回かとったことはあるけど女子となんて初めてだな。
「いいんじゃないか、記念に残るしな」
「とりあえず中に入ってから決めよう」
千歌に言われて筐体の中に入るとやっぱり狭かった、入れて6人が限度のような感じがしたがそこは何とかして7人がちょっと強引に入った。
写真を撮りプリクラが出てきて写真を分けていると11時を告げるアナウンスが入っていた。
「はい和沙君の分」
「ありがとう、でこれからどうすんだみんなどこか行きたいところとかないのか?」
「洋服屋」と曜
「本屋」と花丸ちゃん
「アイドルショップ」と千歌とルビィ
「別にどこでも」と善子と梨子
これじゃあ何も決まらないじゃないか。
「じゃあとりあえず早いけど昼にするかどうせ混んでちゃ何もできないし、で昼を食べ終わったら行きたい場所に行くってことでどうだ」
「うん、まあお昼には早いけど確かにちょうどいいかもね時間的にも」
とりあえずフードコートに行ってそれぞれが食べたいものを買ってきてる間また俺は席の確保をしていた。また席の確保をさせられると思い出す、前回はダイヤ姉がいたから助かったけど今回はあまり頼れる人がいないからこそ自分がちゃんとしなくちゃいけない。
みんなが徐々にもどってきてそれぞれ思い思いのお昼を買ってきていた、最初に戻ってきた善子と梨子に取り合えず席を任せて俺もお昼を買いに行くことにした。
それにしてもたくさん飲食店があるもんだな、どれにするか迷うくらいあるぞ、しかしみんな行ってる間に決めといて正解だった俺はそのまま某ハンバーガーショップに向かっていった、 あらかじめ決めておいた物を注文し商品を受け取るとみんなの元へ戻っていった。
「お帰り和沙君案外早かったね」
「待ってる間にあらかじめ決めておいたから、あまり時間かからずに買ってこれたんだよ」
そうなんだと言いながら曜は俺の買ったセットについてくるポテトを一本取っていった、するとそれ千歌が狙ってたやつ~とか言ってるしまあ別にいいんだけど。
「この後どうするんだ、さっき行くところの案を出し合ったろ」
「とりあえずみんな行きたいところがバラバラだったから二人一組で移動することにしたの、ちなみに千歌とルビィちゃんはアイドルショップ、曜ちゃんと善子ちゃんは洋服屋、花丸ちゃんと梨子ちゃんは本屋って感じに分かれてるよ」
「俺はどこに含まれるんだ?」
「和沙君はどこでもいいよ、自由に見ててもいいし誰かと一緒についていくのもいいよ」
まただ、このもてあそばれているこの感覚、昔にこんなのを永遠と味わったような気がする。でも俺の記憶の中に一切ないしかし感覚だけがある一体いつ俺はこの感覚を味わったのか。だめだわからない。
そんな雑念のような部分を頭の中から消した。
「じゃあ俺は少し自由に回ってようかな、行きたいところがあるし」
「わかった何かあったら連絡してね」
みんなはそれぞれ行きたいところに散らばっていった、そしてさっきから後ろを付けてきているやつがいることに気づき避難階段の方に行った。
「さっきからついてきてるけど何が目的だ」
そういうと男は不適な笑みを浮かべ
「いえ単なる身辺調査ですよ、しかし今後われらに歯向かうのならば……その先はお分かりのはず」
「でも逆にそっちから仕掛けるならコッチは正当防衛で返しますからね」
そういうと男は姿を消した。
さっきの言葉が本当ならば今後は一段と敵に対して注意を払った方がよくなるな。
そんな思いを持ちながら俺も見せを回って見ていくことにした、さっき行きたいところがあるといったがそれはさっきの奴と話すためであり別にこれといったみたい場所がないのだ。
ショッピングモールの全体図を見ながらどこに行こうか悩んでると曜が一人でさまよっていた。
「どうしたんだ曜、一緒にいた善子はどうした?」
「和沙君、善子ちゃん見てない? さっきから行方不明で携帯にかけても繋がらないんだよね」
「そうなのか、善子が行きそうなところは行ってみたのか?」
「うん、一応全部行って店員さんに聞いてみたけどどのお店も来てないらしいんだよね」
見るからないなら仕方ない、人の多いところでは使いたくないが曹灰眼を発動した。
人が多いとその分集中して探さないといけない、その分体力や気力が持っていかれる。
そして何とか人混みの中から善子を見つけ出した、善子は別のグループと一緒に歩いている男女混合で計7人男が5女が2といったどこにでもいそうなグループと一緒にいた。
「いたぞ曜、善子は今ここにはいない、あいつは今屋外にいる、なんか別の友達と一緒にいるけど曜は何か知っているか?」
「ううん何も聞いてないよ」
すると携帯が震えた確認するとAqoursのグループチャットだった。そこには善子から「いyだ」と送られてきていた。
スマホになれている善子がタイプミスをするとは思えない、しかもこの文はきっと「いやだ」という言葉を打とうとしたがそんな余裕がない状態でタイプミスが起きたということにる。
そう考えるとさっき俺が曹灰眼で見たのは誰かに連れていかれる最中ということか。
「曜、お前はみんなと合流して早く家に帰れ」
「どうして、私も一緒に善子ちゃんのところに行っちゃだめなの」
「だめだ、いま善子がいる場所は危なすぎる」
「じゃあいま善子ちゃんがいる場所くらいは教えてよ」
俺は仕方なく曜に善子の場所を教えて善子のいる場所に向かって全速力で向かった。
~千歌視点~
善子ちゃんのタイプミスの後に曜ちゃんからラインが来ていたそれはみんなを集めてほしいって書いてあった。
「どうしたのいきなりみんなを集めて」
「落ち着いて聞いてね……善子ちゃんが誰かに連れてかれた」
「一体どこに連れいかれたの」
「和沙君はここって言ってたけど」
曜ちゃんのスマホを見るとそこはあまり人が行かなさそうな場所が表示されていた、確かにここなら人を連れて行ってもそこまで怪しまれることなくいろいろなことができるだろう。
「で曜ちゃんは何をしたいの?まさかここに行って善子ちゃんを助けるとか言わないよね」
曜ちゃんは何も言わない、図星だったみたい
「曜ちゃんが行っても状況が変わるとは思えないし和沙君のことだから「早く家に帰って」とか言ったんじゃない?」
「確かにそういってたけどやっぱり私…善子ちゃんのことが……」
「大丈夫善子ちゃんは必ず帰ってくるからいまは和沙君に任せて家に帰ろう」
「……うん」
みんなそれぞれ家の方向に向かっていったけどやっぱり曜ちゃんのことが気になって曜ちゃんの家に行っちゃった。
インターホンを鳴らすと曜ちゃんが出てきた。
「どうしたの千歌ちゃん」
「曜ちゃんはやっぱり善子ちゃんのことが心配なんだよね?」
曜ちゃんがコクリ、頷く。
「じゃあ今からでも遅くないよ、善子ちゃんと和沙君のところに行こう」
「え?でもさっき私たちが行っても変わらないって」
「曜ちゃんは善子ちゃんのことを助けたいんでしょだったら行かなくちゃ」
私は曜ちゃんの手を取って和沙君のいる場所に走り出した。
~善子視点~
曜さんと一緒に洋服を見ている途中で少しトイレに行ってきた、その出口で奴らは待っていた。
「あれ?お前善子じゃね?」
「お前こんなところで何やってんだ?」
「今からちょっと付き合えよ」
寄りにもよって一番会いたくないやつらと出会ってしまった。
中学のころに散々私の堕天使をバカにして挙句の果てにはカツアゲまでするひどい奴らのせいで私は不登校になってしまった。
どうせまたお金を取られるのだろう、今日のためにママから1万円貰ったのにこいつらに使われるなんて全くついてないわ
~和沙視点~
曹灰眼を発動しながら走り続けて善子のがいる場所にたどり着いた。
扉の前に立ち再度曹灰眼を発動し敵の位置と善子の位置を把握する、大体の把握ができたので扉を開けて奴らがいるところに入っていく。
「大丈夫か善子」
「誰だ貴様」
「まず礼儀として自分から名乗るのが正しいんだよ」
「誰だか知らねえが邪魔するなら消えてもらうぞ」
そういって相手は殴りかかってきた、部屋の中には約15人ほどいるが問題なく倒せるだろう。途中後ろからつかまれたりもしたが簡単に切り抜けられた。善子の安全を最優先に確保しながら残りの雑魚連中を倒していった。
あと残り5人くらいになったところでまた人が増えた、しかし、5人の中によく知っている人がいた。
「千歌、曜どうしてここに…」
早く帰れって言ったのに……やっぱり俺はそんなに信頼のない男だったのか。
「和沙君は何も悪くない私が曜ちゃんを連れてきたから、だから和沙君は何も悪くないよ」
千歌が何か言ってることは気づいたが何を言ってるのかまではわからなった、その時自分の身体が誰かに乗っ取られる感じがした。
~千歌視点~
和沙君に声をかけてみたけど何も反応がない、そんな時和沙君が一気に脱力したと思ったら和沙君の気配が一気に変わっていた、黒くて怖いオーラが和沙君からでていた。
「ふぃ~久々に出てこれたぜ、この前はルビィに邪魔されちまったからな今回はたっぷり暴れてやるぜ」
ルビィちゃんに邪魔された? もしかしてもう一人の和沙君がでてきたってこと?
「たしかお前らは高海と渡辺だったよな?そこを動くなよ動いたら一緒にお前らも殺すからな」
一瞬で背筋が凍りつく感じがした、となりにいた曜ちゃんも微動だに固まっている。
どんどん和沙君が人を殴っていく、何回か和沙君に助けられたことがあったけどその時は必ず和沙君は峰打ちのような相手を確実に倒そうとしてはいなかったけど今の和沙君は違う、力任せにみぞおちを狙ったり顔面を狙ったりしていていつもより荒々しい。
周りの敵をあらかたやっつけた和沙君は私たちの方にやってきて後ろにいる私を捕まえていた男を睨みつけて私と曜ちゃんは自由になった。
「ありがとう和沙君、でもごめんね『来るな』って言われたのにきて、そのせいで逆に私たちが巻き込まれる形になっちゃって」
「気にするなコッチとしてはこっちに出れるのは滅多にないことじゃないから毎日何かやらかしてくれてもいいんだぜ」
「どうやって和沙君?はこっちに来たの?」
曜ちゃんも今の和沙君に興味があるみたい。
「どうやって…まずは高海が言った『もうちょっと早く来てよ』だな、あとはさっきお前らがきたことで本体の方がダメージを受けたぽくてな、それで弱った心に俺が入ってきたわけ」
「じゃあ今は本当の和沙君はどうしてるの?」
「今頃あいつは寝てるかもな、俺も出てこない間はそんな感じだったし」
「そうなんだ……じゃあこうすれば和沙君は帰ってくるんだよね」
こうなったらこれはほぼ最終手段のような感じだった、しかも千歌はまだファーストキスすらしたことなかったのに和沙君を助けるために千歌のファーストキスあげちゃった。
徐々に和沙君から黒いオーラみたいのが抜けて行って元の和沙君になっていった。
「…ごめん千歌、曜、善子……俺のせいで……俺が弱いばっかりに…」
「和沙君は何も悪くないよ、悪いのは全部千歌なんだから」
「まあまあ、そんな自分を責めてもよくないし、これからのことを考えていこうよ」
こんな時でも曜ちゃんは明るく振舞ってくれている。
「そうだな、とりあえずどっか甘いものでも食べるか?」
3人は勢いよく頷いた。
今回の話でいったん小説から離れます
それは自分が受験の方に集中したいからです、当方推薦入試で行こうと考えているので年明け前には再開できるかと思いますが今回のことがある以上次回はいつになるかわかりませんが次回もよろしくお願いいたします。