ラブライブ!サンシャイン!!〜お嬢様と小さな守り人〜   作:佐々坊

23 / 25
無事受験に合格しました!

なんとか年内に投稿は出来ました。まだまだ完結には程遠いです。

それではどうぞ



23話 TOKYO

昨日の事件を部活の朝練で説明し本日の授業を受けて時間は放課後になっていた。

 

「わぁ、すごいですよ、この間撮影した『夜空を夢で照らしたい』の動画が五万再生もいってますよ」

 

今のご時世一万再生行けばいい方なのにそれ以上の五万回も再生されるなんてそれはそれですごいな。

するとルビィが使っていたパソコンに一通のメールが来た。

 

「東京スクールアイドルワールド運営委員会? …東京!?」

 

確か新人のスクールアイドルの発掘を行ってる会社だったかな。しかし、東京か…素直に喜べないな。

 

「じゃあ、今日帰ったらみんな家の人に東京に行ってもいいか聞いてきてね、そのためにもまずは練習だよ」

 

いつも通りの練習が始まった、みんな東京に行きたい思いでいつもより練習に切れがある気がするな。

 

練習を終えてみんなが帰った後に淡島に行き姉さんに許可をもらわないといけないかな。

ホテルの最上階に行ってみるとそこでは何やら話し声がしていた。

 

「いいんですの、東京に今のAqoursを行かせるのがどういうことかわかっているのか?」

 

これはきっとダイヤ姉の声だ

 

「乗り越えられなかった壁を、今のAqoursなら乗り越えてくれると期待しているんじゃない?」

 

越えられなかった? 一体何のことだ、ドアの前にずっといるのもあれなのでとりあえずノックをして中に入ることにした。

 

「姉さん、俺だけど入るよ」

 

部屋の中にはやはりダイヤ姉がいた。何やら険しい顔をしていた。

 

「二人で何の話をしていたの?」

 

「ダイヤがねAqoursを東京に行かせたくないって言ってるのよ」

 

「なんでダイヤ姉は俺らを東京に行かせたくないの?」

 

さっきよりもいっそう顔が険しくなった。

 

「和沙さんは…心配とかはないんですか? 会場の雰囲気に圧倒されて歌えないとかそのようなことを考えたりしないのですか?」

 

「確かにあるかもしれない、でも歌えなかったらその問題を解決するためにまた努力をすればいいと思うけど」

 

「そうですか、確かにそのような考え方もありですわね」

 

「そういえば和沙ここに来たのは何か要件があったからでしょ?」

 

「再来週の東京スクールアイドルワールドの参加を許可してほしくて、交通費なんかは最悪実費で行くから参加の許可をだしてくれないかな」

 

すると姉さんは何も言わず

 

「いいわよ、東京でも頑張ってきなさい」

 

と言ってくれた、早速帰りながらみんなにメッセージを送った。

 

東京で発表するために俺らは頑張って練習を重ねよりよいものを仕上げた、そして東京スクールアイドルワールドの前日から東京に行くことにした。

 

内浦組と沼津組で分かれており、千歌や梨子は十千万のマイクロバスで沼津駅に来るらしい。

その間は曜と俺で沼津駅前で待っていると顔面白色のまさに道化師のような姿をした人がいた、間違いなく善子だろう。

 

「一体何をやってるだ善子」

 

「これは新たなリトルデーモンを待っているのです」

 

「もうそろそろ千歌達が来るからその化粧を落としておけよ」

 

そうしてるうちに千歌達が乗った十千万のバスも到着し、俺を含めた7人が全員沼津駅にそろった。

さらにそこには千歌の友達であるむっちゃん達がいた。

 

「浦女の凄さを魅せてやって!」

 

と言われ、さらに袋一杯に詰め込まれたのっぽパンを渡された。

これはプレッシャーになると思ったがその逆だった。

俺らはそのまま見送られながら沼津駅の中に入っていった。

道中はみんな右往左往しており熱海駅の乗り換えの時も1番ホームに行って伊東方面に行こうとしたりしており、東京に行っても大丈夫か不安になってきた。

かれこれ2時間ほど電車に揺られようやく秋葉原に到着したがみんなどこか田舎者っぽく見えてしまう。

しかも、蜘蛛の子を散らすようにみんなどこかに行ってしまった、大体みんなの行くところの予想はつくが沼津よりも人が多いから変な人に会わなければいいけど…

そして結果的に残ったのは俺と梨子だけだった。

 

「これからどうする? みんなどこかに行っちゃったわけだけど」

 

「そうね…」

 

と悩んでいたんでいた梨子だが何かを見つけどこかへ行ってしまった。

結局一人になった俺は『16時に秋葉原駅前集合』とメッセージを打っておいた。

結局秋葉原の町をぶらぶら歩くことにした。秋葉原は少し歩くだけでいろいろな場所に行けるからそこが都心のいいところだと俺は思っている。

その前に穂むらによってお土産を買っていくことにした。扉を開けると元気のいい「いらっしゃいませ」が聞こえてきた。

 

「あ、お久しぶりです、和沙さん」

 

今日の店番をしていたのは妹の雪穂ちゃんだった。

 

「こんにちは、穂乃果さんいる?」

 

「お姉ちゃんなら3時から店番が入っているからいますよ、お姉ちゃんー和沙さん来てるよ~」

 

雪穂ちゃんが叫ぶとドタドタと階段を階段を下りる音が聞こえてきた。

 

「やっほ~和沙君久しぶり」

 

「久しぶりです、穂乃果さん…さてここからはお金の話をしましょうよ」

 

「ななななんの話かな」

 

ものすごく動揺してるし、自分の借りたお金のことくらい覚えていてほしいものだ。

 

「覚えてますか、俺の引っ越しが近かった時に5000円貸してほしいって言ってきたじゃないですか」

 

「うう、わかったよ今取ってくるからちょっと待っててね」

 

どうにか東京にいる間にはお金に困ることはなさそうだ。

 

「あ、そうだ雪穂ちゃん『穂むらまんじゅう』14個もらえる?」

 

「いいですよ、お土産ですか?」

 

「まあそんな感じかな」

 

そんな話をしながら雪穂ちゃんはケースの中から穂むらまんじゅうを取り出し箱に詰めていってくれた。

お金を払い終わったところで丁度穂乃果さんが降りてきた。

 

「はい、借りてた5000円、ありがとうございました」

 

「確かに受け取りました、だけどまだ借りてた分があることを忘れないでくださいね」

 

ふと時計を見ると集合予定の時間になりかけていた。

 

「じゃあ俺はこれで、まだやることがあるので」

 

「じゃあね、和沙君。今度はちゃんと海未ちゃんのところに行ってあげてね結構心配してるから」

 

俺は手を振ってほむらを出ていった。

何とか秋葉原駅前に到着しみんなを待っていると最初に来たのは一年生たちだった、そのあとに続くように来たのが千歌と曜だった。そして最後に梨子がきて全員集合した。

 

「ねえ今から、明日の成功を祈願しに神田明神にいかない?」

 

みんなまだ体力は残っているらしく元気よく頷いた。

 

秋葉原の駅前から神田明神までは約7分ほど歩くと神田明神名物の男坂が姿を現した。あの伝説のμ'sの練習場でもある。その階段を上がると本殿が見えてくる。上った先に誰か二人組がいた、すごく歌声が綺麗だ。

 

「こんにちはAqoursの皆さんですよね?」

 

「活躍は聞いています、今回のイベント参加されるそうですね、一緒に頑張りましょう」

 

しかし、どこかで見たことがあるような気がするのだけど一体どこであったんだ。

 

去り際に背の小さい女の子がいきなり走ってきて俺たちの手前でアクロバティックな演技を見せてくれた、正直俺もできるかわからないくらいだ。

 

そのあとは宿にチェックインをして夕飯を食べた。さすが老舗の旅館だけあってサービスもよかった。

 

「そういえば、旅館の人に聞いたんだけ、どこの近くに音ノ木坂学院があるんだって、今からでも行ってみない、みんなで!」

 

「私はいいかな…」

 

「俺も梨子と一緒で反対だな、明日だって早いのに早く寝なきゃだめだろ」

 

「やっぱり寝よっか」

 

それからはみんなそれぞれ布団を引いて寝るはずだった…

なぜかみんな俺の隣がいいと言い出し最終的にはじゃんけんで俺の隣を決めることになったらしい。

 

結果、俺は梨子とルビィに挟まれて眠ることになった。そして俺からみて右斜め前が曜、正面

がマル、左斜め前が千歌そして一番遠いのが善子という結果になった。果たして今日は寝られるのか…

 

~梨子~

運よくじゃんけんで和沙君の隣になれた、別になりたくてなったわけじゃないし、ただじゃんけんの運がよかっただけかな。

 

 

深夜3時くらい不意に目が覚めてしまった、もう一回寝ようと目を閉じるが眠気はやってこない、仕方なく起き上がる。ぼやけた視界で月を見ながら周りを起こさないようにそっと動こうとした、そのとき浴衣の足元を捉まれていた、腕の方を見ると和沙君が私の浴衣を引っ張っている、そのため無理に起き上がることもできず座り直し和沙君の横に座った。スヤスヤと眠っているのだろうと思い彼の顔を見ると、彼は(うな)されていた。彼の口からはしきりに「やめて」や「痛い」といった危ない言葉が聞こえてきた、額には汗をかいており目元からは涙が流れており筋を引いて涙が出ていた。また涙が落ちそうだったので、人差し指で拭ってあげようとしたとき彼はいきなり起き上がった。

 

~和沙~

またこの夢だ、しかし今回はまた別みたいだ。どこかのお店だろうか、喫茶店のような雰囲気がある、その片隅で俺は殴られていた。

 

「おらぁ、和沙ぁ早くあの状態になれよ、お前に身の危険が迫ってるんだぞ!!」

 

そういいながら彼女不適な笑みを浮かべながら仕切りに僕を殴ってくる、しかも狙うのは服で隠れる上半身、主に腹部を中心に殴っている、周りにはそれをみて楽しんでいる女子も4人ほどいる、しかしまた別の一人は楽しんではおらず泣いていた。どこか教科書で見たことあるような大正時代の恰好をした同い年くらいの女の子だ、途中殴られるのが終わったと思ったらメンバーチェンジだった。しかもさっき泣いていた子が俺のことを殴っている。しかし彼女はなんども「ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながら僕を殴っていた、そして彼女の一発がみぞおちに入りそこで夢は終わった。

 

布団を跳ねのけながら、ガバッと起き上がった、その時「ひゃあ」という声が聞こえた。

周りを見ると梨子が起きていた、眠れなかったのかそれともトイレにも起きたのか真偽は不明だ。

 

「和沙君大丈夫? 相当(うな)されていたけど」

 

「…あ、う、うん大丈夫ちょっとお化けに追いかけられてただけだだから」

 

ありきたりな嘘をついてその場を乗り切った、しかしこれから寝ようにも浴衣は汗でべっとりしており、このまま寝ては風邪をひきそうだと思いカバンの中から半袖と短パンを取り出し着替えた。もう一回布団に入るが眠れる気がしないため、梨子が座っていた出窓の反対側に座った。

 

「和沙君も眠れないの?」

 

「寝たらまたお化けに追いかれらそうだし」

 

「じゃあ私と一緒に寝たらお化けに追いかけられることは無くなるかもよ」

 

今のを解釈すると『一緒に寝よう』ってことになるのでは、もしそうだとしたら梨子が一緒に寝ることの利点はなんだ? いやとりあえず断っておこう。

 

「いや遠慮しておくよ、朝起きたときにみんなに何言われるかわからないからな」

 

それぞれ自分の布団に入って眠った。時間は三時二四分だった。

 

 

 

 

 

朝起きると千歌がいないということで旅館内を探していると走りに行ったという情報をもらった。

俺らも一緒に探しながら朝のランニングをすることにした。神田明神など千歌の行きそうな場所を周りながら最後の場所である秋葉原UTXの巨大モニターの前にいた。

 

「おーい千歌~やっぱりここだったか」

 

「練習行くなら一言声をかけていってよね」

 

するとモニターから大音量の音楽が流れてきた、そしてモニターには

 

LOVE LIVE school idol project

 

と書かれており今年のラブライブのエントリー受付の開始を表していた。

 

「参加するのか?」

 

「もちろん参加して学校の知名度を上げて廃校を阻止するんだよ」

 

千歌が参加を表明したことでこの後のライブのやる気も上がっていった。

一度旅館に戻り荷造りをして千歌達は会場に向かっていった、今回の順位の決定は審査員がいるらしくその人達の持ち点によって決まるらしい。千歌達なら上位に食い込むこともできるだろう。待機部屋まで行こうとしたがさすがにそれはまずいと思ってやめた。

その間俺は師匠のもとに行くことにした。時より連絡が来て返信するようなことはあるが面と向かって話すのは3か月ぶりくらいになりそうだ。

千歌達が会場の中に入っていくのを確認して俺は師匠の元へと向かった。

 




皆さんお久しぶりです、前書きでも書いた通り受験に合格しました。
と言いながらこれでもN大とT大に落ちて、そのあとに指定校推薦をもらってその大学から合格をもらいました。

名前が変わって「佐々坊」になりました。ツイッターと一緒の名前の方がいいだろうと思い名前を変えた次第です。

今回は千歌達が東京に行って惨敗してくるところですね(言い方があれですけど)
話の途中で和沙を殴っていた人は…察しの良い方は気づきましたか?、若干行き当たりばったりで書いているもので最終的にはどうなるか作者自身も不明です。

次回は年末年始のあたりを予定しています。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。