「ここは・・・どこだ?」
目の前に広がるのは白い空間。俺はそこで目を覚ました。
「俺はいったい誰なんだ?」
俺は記憶がないから自分が何者なのかわからなかった。
『目が覚めた?』
どこからか声が聞こえ俺はその声が聞こえたほうに視線を向ける。
そこには金髪の髪をサイドテールにし赤い瞳をしていて白い学生服を着た少女の姿があった。
「お前は誰だ?俺は一体何者なんだ?」
「私は万由里、未来であなたに恋をした存在」
少し恥ずかしそうに言いながら彼女は言う
「そうなるとお前は未来人ということになるのか?」
俺は少し気になったことを聞いてみる
「未来人というよりは未来で消滅した存在があなたの目の前にいるというのが正しいわ」
「そうなるとお前はもう死んでるってことでいいのか?」
「肉体はないけど消滅したから死んだことにはなるわね」
肉体がない?そうなると彼女は人間ではないということか
「人間じゃないとなるとお前は何者なんだ。そして俺はいったい何者なんだ」
俺は彼女にそういうと彼女はなにも隠す気はないようで俺に向かってはっきりという。
「私は未来で器となる存在に問題がないか判断するシステムの存在。そしてあなたは
不知火隼翔・・・それが俺の名前か
「俺は人間じゃないんだな」
俺は自分が人間でないことに少し笑いながら万由里にこう聞いた。
「お前が俺の前に現れたということは、なにかやって欲しいことがあるんだろう?」
俺の問いに万由里は頷き
「あなたには未来を変えて欲しいの」
「未来を変える?」
「そう、さっきも言った通りに私は未来で消滅した。でも未来のあなたは消滅しようとした私を必死に助けようとしてくれたの。けれどそれが失敗して未来のあなたは死んでしまった。それでも諦められなかった未来のあなたはこの時間のあなたにこれを託して消えていった」
そう言いながら万由里は手のひらに結晶体を浮かばせて俺に渡してきた。
俺は結晶体を受け取り万由里に対して「これは?」と聞いてみた。
「これは霊結晶 あなたが精霊でいるための核。そしてこの霊結晶は未来のあなたの天使である堕天使《ルシフェル》と私の天使である雷霆聖堂《ケルビエル》の霊力が合わさってできたもの。身体に取り込むイメージをして霊結晶を胸に当ててみて」
言われた通りにやると身体になにか溶けてくる感覚がして見てみると霊結晶がなくなっていた。
しばらくしたら頭痛がしてきて少し目を瞑ると頭の中に断片的になにかが浮かんできた。
「いま見えた物は未来の隼翔が言うには私を助けるためにやってきたことらしいわ」
なにか見たような表情を無意識にしたのか、それを見た万由里はそんなことを言ってきた。
俺は自分の姿を見てみると黒を主体としたフード付きロングコートを羽織っていて左腰に1本の黒い刀を下げ背中に細長い真紅のロングブレードを背負っていた。
「この姿は・・・」
「その姿は霊装、あなたの力よ」
そんな話をしているとどんどん視界から万由里の姿が消えていく
「そろそろ時間ね、この世界にいなくても私はあなたと話すことができるからいつでも声をかけて」
万由里は微笑みながら俺に言ってくる。
「最後に一つ、あなたは1日に生成できる霊力が限られてるからあまり力は使わないで、霊力が完全になくなるとあなたが消滅するから」
「消滅・・・ね」
万由里から聞いた感じだと本来別の天使の霊力が合わさることは内容に感じた、これがほかの奴と違う力の代償か
「それじゃあ この世界の私をよろしくね」
そして俺の視界から万由里は消えた
ここまで読んでいただきありがとうございます。
本当は8月あたりから書いていたのですが9月あたりに本当にこれでいいのかという風に悩みだしたら11月も終わりそうになっていました、作者です。
今後ともこのような感じで書いていくためかなり不定期になりますが頑張っていきたいです。