暴牛の凶星   作:木崎蓮太郎

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 ……皆様、大っっっっ変長らく留守にしておりすみませんでした。此方としても事情として言いたいことが1つ2つ3つ4つ……と、ありますが無事に高校進学も出来たことですし作成を再開させて頂きました。

 では早速ながら簡単に前回のあらすじを振り返っときます。

 

   オリ主ごろつき狩りを始めました
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   この世界の魔法レベル高い説浮上
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   仕事取られてノゼル激おこ
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   一次試験そろそろ。てかどこの団入ろうかな?



  …てな感じでした。かなり雑ですけどお気になさらず。では最新話です。どうぞ!
 


一次試験ってブルームでフライアラウンドすればいいんでしょうか

 

 

 

「それではこれより魔法騎士団入団試験を始めるっ!」

 

 一人の試験官の言葉で入団試験が開始された

 

 「最初の試験は先程渡した箒を使った飛行試験を行う。箒を使っての飛行は魔道士なら誰もが出来る技術だ。これが出来ないようでは話にならないよ。では、始め!」

 

 試験の内容はただ箒で飛ぶだけ。箒での飛行は魔道士の最も基本の移動手段であり尚且つとても簡単(イージー)だ。しかし簡単な分、そこからいかに魔力をコントロールし乗りこなせるかが重要になる。

 

 だが今試験を受けようとする者にはダメ元で受ける者や自分の力を過信したり浮かれたりしてろくに練習しなかった者が多くいるのだ。そんな者が容易く魔力をコントロールできるのだろうか?否。断じて否である。

 

 その結果この試験にはれっきとした差が出るのである。浮かぶのがやっとな者、空中でバランスを失いくるくる回る者。これら全ては当然評価の対象外である。

 

 その姿は採点する方から見れば滑稽以外の何にでもない。なので採点者はいつも筋の良い者だけをチェックするのだ。

 

 〜団長席side

 

 「今年も筋が良い子は中々に少ないね」

 

 「…ウィリアム。もう少し合格の基準を下げたらどうだ?このままでは年々魔法騎士団への入団希望者が少なくなるぞ」

 

 「…まさか王族のヴァーミリオン家から騎士団全体のレベルを落として犠牲者を増やそうなんて言葉が出るとわ思わなかったぞ」

 

 「ンフフフフ…!確かに今の言葉はそう捉えられても仕方ないよね…。ただでさえ近年王国周辺の情勢が危うくなってるのに、一定水準にも満たない者を送っても結果は見えてるしねぇ…」

 

 「カカ!テメーら少し落ち着いたらどうだよ。試験を集中して見れねーんだよ。こちとらヤミとの飲み比べでのせいで二日酔いで頭痛ぇんだから静かにしやがれ。あとヤミ、むしゃくしゃするからお前後で削ぐわ」

 

 「あ?上等だよコノヤロー。後で泣かしてやるよ。あと本音漏れてるぞガリガリ顔面ラインマン」

 

 「貴様ら少しは静かににしないか!…これだから男は」

 

 「皆、それくらいにしたらどうだい?筋が良い者は少ないが質は高いと思うよ?」

 

 「カッ!わーたよ金色殿。今は一時休戦してやるよ」

 

 「…してヴァーミリオン。この試験どう見る?正直言って今回の受験者は上位層のレベルが高い。私としては事前に欲しい人材を互いに確保しておくべきだと思うが」

 

 「いや、ノゼル。その心配はない。試験前、明らかに一人魔力の総量が桁違いの者がいた。今後の試験次第でもしかすると騎士団長全員が指名することも有り得る。…のでこの事前協議は何の意味もなさないと私は思うが?」

 

 「あふふ♪それって〜あの子じゃないですか?ほら、あの箒に乗ってブレイクダンスしてr……え?」

 

 水色の幻鹿団長リル・ボワモルティエ。若年18歳にして団長にまで登り詰めた彼は今まで一度も箒に乗ってブレイクダンスしてるような人間は見た事なかった。もちろん他の団長達もだ。だからこそそんな姿を見た彼らが声を失うのも仕方ない。何故ならその箒に乗っている人間は神々が創った最高傑作にして人類最古の王、ギルガメッシュの身体を持つ我らが主人公なのだから。

 

 

 〜ギルside

 

 正直言ってここまで展開が原作と同じとは思っていなかった。一言でいうとつまらん。非常につまらない。刺激が足りないのだ。故に俺は考える、このクソつまらない試験でどこまでの愉悦が得られるか、と。せっかく転生してかの英雄王にまでなったんだ。せいぜいエンジョイして原作乖離してやろうと俺は思う。

 

 その結果がこれだ。

  

 高速飛行する箒の上でブレイクダンスを披露し、凄まじい魔力のコントロールを見せつける!見ろ!あの団長達の間抜けな表情を!腑抜けた貴族共が見せるアホ面を!なんと滑稽な表情か!これぞ愉悦であるっ!!

 

 とは言ったものの、見る目の無い者にはこの姿はただの変人にしか見えないだろうな。ので、この俺が直々にこの所業の凄さを教えてやろうではないか!

 

 箒に乗ることは並の才でも簡単に出来ることだ。だがしかし、俺は誰もが感覚で出来ることを理論で考えてみた。一般的に箒に乗るには魔力を平行。詰まる所横に循環させながらバランスを取る事、まあ無風状態の海を想像してほしい。しかし俺が今やっているブレイクダンスは重心移動が鍵になる。目まぐるしく重心を移動させながら箒は常に水平に。例えるならばハリケーンの中でサーフィンしてみろって事だ。

 

 

 

 

 ………俺は何を言っているのだろうか。うん。

 

 ま、まあ一次試験でみんなのアホ面見れたしっ!原作では見れないようなレアシーンだしっ!家に帰ったら脳内保存したのを模写して入団した後団長をからかってやるんだ!

 

 ………やめよう。悲しくなってきた。実際これ疲れるだけだしな。一次試験って箒で飛び回るだけだし。つかこれあと何分で終わるの?こっちは一度やり出した手前そう簡単には止められないんだよ。察してくれよマジでさ。目線が痛いんだよ。見てよあの団長達の顔。さっきまでお口あんぐりしてたのに今なんかもうすっげぇ表情してるじゃんか。あっ、こっち指差して互いに怒声飛ばし合ってるよ。絶対目つけられたって。ヤメテー。ミンナナカヨクシテー(棒)。

 

 ………ふぇぇ。胃が痛いよぅ。ねえ早くこの試験止めてよぉ。  

 

 「こ、これにて一次試験を終了とする。各自、次の試験に備えて準備せよ」 

 

 

 Oh……団長席の雰囲気に戸惑いながらもしっかり締めるところは締めたよあの人。名前は判らないけどアンタの事尊敬するぜ!

 

 

 

      〜〜〜〜約20分後〜〜〜〜

 

 

 「これより二次試験を開始する。各自指定の場所に移動せよ」

 

 やっと二次試験ですか。箒で飛び回っただけの試験に休憩なんていりますかねぇ?まあ、やる事は変わんないしさっさと移動しますか。

 

 

 

 

 …お願いだからさ皆して「さっきの箒のヤバイやつ」

って言わないで欲しいなー、なんて思ったりするんだけど。え?あんだけしといて何言ってるん?ってか。  

 

 …ハイ。その通りです。すいませんでした(泣)。

 

 

 

 




 久々に書いたせいで元々ない文才がさらに劣化していました。書いてて辛かったです。

 この小説を読んで疑問に思った方、長期に渡り更新しなかったことなどに理由を求める方。アドバイスを下さる方など、とにかく批評をお待ちしております。

 今後ともこの小説をよろしくお願いします
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