これを機に心を入れ替えて頑張りたいと思います
まあ、多分きっとまたサb
「……で?何だっけ?俺を弟子にして下さい、だっけ?」
「ああ、その通りだよ。俺はどんな手を使ってでも強くなければならないんだ。その為ならプライドなんて幾らでもくれてやるよ」
「……へぇ、成る程。覚悟だけは一級品だね。……いいよ、いい。気に入ったよ。稽古つけやるよ。合格した後で、ね」
「今じゃないのかよ!?」
「少ない試験時間の中でもお前の実力を見極めて修行プランを組めと?出来るわけあるかボケ!」
「そりゃそうだ!?」
「まあお前の実力を見極めつつ試験にも合格する方法はあるんだけどな」
「あんのかよ!?」
「まあ前例はないだろうしそもそも出来るかわかんないけどな。後いい加減その単調なツッコミ止めろ。読者が飽き始めているぞ」
「流れる様なメタ発言ありがとう!余計なお世話だこんちくしょうが!……話戻すけどその方法って何さ?」
「勿体ぶって言うようなもんじゃないぞ。今回の試験は自分の魔法を使っての創作だ。でも別に合作があるだめなんて言われていないだろう?」
「……合作、だと……!?」
「ああ。これならお前の力量を測りながら時間を突破することができる。今打てる最善の手だろ?これは」
「確かにそうだけど……。合作なんて認められるのか?そもそも合作が認められなかった場合はどうするんだ?」
「………頑張って」
「考えなしかよ!?その場合俺はどうするの!?ねえ!?」
「………いいから行くぞ」
「ねえ人の話聞いてる!?ちょっと待って!?お願いします!」
「だが断る!」
「誰かぁぁぁ!!こいつ止めてくれぇぇぇ!?」
「そう言えばだけどさ、名前聞いてなかったよな」
「今更だなマジで……。まあいい、よく聞けよ。俺の名前はオディオ・ルヴァンシュ。この中の誰よりも強くなる男だ!」
「随分と大層なことを吠えるものだな……オ、オ……雑種」
「なんで言い直したの!?忘れたの四文字なのに!?そんなに脳の無駄遣いしたくないの!?」
「うるさい。キャンキャン喚くな。俺は昔から犬の名前を覚えるのが苦手なんだよ」
「犬!?今俺を犬と言ったか!?ならば良し。お前が先に行けぇぇぇぇぇぇ!」
犬と呼ばれたオディオはギルの背中を蹴りながら試験官への元へと向かって行った。
〜〜〜〜〜少し時間が経って〜〜〜〜〜
「試験官から了承貰えたよ〜〜」
「それで良いのかよ試験官!?メチャクチャになるぞこの試験!!団長達は何も反応しなかったのか!?」
「いや、俺の目ははっきりと捉えたよ。ヤミ団長とジャック団長が斬り合って、シルヴァ団長とヴァーミリオン団長がその斬り合いを酒の肴として飲み比べ。シャーロット団長は酒を見るだけで酔って、ゲルドル団長は賭けを募集。リル団長は絵を描いてた。あとやっぱドロシー団長は寝てた」
「最早試験見る気ゼロじゃねーか!真面目にやる気あんのかよ!ウィリアム団長は!?あの中の良心は!?」
「別のマスクに変えて、普段つけてるあの変なマスクを恍惚とした表情で眺めてたよ」
「審査まともにしてる人誰もいねぇ!?なんか唐突に帰りたくなってきたんだけど!」
「……ポジティブに考えよう。ここであの人たちを驚かす程の事をすれば合格への道は確実に近くなることは間違いない」
「それはそうかも知れないけど…。なんか釈然としねぇ」
「今はそんな事は置いておけ。本題に入るぞ。まずはお前の魔法系統を教えろ。何をするにもそれを知らなきゃ始まらない」
「そりゃそうだ。俺の魔法系統は『火』だ」.
「火属性か…。助かる。応用が利く火属性はやりやすいからな
「で?何を作るんだ?もう決まってるのか?」
「決めたよ、たった今。それなりに魔力使うから覚悟しとけよな」
「上等だよ。そろそろ俺の実力見せてやるさ」
〜〜〜時は戻って〜〜〜
「誰か!鎮火だ!鎮火しろぉ!」
「水魔法を使える魔道士は前へ来い!全力でぶっ放せぇ!」
「なんだアレは!?次々と打ち上げられて行くぞ!?」
うわー、カオスカオス。誰だよこんな事やろうとか言ったやつ。頭おかしいんじゃないの?ってか俺か。
「え、なあ?これ大丈夫なのかギル?俺は試験終わってから反省文書く未来が見えるんだが?」
「…大丈夫だと思おう。流石にやりすぎたかな、とは思うが派手さはピカイチだぞ」
「…まあ、俺にもリル団長がはしゃいでるのが見えるけど…。流石に『花火』はやりすぎじゃないか?」
「おいおい、俺らが作ったのは普通の花火じゃないだろ?こちらが解除しない限り永遠と残る花火だからな」
まあ、花火を選んだ理由だが…。ただただ単純に派手だからだ。朧げながらも仕組みは覚えていたので似たようなものを用意するのは容易かった。こちらにも花火の存在があるのには驚いたが、多分ヤミ団長が無理言って作ったんじゃないかな?
さて、問題の無限花火の仕組みを話そう。これができたのはオディオのお陰だ。あいつの火魔法『灯火の残火』はこの魔法を媒体として使った行為に自由に干渉できるという魔法だ。花火にはスターマインという発射法がある。筒の下に火薬を敷き、その上に花火玉、ザラ星といった構成だ。そこに導火線で着火。連続して花火が打ち上がる仕組みだ。それを、筒は高密度の魔力の筒に。火薬は外して花火玉は宝具『
つまり、あいつの魔法で着火した爆弾を上空へと打ち上げ、起爆。そこですかさずオディオが火を操作して形を作っていく。『金色の夜明け』や『黒の暴牛』など各団のエンブレムを形成している。
ここで一つ驚かされたことがあった。この花火はオディオの魔力が切れない限り永遠と続かせることができる。ここはオレがオディオに魔力を注ぎ込めば問題はなくなる。しかし、それ以上にオディオの緻密な魔力コントロールに驚かされた。今の平然とオレと話しているのに花火は次々と形をとっていく。肉、ノノイモ、人参、春雨、玉ねぎ…etc。何?肉じゃが食べたいの?
まあこんだけのことやれば評価は上々だろう、と見切りをつけて未だに花火を操作しているオディオに話しかける
「おい、そろそろいいだろう。もう充分じゃないか?」
「ああ?俺はまだいけるぞ!」
「馬鹿か。どうせこの後には実戦試験もあるんだろう。少しは魔力を温存することを考えろ」
「グッ!?…言う通りだな。わかったよ。ここら辺でやめておく」
不完全燃焼です、みたいな雰囲気を滲ませながら渋々魔法を中断するオディオ。そんな様子な苦笑しながら声をかける。
「そんな顔するなよ。いいから行こうぜ、オディオ」
「…!ああ!ん?ちなみにどこにいくんだ?」
「あそこにいる花火を爆発と勘違いして水魔法をぶっ放してた先輩たちだよ。迷惑かけたからな。謝らなければならないのだが、ここで一つ相手に絶対に許して貰う方法を教えてやるよ」
「そんな技があるのか!?」
「ああ。謝る相手の正面に立ち、地面に平伏して謝礼をする。これで相手は必ず許してくれる」
「おお!じゃあ早速試してくる!」
「ああ、そう言えば言ってなかったな。この究極奥義の名前は……『土下座』って言うんだよ」
走り去るオディオに聞こえないのを承知で補足する。その顔に愉悦の笑みを浮かべながら
久しぶりに書きましたが、どうでしたか?
次話も出来るだけ早く投稿しますので、よろしくお願いします
あ、感想ください