光に選ばれし勇者達   作:BREAKERZ

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明けましておめでとうございまする!

これからも『光に選ばれし勇者達』を宜しくお願いいたします!

今回は『ウルトラマンビクトリー』と『ブレイブウィッチーズ』が織り成す、勝利と勇気の物語です!


ブレイブビクトリーⅠ

この世界で起こった光と闇の戦い。『遥か未来の光の戦士ウルトラマンギンガ』、『闇の支配者ダークルギエル』、地球と宇宙の存亡を賭けた決戦が終結して直ぐの頃、『地底の勇者』と『勇気の魔女達』の戦いが起こっていた。

 

 

 

ーストライクウィッチーズ世界・地底世界ー

 

地上ではネウロイが猛威を振るっている世界の地下深くに、光り輝く巨大なクリスタルによって明るく照らされた地底世界があった。

そしてここに、地底世界を治める女王の玉座の間で、玉座に座る女王の前でひざまずく一人の少年がいた。

 

「お呼びですか、キサラ女王陛下」

 

精悍な顔つきに鋭い目付きの少年が白くゆったりとしたドレスを着た、青い水晶のティアラを付けた妙齢の女性にかしずく。

 

「“ジーク”よ、これから貴方が我らが地底の民・ビクトリアンの勇者の証である、“ビクトリーランサーの継承者”にふさわしいか“最終試練”を行います」

 

「ハッ!」

 

「ジーク、貴方はこれから地上に赴き、地上の人間達に触れてくるのです」

 

「地上へ、ですか・・・?」

 

「そう、貴方も知っての通り、地上は『ネウロイ』と呼ばれる異界の侵略者によって蹂躙されています。しかし、少し前に地上で巨大で邪悪な力と聖なる力がぶつかった気配が有ります。しかし、邪悪な存在の気配がまだ地上に蔓延っています・・・」

 

「ならば、俺の最終試練は、その“邪悪”を討つ事でしょうか?」

 

「その通りです。貴方にこれから地上の情報を与えます」

 

キサラ女王はジークの頭に手を乗せると、乗せた手が淡く光り、ジークの脳に地上の様々な情報が流れた。

 

「『ネウロイ』・・・『ウィッチーズ』・・・『ストライカーユニット』・・・」

 

「それが今現在の地上の様子です。ジーク、任せましたよ」

 

「ハッ!」

 

ジークと呼ばれた少年は玉座の間を出ていくと、キサラ女王の側近である壮年の男性“カムシン”が苦言を漏らす。

 

「よろしいのでしょうか? ジークはまだ少年で、まだまだ未熟ですが?」

 

「だからこそです。あの子はまだ未熟だからこそ、学ばなければならないのです。地上と、地上に生きる人々を・・・」

 

キサラ女王は、去っていったジークの成長を望み、優しい瞳で未来を見据えていた。

 

 

ージークsideー

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ファアアアアアアアアアアアアン・・・」

 

「『シェパードン』・・・・?」

 

地上へ向かおうとするジークの前に、厳つい顔付きに白く大きな体躯の背中に巨大な水晶を付けた巨大生物が現れた。

 

『地底聖獣 シェパードン』

 

「ファアアアアアアアンン・・・」

 

「大丈夫だシェパードン。俺は必ず“試練”に合格して見せる!」

 

ジークは懐から、“赤いスティック”を取り出して、拳銃のように変形させて地面を撃つ。

 

【スカイビクトリー!】

 

スティックから音声が響くと、撃たれた地面が光り、そこから細長く大きな箒のようなマシンが現れた。

ジークは『スカイビクトリー』と呼ばれるマシンに乗ると箒の穂先の部分から火を噴きマシンが空中を飛んだ。

 

「ファアアアアアアアアアアアアン」

 

「シェパードン、行ってくる!」

 

そう言って、ジークは地上へと向かった。

 

 

 

 

 

ー???sideー

 

東欧オラーシャ帝国の雪山の洞窟で焚き火をしながら、一人の人物がいた。

 

「ちくしょう! “ウルトラマンギンガ”め! “希堂 輝”め! “ストライクウィッチーズ”め! よくも『闇の支配者様』を、『ダークルギエル様』を滅ぼしやがって! おかげで俺様は失業だよ! このマグマ星人がこんな惨めな目に合うのも! 全部全部アイツらのせいだぁっ!!」

 

身体のラインが出る黒いインナースーツに青白い肌に尖った耳をした金髪に顔にマスクを付けた宇宙人、『サーベル暴君 マグマ星人』。

ナックル星人グレイのような、『闇のエージェント』の小間使い同然の扱いを受けながらも、いつの日か正式に闇のエージェントとなりスパークドールズの怪獣を使い、地球を暴れてやるつもりであった。

だが、『闇の支配者 ダークルギエル』が憑依していた統合軍ブリタニア空軍大将“トレヴァー・マロニー”が、“ウルトラマンギンガである希堂 輝”と“第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ”により、その正体と『ネウロイのコア』を使用する新兵器『ウォーロック』を使ったマロニーの陰謀を暴かれ失脚し、『ダークルギエル』もウルトラマンギンガとの戦いで敗北してしまい唯一生き残ったマグマ星人はブリタニアから逃げ、流れ流れてこの東欧オラーシャ帝国へと逃げ延びてきたのだ。

 

「ちくしょう!! 俺の栄光のエリート街道を台無しにしやがってっっ!!」

 

悪態をつきまくるマグマ星人はひとしきりに暴れるて平静に戻ると、ブリタニアから逃げる際に回収しておいた“モノ”を見る。

 

「『ダークルギエル様』が隠していた“宇宙最凶の怪獣達”と“予備のダークスパーク”。これだけあればこんな程度の低い技術しか持たない人間共を滅ぼす事ができるぞ!! ウハハハハハハハ、アアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!!」

 

マグマ星人は“スペースビーストのスパークドールズ”と“ダークスパーク”を眺めて高笑いを上げた。

 

 

ー???sideー

 

時は1944年9月、扶桑皇国・佐世保。

 

茶色の髪をセミショートまで伸ばした少女、『雁淵ひかり』が薄紅色の長髪をした姉『雁淵孝美』と共に欧州へ向かう為に佐世保港から船にのり欧州へ向おうとしていた。

 

「ひかり、いよいよウィッチとして実戦に出るけど、覚悟はできてる?」

 

「うん! 大丈夫だよお姉ちゃん! 私もガリアを解放した第501航空団ストライクウィッチーズの人達みたいにネウロイから皆を守るんだ!」

 

「ガリアを解放した、ね・・・・」

 

「どうしたのお姉ちゃん?」

 

「えぇ、これはあくまでもウワサなんだけどね、ブリタニアでは1ヶ月前から『謎の巨大生物』とその『巨大生物と戦う巨人』が現れるって、囁かれているのよ」

 

「『巨大生物に巨人』?」

 

「勿論、そんなのただのウワサなんだけどね。ゴメンね、変なこと言っちゃって」

 

「ううん。でもお姉ちゃんと別の部隊に配属なんて残念だなぁ・・・・」

 

「フフフフ、私はオラーシャ帝国のペテルブルグ、ひかりはスオムスのカウハバだったわね?」

 

「うん! 私頑張るよ、お姉ちゃん!!」

 

この時、雁淵姉妹は知らなかった。

 

『そのウワサが真実であった事』

 

『その巨大生物<怪獣>と巨人<ウルトラマン>と自分達が出会う事』

 

『そして、自分達の運命に大きく影響を与える、少年と出会う事』

 

『地底世界の勇者』が、『勇気の魔女達』が出会うのは、すぐそこに迫っていた。




ー『ビクトリアン・ジーク』ー

CV.福山潤(コードギアスシリーズ:ルルーシュ・ランペルージ、ぬらりひょんの孫:奴良リクオ)

年齢:15才

容姿:原作『ウルトラマンギンガS』のショウとほぼ同じ。

身長:孝美と同じ。

性格:少し短気な所は有るが、毎日鍛練を欠かさない質実剛健な性格。女の扱いが少し苦手。

使い魔:無し

魔法力:武器創造(魔力で刀や槍といった武器を生成する、銃とか複雑な武器は構造を理解しないと造れない)。

身体能力:希堂輝が軽業師なら、ジークは拳や蹴りを使った真っ向勝負を得意とする格闘家タイプ。魔力を使ったウィッチにも引けを取らない戦闘力を持つ。

備考:ジークとはドイツ語で勝利と言う意味。


ー『スカイビクトリー』ー

デザインは『魔法戦隊マジレンジャー』の『スカイホーキー』。マジレンジャーのマークの代わりにVのエンブレムが付いている。

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