ゴッドイーターで百合妄想してなにが悪い   作:ゲテモノがかり

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今回の話は頑張って百合成分をいれましたがはっきり言ってクソです

だから感想でクソですね^^とか言われても喜びます




6話

「「「退院おめでとう(ございます)」」」

 

ユイ達第一部隊とリッカがシイナの退院を祝う

 

「ありがとうな、みんな」

シイナがお礼を言う

 

「そして、ユイは隊長就任おめでとう。がんばれよ」

心からシイナはユイを祝福した

 

「あ、リーダー!大変です!榊博士の依頼の任務に行く時間です!」

アリサが慌てたように言いその言葉を聞き慌てて準備して病室を出て行く第一部隊の面々

病室にはリッカとシイナの2人きりになる

 

「ねぇ、私の部屋で飲まない?快気祝いに?」

リッカがクイッっと飲むしぐさをしてシイナを自室に誘う

「ああ、最近は全然飲めなかったしな、一度部屋に戻ってから行くよ」

 

_________

 

「シイナだ、入っていいか?」

 

――どうぞー、と中からリッカが了承する

 

「相変わらず部屋はきれいだな、お前の仕事場とは大違いだ」

「うるさいな、部屋さえきれいならいいの」

「あっそ、ビール一本取って」

「はいどーぞ」

リッカがシイナにビールを渡す

 

「では、シイナの退院を祝って…乾杯!」

「乾杯」

小さくビールの缶をぶつける

 

「明日は休みだからね今日は飲むよ~!」

「身体ぶっ壊すほど飲むなよ」

わかってるとリッカは言うがシイナは不安そうだ

 

「なぁ、リッカ?私の神機はどうだ?」

「ん~微妙かな、刃こぼれがひどいから刃ごと変えなきゃいけないからね」

「そうか…ならさ前より大きくしてくれないか?」

「わかった、後で必要な素材のリスト渡すからユイちゃん達とかに手伝ってもらったら?」

そうするよ、とシイナは言ってリッカに礼を言う

 

「シイナ~なにかおつまみ作って~」

シイナに抱き付きながらリッカが注文する

「邪魔だから離れろリッカ」

「嫌だ~シイナは私の傍にいなさい」

 

完全に酔っ払いのリッカを引きはがし立ち上がる

「どこいくの?」

リッカが不安そうに聞く

「どこにも行かないよリッカ、でどんなおつまみが良いんだ?」

リッカを安心させるようにやさしくシイナは微笑み台所に立つ

「んん~冷蔵庫になにか入ってたっけ?」

ゴソゴソと冷蔵庫を漁りリッカが取り出したのは…

 

「…なんでお前の冷蔵庫にはこんにゃくしか入ってないんだよ」

「あはははは…」

リッカも苦笑しかできない

調味料も探したがなかった

一体どうしていままで生きてこれたのかかなり不思議だがあえてシイナは突っ込まなかった

 

「…Oアンプルで煮込んでみるか?」

「おお!そこに回復錠を砕いて散らせばアクセントに!」

酒が回った二人を止める者はなく暴走が加速していく

 

「よし!ハーブと漢方を私の部屋から持ってきたぞ!」

おおおお!とリッカが声を上げる

完全に酒に呑まれた悪い例である

「さらに贅沢にも牛革だ!」

なんだかシイナのキャラが壊れ気味だ

酒の力恐るべしだ

 

~シイナさんのお料理教室~

 

1、こんにゃくをOアンプルで煮込みます

 

2、そこに牛革を突っ込みます

 

3、漢方とハーブも突っ込みます

 

4、最後に回復錠を砕いた物を上からかけます

 

5、食べます。味は察してください

…………………

 

「酔いが醒めちゃった」

リッカがげっそりした顔で言う

「ごめんリッカ…」

「いいよいいよ、飲みなおそう」

「うん、なにか食べたいものとかある?」

シイナがせめてものお詫びにとなにか作るか?と聞く

 

「ん~そうだな」

悩むリッカがじっととシイナを見る

シイナもリッカの視線を感じたのかリッカになんだ?と問いかける

「どうかしたのか?リッカ。なに食べたいか決まったのか?」

「シイナが食べたい」

「…はぁ?」

何を言っているんだという風にリッカを見るシイナに至極真面目にリッカが言う

 

「だからシイナが食べたい!」

「カニバリズムかよ」

「そういう事じゃなくて!」

どういうことだよ、とは言えなかった

いや言わせてもらえなかった

 

リッカがシイナを押し倒した

シイナがゴン、と頭を打ち付ける

 

「いってぇ…」

シイナが呻く

「ご、ごめんシイナ…」

「だったら降りろ」

「う、うん」

リッカが慌ててシイナから降りる

 

「正座」

「はい…」

 

シイナの目の前でリッカが正座をしている

「なんであんなことしたんだよ」

「シイナが可愛くってつい」

言い訳にならないことを言うリッカにシイナはため息がでる

 

「…怒ってないの?」

リッカが少し不安そうにシイナに問いかける

「怒ってないよ、だからそんな寂しそうな顔するな」

リッカの頭にポンと手を置く

 

「ねぇシイナ、ぎゅってして」

「…いやだ」

「ええー…」

 

リッカに顔を見られないように後ろを向いて拒否する

「じゃあ、また今度ぎゅってしてよ」

 

――だからそれまで絶対死なないで

 

リッカが小声で言ったがシイナにはしっかりと聞こえた

 

でも聞こえないふりをしてシイナは

 

「ああ、また今度」

ゴッドイーターの「また」は信用できないけど

 

「また今度な」

 

………………

 

あの後朝方まで飲み続けた2人は凄まじい二日酔いに悩まされたのは言うまでもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 




青い花よりガルパンとか咲とか妄想の幅がある百合が好きです

これからは更新は不定期になりますすみません

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