今回も更新が遅れてしまい申し訳有りませんでした。読んでくださっているみなさま、今年もよろしくお願い致します。
それではまえがきです。
暁が覚醒を見せた。そして島での特訓は最終段階、奥義伝承に写っていた。
−島−
東方不敗「本日でちょうど二週間じゃ。各々準備は良いな?」
艦娘「応!!」
東方不敗「ならばお主らの技ワシに見せてみよ。まずは加賀お主からじゃ。遠慮はいらん、本気で打ってこい」
加賀「わかりました。この二週間本気であなたに勝つことだけを考えて修行して来ましたから」
東方不敗「その意気やよし、いつでも良い来い」
加賀(提督と対峙するときはこうするって決めてたの。頭から本気で行く!!)
加賀は立ち上がり弓を構え矢を手に持ち引き絞る。そしてゆっくりと目を閉じ意識を集中する。すると加賀が纏う空気が変わる。荒々しく渦を巻く。その空気が鏃に集まる。集まりきると加賀は目を見開き矢を放つ。その矢は艦載機にはならず渦巻く弾丸になる。
加賀「これが私が提督に見せていただいた奥義を改良をした奥義、『超級覇王烈風弾』よ」
気の渦は1つに留まらず幾多にも増えた。その数は45個と凄まじい数だった。
東方不敗(これほどに成長を遂げよったか。気の安定、威力、そしてかつてまで見たことのない数。これは見事とほめてやらねばならんな)
東方不敗に迫り来る弾丸は速度、威力共に落とさず突き進む。東方不敗は避けもせずただ腰の布に手を掛けそして己を覆うように回転させた。
そして全ての気弾が東方不敗を覆い尽くしそして、
加賀「爆ぜなさい」
と拳を握り締めた途端覆っていた気弾が爆発を起こした。その威力はとてつもないものだった。そしてその爆発の中から艦載機が生還し加賀の飛行甲板に着艦する。
加賀「ハァ、ハァ。これで奥義と認めてくれるわよね」
爆風の中に話しかける加賀。その爆風が収まると東方不敗が立っていた。ほぼ無傷で。
東方不敗「うむ、これならば十分に通用するであろう。加賀よ、よくやったぞ」
そして加賀の頭をポン、とひとなでした。
加賀「提督から褒められるのは悪い気はしませんね。さすがに気分が高揚します」
加賀も悪い気はしないようだ。
東方不敗「次は霧島、お主じゃ」
霧島「はい」
霧島は自信に満ち溢れ、そしてやる気に満ち溢れた表情をしている。
霧島「では胸をお借りいたします」
東方不敗「良い表情じゃ、来い!!」
霧島「はい!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
霧島は加賀とは違い気合を入れ全身の気を高めた。
霧島「行きます!!」
霧島はそう言うと以前東方不敗が見せたようにその場から消えた。
東方不敗(ふむ、高速戦艦の速さを生かしたか。しかし、まだ荒さが見えるがよくここまで鍛えたものだ)
東方不敗が振り向きそしてガードの体勢をとる。すると霧島が現れ拳を振り下ろした。
霧島「っ!!」
東方不敗「良い速さになった。じゃがまだ殺気が抑えられとらん、これでは丸分かりじゃ」
霧島「流石は司令、ではこう行かせてもらいます」
霧島はそのままバックステップをし再度踏み込み東方不敗に打ち込む。
霧島「せりぁぁぁぁ!!」
無数に繰り出される拳を東方不敗は全て避ける。
東方不敗「その程度か?」
霧島「では奥義を試させていただきます」
そう言うと霧島の拳に気が集まり拳が光る。しかし東方不敗のような黒では無く白くそして明るい色だった。
霧島「これが私の奥義『ダイアモンドフィンガー』です!!金剛型の誇り、その目に刻め!!」
東方不敗「うむ、良い威力じゃ。ならば、ダークネスフィンガー!!」
両者の奥義がぶつかり合う。やはり霧島の方が少し劣っていた。
そして霧島があとずさる。
霧島「やはりまだまだ敵いませんね」
東方不敗「そう謙遜するでない。ワシの本気とさして変わらん威力、よくぞここまで磨き上げたもんじゃ」
そして加賀と同じようにポンっとひと撫でした。
霧島「ふふ、ありがとうございます」
東方不敗「次は摩耶、お主じゃ」
摩耶「待ってたぜ!!」
東方不敗「お主も成果をワシに見せてみよ!!」
摩耶「応!!行くぜぇ」
摩耶が手を円状に動かす。そして梵字が浮き出て小さな摩耶が多数現れる。
摩耶「これが私の奥義だぜ?いけぇ!!」
摩耶の分身が東方不敗に向けて飛んで行く。そして砲弾を打ち込む。
東方不敗(ふむ、数、威力、質量全てにおいて良いが少し動きが雑じゃな)
東方不敗は飛んできた砲弾を布で全て叩き落とす。
摩耶「チッ、ならこれならどうだ」
摩耶も合わせて突撃する。そして摩耶を中心に輪形陣を取り東方不敗に砲撃を行う。
東方不敗「悪くないがこれならばどうする?」
東方不敗は横にマスタークロスを薙ぐ。
すると摩耶は分身を踏み台にし飛び上がる。
摩耶「こう言う使い方もあんだよ!せりぁぁぁぁ!」
摩耶は上空から拳を振り下ろす。
東方不敗「良い連携じゃ。む?足が動かん」
東方不敗が避けようとするが足を分身がしっかりと捕まえていた。
東方不敗「これはちと甘くみてたやもしれんな。ふん!!」
摩耶「なぁ?!」
東方不敗はマスタークロスで摩耶を引き寄せた。
東方不敗「うむ、なかなかの戦術じゃった。これからも励むが良い」
摩耶も頭を撫でられる。
摩耶「ちぇ、うまくいくと思ったのによぉ」
東方不敗「あの作戦には驚かされたわ。次、木曾」
木曾「ようやくか、待ちくたびれたぜ」
木曾は腰に携えた刀を抜き立ち上がる。
木曾「行くぜ」
木曾は気を高めそれを刀に流す。
東方不敗(ほう、物に気を流すことが可能になったか。これならばマスタークロスをも習得できるやもしれんな)
木曾「こんなこともできるようになったぜ。おら!!」
木曾は刀を振り抜く。そうすると斬撃が飛び出した。
木曾「これが俺の技の1つ真空波だ。これがお前から教わった技だ受け止められるか?」
そう言い終わると木曾はその場で回転を始めすぐにトップスピードに入る。
木曾「これが俺の奥義『漆黒旋風』だ!!」
東方不敗「ふむ、見事じゃ。じゃがもっと流す気を鋭くそして穏やかにする事じゃ」
木曾「これで俺も奥義習得って事でいいのか?」
東方不敗「じゃがまだまだ精進せよ。お主ならもっと高みを目指せるじゃろう」
他の3人と同様頭を撫でる。
木曾「ふふ、悪くない」
東方不敗「最後は不知火よお主じゃ」
不知火「はっ、この不知火全力で行かせてもらいます」
不知火は気を高めていき、そして両手に気を流す。
東方不敗(気の流れが速いな。相当修行を積んでおるな。もしやワシとの修行以外にもずっと修行をしとるな。今度気晴らしをしてやらねば)
不知火「はぁぁぁ」
不知火が両手の間で気を集める。そうすると1つの火球のようなものが出来上がる。
不知火「司令、いきます。これが私の奥義『超級覇王陽炎弾』です。いきます!」
不知火は火球を繰り出す。その火球は真っ直ぐに東方不敗へと向かう。
東方不敗「なかなか良い威力じゃ。大きさは少し小さいがな」
東方不敗は火球を避ける。そしてその火球は岩に当たる。そしてその岩が爆発四散した。
不知火「威力はいいのですが速度が出ないですね」
東方不敗「しかしようものにした。見事じゃぞ不知火よ」
不知火の頭を撫でる。
不知火「ありがとうございます。より一層励みたいと思います」
こうして修行が終わった。
東方不敗「皆、よく奥義を習得した。しかしこの技を多用することは許さん。これは約束せよ」
摩耶「まぁ大淀さんの胃がまたねぇもんな」
修行が終わって束の間、大淀より連絡が入る。
東方不敗「む、大淀より通信か。どうした大淀よ」
大淀『提督、ただいま提督たちが修行を行なっている島付近に深海棲艦が近づいていることがわかりました。数は二個艦隊、12隻です』
東方不敗「ふむ、わかった。こちらで対処する」
大淀『気をつけてください』
通信が終わると霧島が、
霧島「出撃ですか?今なら誰にも負けない気がします」
摩耶「いいねぇ、早速修行の成果見せてやりたいぜ」
不知火「ですが摩耶さん、奥義は使ってはいけませんよ」
木曾「だが普通に戦っても成果がわかる。いい機会じゃないか」
加賀「気を抜かないように、何があるかわからないわ」
様々な事を話しているがここで東方不敗が口を開く。
東方不敗「皆、すまないがここはワシに任せてくれんか。試してみたい事がある」
霧島「試したいこと、ですか?」
東方不敗「まぁ詳しいことは見てから話そう」
霧島「そうですか。皆んなも問題ないわね?」
一同が頷く。そして東方不敗に案内されあの場所へとたどり着く。
東方不敗「これがワシの愛機、マスターガンダムじゃ」
深海棲艦が出現し迎撃に向かう東方不敗たち。そして東方不敗の愛機マスターガンダムが始動する。
次回、14話 出撃、マスターガンダム