追伸
皆様のおかげでUAが30,000を突破いたしました。多くの方々に見ていただけて幸せですし、改めて艦これ、並びに東方不敗の人気を再確認しました。
これからもゆっくりの更新となってしまいますが走り抜くまで辞めるつもりもないので宜しくお願い致します。
-東方不敗鎮守府側待機場-
東方不敗「1戦目は落としたが気を引き締めよ。さすれば自ずと活路を見出すことができよう」
2戦目艦娘「了解!!」
東方不敗「羽黒よ、勝ち急ぐとろくなことがない。よく考え、よく周りを見るのじゃぞ」
羽黒「はい!!期待に応えるよう全力で挑みます」
東方不敗「うむ、では行って来るがいい」
東方不敗の声を聞くと艦娘達は抜錨し定位置についた。
羽黒「みなさん、相手は空母二、戦艦二、雷巡一、重巡一ですので航空攻撃と開幕雷撃に気をつけてください」
北上「私も早く雷巡になれたらなぁ」
霧島「そう言えば私達誰一人改装されていませんね」
摩耶「練度的には問題ないだろうけどよ。もしかして提督知らねえのかも」
加賀「ありえますが今嘆いても仕方ありません。目の前の敵に集中しましょう」
響「そうだね。向こうも艦載機を放つ準備してるしね」
羽黒「加賀さん、発艦準備お願いいたします」
加賀「大丈夫、鎧袖一触よ。心配いらないわ。明石さんに改修してもらった艦載機の実力試すいい機会ね」
そう言い終えると加賀は艦載機を放つ。その全てがなんと烈風改であった。
-古式側艦娘side-
赤城「あちらは加賀さん一隻のみですが対空を怠らないでください」
飛龍「了解!発艦します」
赤城、飛龍共に発艦を行なったが艦爆、艦攻のみ全て落とされてしまう。
赤城「くっ、やられました。制空権はこちらが有利ですが攻撃手段を全て絶たれました」
飛龍「流石加賀さんですね。攻撃失敗。大井さん魚雷宜しくお願い致します」
大井「わかりました。相手とは言え北上さんが見てくださっていますもの張り切って行きます!!」
大井から甲標的が放たれる。
-東方不敗側side-
加賀「制空権は取り損ねましたが全ての攻撃機を撃墜」
羽黒「上々ですね。魚雷来ます!!」
木曾「俺に任せろ!!」
木曾が飛び出し魚雷へと向かいそして抜刀し、
木曾「ふん!」
魚雷を切り裂いた。
北上「おお、あれが甲標的かぁ。まだ持てないけど私はこんなこともできるんだよねぇ」
そう言うと北上は魚雷管から魚雷を一本取り出した。
北上「大井っちー、行くよ〜」
北上は魚雷を大井へ向け投げた。
-古式側side-
大井「魚雷を切り裂いた?!なんて無茶を」
赤城「ん?何か飛んで来てますね。大井さんへ向けて」
大井「へ?」
大井が視認した時にはもう遅かった。突如飛来した魚雷がヒットしたのだ。
大井「きゃー!!」大破
武蔵「ぎょ、魚雷だと?奴らに雷巡はいないはずでは無かったのか」
足柄「武蔵さん、相手はあの東方不敗提督の艦隊よ。何があっても不思議じゃないわよ」
武蔵「む、そうであった。皆ここから気を引き締めよ!!」
大井が大破し戦線離脱したのち艦隊の距離が縮まり砲雷撃戦の距離へと変わった。
羽黒「木曾さん、先頭に立ち砲撃を撃ち落としてください。皆さんは各々戦いやすい距離で戦闘を行なってください」
東方艦隊「了解!!」
武蔵「出鼻を挫かれたか、奴らを近づかせるな。インファイトに持ち込まれてはこちらが不利。一定の距離を取りつつ砲撃を行え!」
古式艦隊「了解」
古式艦隊は距離を開けつつ砲撃を行うが、直撃弾は全て木曾によって切り捨てられる。
足柄「あの木曾直撃弾は全て切り捨ててるっていうの?」
武蔵「しかもあのスピードを出しつつか。クソ、まずいな」
赤城「加賀さんって低速ですよね?早すぎませんか」
飛龍「蒼龍から聞いてましたがさらに強くなってません?」
榛名「これは大丈夫じゃないですね」
開けていた距離が徐々に縮まり両艦隊が対峙した。
武蔵「チッ、こちらの方が数が少ないが一人に対して二人で当たれ!!」
古式艦隊「了解」
羽黒「皆さんは落ち着いて各個撃破に当たってください」
東方艦隊「了解」
-武蔵、榛名side-
武蔵「やはり貴女がこちらへと来たか」
霧島「ええ、今回は榛名もいますが」
榛名「報告は聞いていますので。これでも数は足りないと思いますが」
武蔵「そうだな。貴女達に当たるなら一人につき一個艦隊は欲しいな」
霧島「それは買いかぶりすぎですよ。流石に6対1は厳しいですね」
榛名「無理ではなく厳しいですか。榛名なら諦めてますよ」
霧島「榛名?どんな劣勢でも諦めてしまっては勝機なんて見えてこないわよ」
武蔵「確かにそうだな。では我々も諦めず挑もうではないか」
榛名「そうですね。榛名、推して参ります!!」
榛名の砲撃が霧島へと襲いかかる。
霧島「遅い!!」
霧島はかつてのように拳で起動をそらすことなく見切って更に距離を縮める。
武蔵「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
武蔵は艤装を盾にし体当たりを霧島に放つかま片手で止められてしまう。
霧島「前よりもインファイトが上手くなってますね。今のは避けられませんでした」
武蔵「片手一本で止められるとは思ってもいなかったがな。だが榛名!!」
武蔵が叫んだ後榛名は武蔵を足台にし空中より奇襲を行う。
榛名「やぁぁぁ!!」
霧島「その奇襲は駄目よ榛名」
霧島は榛名の艤装に狙いをつけ拳を振り抜く。そして榛名は大きく吹き飛んだ。
榛名「うっ、榛名は大丈夫です」大破
武蔵「あの奇襲をいとも容易く」
霧島「あの奇襲はよろしく無かったですよ。空中なんて移動できないのですから狙ってくださいと言ってるようなもの」
武蔵「どうしたものか。以前戦った時よりはるかに強くなっているではないか」
霧島「それはお互い様です。貴女方もとても強くなっているので油断ができない状態ですから」
武蔵「褒め言葉としていただいておこうか。霧島よ、すまんが榛名が撤退するまで少し待ってはくれんか」
霧島「そうですね。あの状態で戦いに巻き込まれると危険ですものね」
榛名「うぅ、お気遣い感謝します。次はもっと鍛えて来ますね」
霧島「大丈夫よ、榛名。だって榛名は私の姉妹ですもの、もっと強くなれるはずよ」
榛名「はい、必ず霧島の背中を追いかけますね」
榛名がリタイアしたが、戦艦同士の戦いはまだ続く。
-赤城、飛龍side-
赤城「やはりこちらに来たのは加賀さんでしたか」
飛龍「響ちゃんも一緒ってのは驚きましたがね」
加賀「ええ、やはり他の空母の方とやり合いたいというのはありましたし」
響「私は強くなったことの証明かな。大きな相手にも負けないというところをみんなにも見せたくねて」
飛龍「ありゃ、なら私たちは舐められてるのかな?」
赤城「飛龍さん、それは違いますよ。響さんは我々と同等かそれ以上でなければ挑んで来ないでしょう。ですよね?」
響「もちろんだよ。でも慢心だけはしない。全力で行くからね」
加賀「そうですね。我々は慢心などしない。己の全力で挑ませてもらうわ」
赤城「我々も本気以上の実力を出さなければすぐ負けてしまいそうですね」
飛龍「蒼龍も言ってたもんね。油断なんてするもんですか」
響「私は飛龍さんに挑ませてもらうよ」
加賀「そう。なら私は赤城さんに挑むとするわ」
赤城「一対一ですか。それこそ慢心では?」
響「そんなことはないよ。相方への配慮を考えればこれが無難だね」
飛龍「なるほどね。赤城さん、加賀さんの方よろしくお願い致しますね」
赤城「ええ、加賀さん。胸をお借りしますね」
加賀「こちらこそ赤城さんにそして皆んなに認めていただくよう挑みます」
加賀と赤城、響と飛龍の戦いが始まった。
-飛龍、響side-
飛龍「先手必勝!行くよ響ちゃん」
響「加賀さんに攻撃機全て落とされていたけど大丈夫かい?」
そう、先ほどの航空戦で赤城と飛龍の攻撃機は落とされていた。しかし飛龍は、
飛龍「響ちゃん、虎の子ってのは最後まで置いておくものだよ!!友永隊、発艦!!」
飛龍から放たれたのは天山一二型(友永隊)と呼ばれる艦載機だ。既存の艦載機の中でもトップクラスの性能を持つ艦載機だ。
響「発艦せずにいたんだね。これは本気でやるしかないね」
飛龍「どうする響ちゃん!!」
響に友永隊が襲いかかる。しかし響はその場で目を閉じた。
飛龍「ありゃ?諦めたのかな?」
友永隊が響へ向け攻撃を行う。しかしその攻撃は一撃たりとも響に当たらなかった。そう響が目を閉じた状態で全て避け切ったのだ。
飛龍「え?!」
響「殺気を追えば自ずとどこへ攻撃してくるのかよくわかるもんだね」
飛龍「くっ、もう一度って、え?」
飛龍がもう一度艦載機を放とうと試みるが目の前に響はいなかった。
飛龍「え?どこに行ったの?」
響「殺気はこうやって殺すんだよ覚えておくといいね」
飛龍「え?」
飛龍が声のする方を向くとそこには主砲、魚雷を後ろで構えている響の姿があった。
響「どうする?続けるかい?」
飛龍「え?なんで?いつ?」
飛龍が軽くパニックになっているが響が続ける。
響「驚いているところ悪いけどどうするんだい?こっちは一撃で落とすつもりなんだけど」
飛龍「わ、わかった。降参する」
響「賢明な判断だね。じゃあ戻ろうか」
響は淡々としているがそれと真逆の反応でそこから動けない飛龍がいた。
-赤城、加賀side-
赤城と加賀は見合ったまま動かなかった。加賀は出方を伺うために、赤城は隙を探すためだった。
赤城(流石は加賀さんね。全く隙がない、それどころかどこでも迎撃できるだけの腕を持ち合わせているようね)
加賀(流石は赤城さん。隙がないと見るや迂闊に攻め込んで来ない。しかしわざと隙を見せてもバレる)
一航戦の間では既に静かに戦闘が始まっていた。
赤城(加賀さんの武器は一撃必殺の足技と聞いてます。あの足技どうするかが問題ですね)
加賀(赤城さんの警戒はおそらく足技。あまりやりたくはないですがここは)
赤城(悩んでいても仕方がないですね。あまりこういう戦い方は好きではないのですが)
そしてついに赤城が動いた。
赤城「行きます!!」
赤城が加賀めがけ駆ける。
加賀「受けて立ちます」
加賀も赤城へ向けて駆ける。そして両者がぶつかる。
赤城は体当たり、加賀は両腕でその赤城の体当たりを受け止める。
赤城「くっ、結構な勢いで突っ込んだはずなのに」
加賀「ええ、鍛えてなかったら吹き飛ばされていたと思います。ですがこの距離、譲れません」
加賀は抑えていた赤城を離す。
赤城「あ…」
赤城が体勢を崩し前のめりに倒れる。
加賀「赤城さん、すみませんとだけ言っておきます」
加賀は赤城を蹴り上げる。
赤城「ぐっ」
宙に舞う赤城を加賀は拳で捉える。
加賀「はぁ!!」
赤城は数メートル吹き飛び着水。大破してしまった。
加賀「少し、やり過ぎてしまったでしょうか」
響「そうだね。やり過ぎだと思うね」
飛龍「あ、赤城さーん!!」
加賀「響、終わったのかしら?」
響「終わったよ。とは言え私はそこまでしてないけどね」
加賀「そう、私もまだまだってことね。飛龍、赤城さんを頼めるかしら」
飛龍「あ、はい直ちに」
気絶している赤城を飛龍が担ぎ自陣へと戻っていった。
-足柄side-
足柄「ねぇ、なんで私のところだけこんなにいるのよ」
羽黒「す、すみません足柄姉さん」
摩耶「旗艦を守るのは当然だろ?」
北上「そだね〜。はぐろんを守らないと私達も負けるかもだしねぇ」
木曾「ま、そういうこった。我慢してくれよ」
足柄の元へは羽黒、摩耶、北上、木曾の四人が向かったのだった。
足柄「過剰戦力にもほどがあるでしょうに」
羽黒「大丈夫です。ここで戦うのは私だけですから」
羽黒の発言を聞き足柄の顔つきが変わる。
足柄「それは私への挑戦ということでいいのかしら?」
羽黒「はい、私は今までの私とは違う。足柄姉さん達が知ってる私じゃないと知ってもらうためにも引けないんです」
足柄「ふぅん。うちの羽黒とは違うのね。いいわその提案飲みましょう。その代わりあなた達は」
摩耶「あぁ、わかってる。手はださねぇよ」
木曾「そんな無粋な真似できるわけねぇだろ」
北上「羽黒んの強さは私たちがよく知ってるからねぇ」
足柄「いいわ、ならやりましょうか。摩耶とやりあってから特訓したのよ。そうやすやすと、しかも妹に負けてられないもの」
羽黒「足柄姉さんありがとうございます」
二人は距離を取り向かい合った。
足柄「いつでもいいわよ」
羽黒「では、行きます!!」
羽黒が突っ込む。それと同時に砲撃を行なっていた。
足柄「その砲撃は無駄よ!!」
足柄が砲撃を行う。すると羽黒が放った砲撃を撃ち抜いた。
摩耶「あの技は」
そう、以前の戦いで摩耶が見せたものそのものだった。
羽黒「くっ、これなら」
羽黒は魚雷を放つ。しかしそれも足柄によって撃ち抜かれ、巨大な水柱が上がる。
足柄「いくら撃ってきても撃ち抜いてあげるわ」
足柄は随分と修行を積んできたのがよくわかる。しかし羽黒も負けてはいなかった。
羽黒「これならどうですか!」
足柄「なっ」
羽黒は大胆にも魚雷によってできた水柱から現れた。
羽黒「この距離なら!!」
羽黒は近距離にて主砲を放つ。しかし、
足柄「甘いわよ!!」
近距離で放たれたにもかかわらずその主砲をまた撃ち抜いたのだ。しかしそれは罠だったのだ。
爆風の中を突っ込んで足柄との距離をさらに詰めたのだ。
足柄「なんですって?!」
羽黒「足柄姉さんならこの距離も撃ち抜いてくると思ってましたが正解でした」小破
足柄「下手すれば中破じゃ済まないわよ」
羽黒「どうしても引けなかった。だから強攻策に出たまでです」
羽黒と足柄の距離がゼロになる。そして羽黒は足柄の両手を掴んだ。
足柄「くっ、得意の距離に入られた」
羽黒「この距離なら打ち抜けない!!主砲斉射!!」
羽黒の超至近距離射撃が足柄を打ち抜き勝負がついた。
足柄「くっ、油断したわ。まさかこんな方法をとるなんてね、やられたわ」大破
羽黒「相手が思いもしない戦術です。他の私じゃできないような、私だけの戦法です」
足柄「負けた側が言うことじゃないけど、あまり無理をするもんじゃないわよ?」
羽黒「え、あ、す、すみません」
足柄「そういうことだけは変わらないのね」
半ば呆れながら足柄は呟いた。そして、
古式『そこまでです。時間がきましたので戦闘を終了してください。この演習、古式艦隊が大破者が五人、東方艦隊が大破者0人ですので東方艦隊の勝ちとなります』
アナウンスが告げられ2戦目は東方不敗側が勝利した。
2戦目を勝利した東方不敗鎮守府。そして以前戦った艦隊同士が再戦する。
次回、18話 それぞれの再戦
いつもながら更新が遅くて本当に申し訳ありません汗
これからもゆっくりになりますが更新いたしますので宜しくお願い致します。