とある平行世界の聖杯戦争~受け継がれるもの~ 作:レイン0630
私「すみませんもう少しお待ちください」
エル(誰この二人……)
彼女の通う中学は今週中に閉鎖、廃校となる運びだった。
そして今日は卒業式。式を終え、皆、悲しいのか嬉しいのか混ざりに混ざったよくわからない空気である。そんな中を衛宮エルは独りで荷物の整理をしていた。まとめ終え、いざ生徒会室へ行「衛宮!」
「え?」
唐突に名前を呼ばれ思わず声が出てしまった。恥ずかしい。
と言うより明らかに今ナレーターさんの解説切ったよね?
と、心の中で突っ込みながら
「あぁ、間桐か。どうしたんだい?
声の主はクラスで1番と言っても過言ではない程自遊人な
間桐響也だ。彼とは幼い頃から付き合いがあり、いわゆる幼馴染という奴だ。ただ、保育園からずっと同じ進路なのは少し怖い。
「あ、あぁそうだ。君に用がある。この後時間はあるかな?」
何故か狼狽している響也。
「ごめん。この後少し用があるんだ。急ぎの用かな?」
「あ、いや別にそうゆう訳じゃないんだけど…」
「そうか、じゃあ」
「あ」
颯爽と教室を後に「ちょっと待て衛宮!!!」おい。
少し鬱陶しいなという顔で振り向き彼を見据える。
ビクンと体を震わせたがハッと我に返り彼も自分の方を見る。
「え、衛宮!じじ実はッずっと君が気になっていたんだっ!あの…だからっ!」
何だ、そう言う事か。
「ごめん。そう言うの、分からないんだ。だから、ごめん。」
そう言って踵返した。
エルが居なくなり、ポツリと独り立ちすくんでいた響也はわなわなと震えだした。そんな彼の、いや最初から覗き見していた少女3人組は、慌てた様子で駆け寄る。
「大丈夫響也さん!?それにしても彼女サイテーだよね!響也さんが告ってくれたのに!真顔であーやって!!」「そうそう!!」と、機嫌を取る二人。
「あんな奴、顔がいいからってすぐ調子のんだよな!」「なんか仕返ししようよ!」「それイイね」と何やら不穏なことを言い始める二人。
「ちょっと辞めとこうよ。」と、今まで黙り込んでいた1人が、不安な表情で止める。
「は?バレなきゃあいいじゃん」
「いや…でも…あの人「そんな事はどうだっていい!!」
いきなり大きな声で響也が止めにかかった少女の声を遮る。
「彼女は、きっと…そうだ!きっと恥ずかしかったんだ!!そうに違いない!!そんな事ならきちんと、考えてもらう時間をあげて、もう一度チャンスを与えればいい!!」
と、どう考えたそうなるのか、当の本人が居たら問い正していただろう。そのまま響也は独りで自分の妄想世界に飛び込んでいく。少女3人組は、驚き、慌てて機嫌を取る。ただし、1人だけ、止めにかかった少女はほっとしていた。響也によって遮られた言葉を、言わずに済んで。自分達がバレないようにかくていたのがもしかしたらバレていたかもしれないなんて。
(気のせいだよね…まさか…)
そう、まさか目が合っていたなんて。ほかの二人が信じてくれるはずが無かった事だ。何故なら3人は、教室側から見ればただの窓ガラスだが、特殊な加工がされており、廊下側からは見えないものになっている。3人は教室側から二人の様子を伺っていた。まず見えるはずがないのだ。少女はそこで考えるのをやめ、響也の機嫌取りに参加する。響也からの仕打ちが怖いのもあるが、それ以上に、今考えていたことを早く忘れたかったのだ──。
きずけば2ヶ月くらい経っていました。すみません本当に。
早くしないと私のクビが…(ブルり)
あの人の怒りを買う前に頑張って次書きます。
また、修正当、教えてくださってありがとうございます!
彼は召喚されるのか。
次回、非日常の始まり
次もどうか、よろしくお願いします(笑